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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

高血圧と腎臓

この前から腎臓関係の記事を転載しているのは、腎不全の症状ではないかと思われる浮腫が顔や首に出ているからだが、腎臓とは関係の無い症状かもしれない。まあ、高血圧と腎臓の健康とは深い関係があるようだから、無駄にはならないだろう。私は、高血圧から脳溢血で即死というのは大いに歓迎するが、人工透析などしながら生きるのは御免である。



高血圧との関係

腎臓と血圧は深く関わり合っています。塩分(食塩)を摂りすぎると高血圧を発症しやすくなりますが、腎臓は余分な塩分と水分を排出し、血圧の調節を助けています。しかし、高血圧が長く続くと腎臓の血管が傷み動脈硬化による腎臓病「腎硬化症」を発病しやすくなります。その結果、
【1】腎臓の機能が低下し、尿として水分やナトリウムを排泄(はいせつ)する量が減り、体内に水分やナトリウムがたまる(体液・血液量が増える)、
【2】動脈硬化などで腎臓への血流が減少すると、腎臓は血圧の上昇を助けるホルモンであるレニンの分泌を増やし、さらに血圧を上げてしまうという、悪循環に陥ると考えられています。



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加齢と帯状疱疹

帯状疱疹の原因

公開日:2016年7月25日 13:00
更新日:2019年6月21日 11:22

帯状疱疹はなぜ起こるのか

 帯状疱疹は他人から感染するのではなく、以前罹患した水疱瘡(水痘)ウイルスが原因で起こります。子どもの頃などに水疱瘡(水痘)を発症したことがある人は、体の中にウイルスが残っており、これが何らかの要因で再活性化したときに発症するのが帯状疱疹です。

 この水疱瘡(水痘)ウイルスは、水疱瘡(水痘)に初めてかかった時に、発疹(皮疹)から神経を通って、後根神経節といわれる部分に潜伏します。そのため水疱瘡(水痘)ウイルスは、水疱瘡にかかったことがある人なら誰でもが持っているものです。水疱瘡(水痘)も帯状疱疹も、同じウイルスが活性化することで発症しますが、1度目の発症を水疱瘡(水痘)と呼び、2度目の発症を帯状疱疹と呼びます(図)。

図:帯状疱疹の発症を示す図。水疱瘡ウイルスは水疱瘡にかかった時に、後根神経節に潜伏します。潜伏していたウイルスが活動を活性化することで帯状疱疹を発症する

図:帯状疱疹の発症

帯状疱疹を発症する要因

 2度目の帯状疱疹を発症させる要因には、加齢、疲労、ストレス、悪性腫瘍、重症な感染症、放射線や紫外線の曝露、免疫抑制剤や抗がん剤を使用したことによる免疫力の低下などが考えられます。

帯状疱疹を発症する要因のまとめ

 帯状疱疹を発症する一番の原因は「免疫力の低下」ですが、その要因をまとめると、次のようになります。

  • 高齢者(50歳以上)
  • 疲労
  • 悪性腫瘍
  • 重症な感染症
  • 放射線や紫外線を浴びたことによる曝露
  • 免疫抑制剤や抗がん剤を使用したことによる免疫低下
  • ストレス
図:帯状疱疹の原因のひとつであるストレスを抱える男性のイメージ。

 私たちがこのような免疫力が低下する状況になると、普段は眠っている水疱瘡ウイルスが活性化され、再び活動を始めます。帯状疱疹を発症した時は、体がひどく疲れていたり、大きなストレスを感じていたり、免疫力を低下させる何らかの要因が私たちの体に負荷をかけているということになります。

 高齢者が帯状疱疹にかかりやすくなるのは、加齢とともに免疫力が落ちてしまうためです。今後も平均寿命が延びてさらに高齢化が進めば、今以上に帯状疱疹にかかる人は増加することが予測されます。しかしながら、最近では年齢とは関係なく、20~30歳代の若い人でも、発症する人が多いようです。

帯状疱疹が再発する仕組み

 帯状疱疹は1度発症すると、水疱瘡(水痘)ウイルスに対する強い抗体ができますので、再発することはほとんどありません。しかし、中には数年後に再発することもあります。これもやはり、免疫力の低下と関係があります。

 水疱瘡(水痘)ウイルスに最初に感染して発症した時は、水疱瘡(水痘)と呼ばれます。この時、私たちの体の中には、水疱瘡(水痘)ウイルスに対する抗体が出来上がります。そのため、その後で同じウイルスに接触することがあっても、感染・発症までは至らずに過ごすことが出来るのです。また、体の中に残っている水疱瘡(水痘)ウイルスが、悪さをしないように見張っていることが出来ています。

