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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

加齢と「睡眠力」

カマヤンのブログ記事の一節だが、年を取ると「睡眠力」が落ちるものらしい。
私はべつに鬱病らしい気配はないのだが、睡眠力が激減している。
たとえば、昨日などは、昼の1時半ころ寝て、夕方6時半くらいに目が覚めた。
寝るのが異常に早いのは、昼飯の時に酒を飲むからだろうと思うが、それよりも、老来起床時間が早くなったのを、それに合わせて早寝するようにしていたら、自然と超早寝早起きになったのであるwww
しかし、睡眠時間5時間で十分かと言うと、やはり起き抜けには頭がすっきりしないし、起きている間にしばしば眠気がさす。それくらいなら普通の人のように夜は11時くらいに寝て、朝は7時くらいに起きる生活をすればいいとは思うのだが、就寝時刻や起床時刻は習慣化するとなかなか変更は難しい。
「睡眠力」の話に戻るが、眠るのにも体力が要る、ということは一部で言われている。若いころには「睡眠力」旺盛であるわけだ。年を取ると、十分な睡眠を取るのが難しくなる。
まあ、日中になるべく体を動かして、体を疲れさせておけばいいのだろうが、年よりはだいたい体が不自由だから運動もままならないものだ。




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処方してもらっているジアゼパムと、処方されるきっかけになった不眠症(朝4時~5時くらいに目が覚めて眠れない症状と、睡眠不足による情緒不安定)から、病名を推定してみようとグーグルで検索してみた。
検索の結果、素人考えでは、どうも可能性が高いのは、うつ病のようだ。
あれ、そうなんだ? 俺が「うつ病」という言葉から連想していたのとは症状がちょっと違うな。
とはいえ、ジアゼパムを飲まないでいると「悔しい」という言葉が四六時中出るし、共感力や感受性が自覚できるほど低くなっているし、ジアゼパム飲まないでいると睡眠障害もあるし情緒不安定になるし、生活がちっとも楽しくないから、まあそうなのかな。

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睡眠時無呼吸症候群の可能性もあるので、そっちも後日検査してみよう。

入浴と老化対策

老人というのは体温が低くなり、そのために免疫力も低下している、というのが私の考えだが、入浴が免疫力増強に効果があることは多くの人が言っている。
癌細胞も高温に弱いらしく、何かの事情でサウナでしばらく気を失っていた癌患者が、その事故の後、癌細胞が消えていた、という話も読んだことがある。まあ、本当か嘘かは知らないが。実際、タンパク質は熱に弱いのだし、癌細胞もタンパク質なのだから、通常細胞より温度による変性点が低ければ、やや高温の湯やサウナに入ることで癌細胞だけ退治できてもおかしくはない。
卵の黄身と白身は熱による凝固の温度が違うはずである。だから、低温で茹でるのと高温で茹でるのではゆで卵の出来上がりが違う。それと同じことだ。
なお、入浴時に湯船の中で下半身の関節(股関節)を広げるストレッチをやると、関節の可動域が広がり、これも老化による身体機能低下の防止対策になる。お湯の浮力のために、空気中の運動より負担が少なくなるから楽である。それに熱によって体自体が柔軟になっているということもある。





“入浴習慣のある高齢者は要介護リスク低くなる”調査結果がこちら

1: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2018/11/12(月) 12:24:13.98 ID:ID:CAP_USER9.net
日頃から風呂につかる習慣がある高齢者は介護が必要になるリスクが低くなるという調査結果を、千葉大学などの研究グループがまとめました。研究グループは、入浴を介護予防の対策としてより活用すべきだとしています。

千葉大学などの研究グループは、入浴が健康に与える影響を調べようと、全国18の市町村に住む要介護認定を受けていない高齢者およそ1万4000人を対象に、3年間かけて大規模な調査を行いました。

調査では、ふだん、どれくらいの頻度で風呂につかっているかなどを事前に調べたうえで、3年後の状態を確認し、そのデータを統計的な手法を使って分析しました。

その結果、冬場に週7回以上、風呂につかっている高齢者は、週2回以下の高齢者より介護が必要な状態になるリスクが29%低くなったということです。

研究グループは、高齢者の入浴は、事故や病気などに十分注意することを前提に、介護予防対策としてより活用すべきだとしています。

千葉大学附属病院の八木明男医師は「入浴が健康にいいことが学術的にも立証できた。1人暮らしの高齢者には、施設などでの入浴をうまく組み合わせて入浴を促すことが大切だ」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181112/k10011707021000.html