 しかし、加齢や疲労、ストレスなどによって体全体の免疫力が低下すると、水疱瘡(水痘)ウイルスに対する抗体が上手く作られなくなり、体の中に残っている水疱瘡(水痘)ウイルスを見張っていることが出来なくなります。この状態で発症すると、帯状疱疹と呼ばれます。

 帯状疱疹を発症した時は、体の中でしっかりと抗体が作られるため、直後に再発することはほぼありません。ただし、数年が経過して加齢や疲労、ストレスなどによって免疫力が低下すると、再び水疱瘡(水痘)ウイルスの増殖力が強くなることがあります。すると、再び水疱瘡(水痘)ウイルスが神経の走行に沿ってどんどん増殖を始め、帯状疱疹が再発することもあります。

 しかし、体の中には水疱瘡(水痘)ウイルスに対する抗体を作る仕組みが残っていますので、再発しても軽症で済むことがほとんどです。中には再発を繰り返す人もいますが、症状の強さはだんだんと弱くなっていきます。

腎臓強化の運動

これも腎臓強化の方法。片足立ちは、腎臓に好影響があるとは知らないで、かなり前からやっていた。ヒップリフトは、横になるのが面倒そうだ。狭い家なので、横になる場所がない。この手の運動で、「息を吸いながら」とか「息を吐きながら」には、本当に意味があるのだろうか、疑問に思う。

(以下引用)


「ヒップリフト」は、膝を立てて仰向けになった状態からスタート。息を吐きながら、3~5秒かけてゆっくりとお尻を持ち上げる。そのまま5~10秒静止した後、息を吸いながらゆっくりとお尻を元に戻す。これを5~10回繰り返すのを1セットとする。1日3セットが目安だ。

「ダイナミックフラミンゴ」は椅子につかまり、胸を張って片足立ちをする。

「片足立ちを1分間続けるだけで、大腿骨の上端にある大腿骨頭に約53分歩いたのと同じ負荷がかかる。骨粗鬆症の予防・治療にもなります」(上月氏)

 こちらは左右の足でそれぞれ1分ずつ、朝昼晩の1日3回行なうとよい。目を閉じずに椅子につかまってバランスを保ち、転倒に注意して無理のない範囲で続けるといい。

「腎臓を健康に保つことに近道はない」(上月氏)という。日々の積み重ねが「肝腎」である。

※週刊ポスト2017年11月3日号

霞を食って生きられればいいが

酒もコーヒーも塩分もカリウムも肉も炭水化物もダメ、というなら、何を食って生きればいいのだwww
まあ、年を取ることの効用は、食欲や性欲など、欲望を我慢することがわりと容易になることなので、少しずつ食事制限をしていくことにしよう。




腎臓病とは-おしっこ大事典12

よいおしっこをつくる食事


脂肪たっぷり・たんばく質たっぷりの動物性食品を食べ続けると、おしっこが酸性化して、高脂血症や高尿酸血症、尿路結石症などになりやすいと言われます。反対に、食事に気を配れば、よいおしっこになり、健康を維持することができるわけです。つまり、よいおしっこをつくる食事とは、おしっこの製造にかかわる腎臓や膀胱に負担をかけない食事のこと。どんな食事になるのか、みてみましょう。

腎臓にやさしい食事
 塩分とたんばく質をとりすぎると、腎臓の糸球体の血圧が上がり、糸球体に負担をかけます。また、プリン体を含む食品を多くとると血中に尿酸が増えて、腎臓に負担をかけ、尿路結石の原因にもなります。

塩分はひかえめ(健康な人なら、1日10g以下に)
たんばく質はひかえめ(良質のもの)
プリン体はひかえめ

 さらに、エネルギー、炭水化物、脂肪などをとりすぎると、肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病を招きます。こうした生活習慣病は、直接的にも間接的にも腎臓に負担をかけることになります。
肉類、レバー、卵、貝類、お酒など。