「理学療法」の命名者は誰か

私はこの「理学療法」という名前が大嫌いなのだが、誰が命名したのだろうか。そいつが存命者なら、今すぐ殺したいくらいだ。日本語というものへの冒涜である。
physicalには「物理の」の意味もあるが、「身体的な」の意味もあり、療法としては、そちらが主だろう。ただし、「身体療法」では普通の医療もすべて身体が対象なのだから意味不明であるとして特に名付けるなら「身体機能回復作業」か、「物理的作業療法」だろう。「理学」などという、まるで「学術」の話か、という詐欺的名称を誰がつけたのか。



理学療法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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理学療法
治療法
Physical Therapists at work.jpg
ICD-9-CM 93.0
MeSH D026741
1980年代の理学療法士教育課程

理学療法(りがくりょうほう、英語: physiotherapy、physical therapy)とは身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、及び電気療法マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。

理学療法の中には、大きく分けて、運動療法物理療法、動作訓練がある。

また能力障害が残ったときには、基本的動作や日常生活活動を改善するための指導、そして社会生活を送る上で不利な要素を少なくするため、福祉用具の選定や住宅改修・環境調整、在宅ケア等も含まれる。近年では、生活習慣病の予防、コントロール、障害予防も理学療法の対象であるといえる。



高齢者の排尿トラブルとその対処法

以前に尿意切迫感は加齢によるものだ、と山本弘のブログ記事引用の前置きに書いたが、私自身、その傾向がかなりあるので、それに関する記事を載せておく。健康関係メモだ。

(以下引用)


高齢者の排尿トラブルの原因と対策
情報誌けあ・ふるVOL.88(2016/7) 掲載

東京都リハビリテーション病院 副院長
鈴木 康之先生

尿の量と色をみて適量の水分摂取を

 加齢とともに、「トイレが近い」「尿漏れがある」「尿が出にくい」など、排尿のトラブルを抱える人が増えてきます。尿漏れや頻尿などのほとんどは重大な病気ではありませんが、QOL(生活の質)を大きく損ないます。一方、血尿や膿尿などは命に関わることもある病気の危険信号として注意が必要です。東京都リハビリテーション病院副院長で、泌尿器科専門医・指導医の鈴木康之先生に、高齢者の排尿トラブルの原因と対策をお聞きしました。

加齢とともに増える過活動膀胱

 40歳を過ぎたころから、頻繁に排尿したくなる頻尿や尿漏れ(尿失禁)など、排尿の悩みを持つ人が増えてきます。
 頻尿や尿失禁の原因は、膀胱が過敏になって急な尿意を覚えてしまう「過活動膀胱」や感染による「膀胱炎」、骨盤の中で内臓を支える「骨盤底筋のゆるみ」「前立腺肥大」など様々です。いずれも生活の質を低下させる要因となります。
 特に過活動膀胱は40歳以上の日本人の12・4%にみられ、加齢とともにその割合は増えていきます(図1)。過活動膀胱の症状は、①尿意切迫感(がまんできないような尿意を感じること)、②日中および夜間の頻尿(頻繁に排尿したくなること)、③切迫性尿失禁(排尿をがまんできずに尿を漏らすこと)で、このうち少なくとも①と②の症状があって、ほかに原因となり得る膀胱炎などの病気がない場合に「過活動膀胱」と診断されます。
 過活動膀胱の症状があると、たびたびトイレに行きたくなってしまうので、社会活動にも支障を来し、著しくQOL(生活の質)が損なわれます。夜間頻尿は、睡眠不足になるだけでなく、特に高齢者では転倒のリスクも大きくなります。
 鈴木先生は「過活動膀胱の最大の原因は、排尿をコントロールしている自律神経系の機能の加齢による衰えです。個人差は大きいのですが、高齢になるほど起きやすくなります。また、加齢とともに、腎機能や筋力は低下するので、身体が活動している日中は腎臓に回る血液量が減り、尿量は減る傾向にあります。その分安静にしている夜間に尿量が増え、夜間頻尿が起こりやすくなります。動脈硬化で血流が悪くなると日中の尿量減少が顕著になるので、排尿トラブルを防ぐには、糖尿病や高血圧といった動脈硬化を促進させる生活習慣病を防ぐことが大切です」と説明します。
 一方で、頻尿や尿漏れの原因が病気や身体の機能の低下ではなく、水分の摂り過ぎによることが少なくありません。この場合は、身体に悪いところはないので、特別な「治療」の必要はなく、重大な影響を及ぼすこともありません。摂取する水分を控えるだけで症状は軽快します。暑い時季は熱中症の予防のために十分な水分摂取が勧められますが、摂り過ぎにならないように注意が必要です。
 これとは逆に、水分摂取を控え過ぎ、尿量が極端に減ると、身体には様々な負担がかかります。腎臓は血液をろ過したうえで、身体に必要な成分や水分を再吸収し、残りの老廃物を尿にして膀胱に溜めます。水分摂取が少ないと、体内の水分バランスを保つために腎臓で再吸収する水分量を増やさなければならなくなり、腎臓にも大きな負担がかかります。尿は濃く少なくなり、細菌が繁殖しやすいうえ、尿量が少ないために排尿によって膀胱や尿道から細菌を排出しにくいので、感染を起こしやすくなります。さらに尿が濃くなると結石もできやすくなります。

まずは自分の排尿状態を知る

 健康な人では「喉が渇いたら水を飲む」程度が水分摂取量としてはほぼ適量とされます。ただし高齢者では「喉が渇く」感覚が衰えてくるので、水分摂取が不足しがちです。水分の摂取量が適切かどうかは、1日の尿量をみるとわかります。そのために役立つのが「排尿日誌」です。排尿のたびに出た尿の量を計り、排尿時間と排尿量、水分摂取量を記録し、1日の総尿量と総水分摂取量をみます。3〜4日記録すれば、大まかな状態が把握できます。
 「体重にもよりますが、1日に2リットル以上の尿が出るなら水分の摂り過ぎです。また1リットルより少なければ水分が不足といえるでしょう。特に寝たきりの方は、尿量が少なすぎると感染などを起こしやすいので、尿量の確認は大切です。排尿日誌をつけるには、計尿カップなどの用意も要るので、できれば泌尿器科の医師の指導のもとで記録するとよいでしょう」と鈴木先生はアドバイスします。
 尿量の多い少ない(すなわち水分摂取の多少)は、計尿カップがない場合にも、おおまかには、尿の色をみるとわかります。薬などを飲んでいないなら、うっすらと黄色いぐらいがちょうど良い尿量です。色がほとんどないほど薄い場合は尿量が多いということなので、水分摂取が多いといえます。また、尿の性状で病気がわかることもあります。血尿や濁った膿尿は特に要注意です。排尿時には、尿の色や状態もチェックします。
 鈴木先生は「痛みやかゆみなどがなくても、血尿が出るのは尿の通り道に何か異常があるということです。膀胱がん、腎臓がんなどの大きな病気が隠れている可能性があります。また、膿尿は膀胱炎などの感染症を起こしている可能性があります。いずれも、泌尿器科で精密に検査を受ける必要があります」と注意を促します。

排尿後は膀胱に尿を残さない

 排尿する際にもう一つ重要なことは、膀胱に溜まった尿を残さず出すことです。膀胱には、大きく2つの働きがあります。尿を溜める機能と尿を出す機能です。前者の機能が低下すると、前述のように膀胱が勝手に収縮してしまう過活動膀胱などになり、頻尿や尿漏れを起こします。これは生活の質の維持のためには困りますが、命に関わるわけではありません。
 一方、膀胱から尿を出せないのは大きな問題になります。膀胱に尿が残った状態が続くと、腎臓へ尿が逆流し、腎臓の機能が低下することがあるからです。感染症の原因にもなります。「尿の性状も1日の尿量も悪くないのに、腹部や排尿の際に違和感がある場合には、尿を出し切れていない可能性があります。超音波検査で排尿後の膀胱の残尿量を測るほか、腎機能の状態や感染症の有無を調べ、早期に原因を診断して処置を行う必要があります」(鈴木先生)。

排尿はできるだけ座位で

 尿を出し切るには、排尿時の体位が肝心です。通常、仰向きに寝たままではうまく排尿できません。おねしょはがまんできないほど尿が溜まっているので例外です。
 寝た状態で排尿しにくい理由は、腹圧が効果的に膀胱に作用しないからです。尿を出すとき腹圧で膀胱の収縮を助けますが、仰臥位では腹圧の方向と膀胱が尿を押し出す方向が異なります(図2)。座位なら、腹圧と尿が出る方向が同じになり、尿を出し切ることができます。
 このため、臥床がちの方は日中できるだけ離床し、座位で排尿するようにすることが大切です。トイレで排尿するのが一番ですが、トイレが使えずオムツであっても、排尿時にはベッドの背を上げたり座位をとるようにするとよりスムーズに排尿できます。オムツを使用している場合には尿路感染症を防ぐため、こまめにオムツを交換し、会陰部を常に清潔に保つことも大事です。

手足を動かし筋力アップを

 また、手足を動かし、運動機能を上げることも排尿の力をアップさせます。膀胱も手足の筋肉と同様に運動神経と知覚神経がつながっており、手足の筋肉を鍛えることで膀胱の筋肉も鍛えられるからです。脳卒中後はリハビリテーションで手足が動くようになると、排尿もしやすくなることが多いようです。
 過活動膀胱の治療薬として副交感神経の働きを抑える作用(抗コリン作用)がある医薬品が使われますが、これらの薬の作用で排尿がしづらくなっていることがあります。鈴木先生は「薬を服用していて尿が出づらい場合には、主治医や薬剤師に相談するとよいでしょう。自分でできること、介護する人ができることを考えながら、上手に排尿ケアをしてください」と話しています。