膀胱・尿道にやさしい食事
 膀胱・尿道にやさしい食事のひとつめはたっぷりの水です。血液をドロドロさせないようにすることが大切で、適量としておすすめできるのは

冬・・・1~1.5リットル 夏・・・1.5~2リットル

 これらを昼に均等にとることがすすめられます。
また、下のような刺激の強い食品はひかえめにとるようにしましょう。


ひかえたい食品
コーヒー、紅茶、コーラなどのカフェイン含有飲料
柑橘類 チョコレート
アルコールやたばこ
スパイスのきいたトマト料理

 適量を知って、栄養バランスのよい健康食をとることが、よいおしっこにつながります。

腎虚のこと

「腎虚」というと、セックスのしすぎが原因の病気だろう、くらいに思っていたが、セックスとは無関係のようだ。で、尿トラブル(頻尿や膀胱過活動)にはここ数年悩まされているので、私も腎虚だろうな、とは思うが、しかし、症状が腎陽虚にも腎陰虚にも部分的に当てはまるので、困ったものである。まあ、メモだけしておく。




腎機能低下による尿トラブルに!「腎虚」を改善するための漢方薬の選び方

はじめに

腎臓の機能低下によって起こる症状を「腎虚」といいます。「腎」は現代的にホルモン調節機能や腎臓の機能を指します。実は、様々な尿トラブルがこの「腎虚」に深くかかわっているのです。

ここでは腎虚による尿トラブルを、漢方によって改善する方法をご紹介いたします。

腎虚の症状

尿トラブルをはじめとする加齢による様々な症状は、漢方的にいう「腎」機能の低下(腎虚)によって起こります。「腎」は現代的にホルモン調節機能や腎臓の機能を指します。そのため、腎機能が衰えると、以下のような症状が現れます。

  • 疲れやすく、根気がない
  • つまずきやすい
  • 白髪・脱毛が増えた
  • 夜に何度もトイレにおきる
  • 足腰がだるい
  • トイレが近い
  • 耳の聞こえが悪い
  • 足が冷えやすい
  • 小さな文字が見えにくい
  • 皮膚がかゆい

厚生労働省の調べによると、平成21年の日本人の平均寿命が男性79.59歳、女性86.44歳と、ともに4年連続で過去最高を更新したことが分かりました。高齢化社会になるにつれて加齢に伴う症状が増えることが予想されます。

目が見えにくくなった、トイレが近くなったなど加齢に伴うからだの悩みは、年をとったから・・・といって諦めてしまいがちです。しかし、尿トラブルは日常生活に支障をきたす上、なかなか相談しづらい悩みでもあります。

漢方薬は、そんな加齢に伴う症状に適しています。

腎虚には2つのタイプがあり、それぞれによって用いる漢方薬の処方が異なります。

腎虚の2つのタイプの見分け方

腎陽虚(冷えるタイプ)

エネルギー不足によって体が冷えるタイプです。尿の色は透明で、量が多いことが特徴です。四肢の冷えや、頻尿・残尿感・夜間尿などの尿トラブルが症状にあります。

腎陰虚(熱感があるタイプ)

潤いや栄養物質の不足によって、乾燥感や熱感を持っているタイプです。尿には色があり、少量です。乾燥感やのぼせ、ほてりが症状としてあります。

タイプ別「腎虚」に用いる漢方薬

腎陽虚に効く漢方薬

八味地黄丸=六味地黄丸+桂枝+附子

八味地黄丸(はちみじおうがん)は、腎陽虚のタイプでも四肢が冷えやすいことに加え、トイレが近く、頻尿、残尿感がある方におすすめです。体を温める作用があります。

牛車腎気丸=八味地黄丸+車前子+牛膝

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)は、腎陽虚のタイプでも四肢が冷えやすいことに加え、下肢がむくみやすく、腰痛がある方に最適です。むくみを除き、止痛作用があります。

六味地黄丸=地黄+山薬+山茱萸+茯苓+沢潟+牡丹皮

六味地黄丸(ろくみじおうがん)は、腎陰虚のタイプで、夜中にトイレに起きたり、疲れやすい方におすすめです。腎機能を高め、若々しいからだ作りをサポートします。

杞菊地黄丸=六味地黄丸+枸杞子+菊花

杞菊地黄丸(こきくじおうがん)は、腎陰虚のタイプで目が疲れやすく、乾燥しやすい、ほてりやのぼせがある方に最適です。目の働きを助けます。

すべての処方に「地黄」が入っており、胃部の不快感や下痢などが起こることがあります。症状が出た場合、服用を中止してください。

おわりに

いかがでしたか?

今はこういった症状がなくても、年齢と共に腎機能は徐々に衰えていきます。尿トラブルをおさえながら、元気に生活したいものですよね。もし、腎機能が気になった時は、ご自分がどのタイプの腎虚なのかを調べてみるといいかもしれません。

医薬品を服用の前には添付文書を確認し、用法用量を守って正しく利用してください。