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青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳
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国民病と言われるほど患者数の多い「糖尿病」ですが、自覚症状が乏しく、気づいたときにはかなり進行しているケースも少なくありません。前兆となるサインを知り、早期発見に役立てましょう。
糖尿病は初期段階では目立った自覚症状はなく、そのまま進行しやすい病気です。しかし、前兆として下記の症状が出ることがあります。
・多尿・頻尿
血糖値が高い状態が続くと、腎臓は血中のブドウ糖を尿として排出しようとするため、多尿や頻尿になります。
・のどの渇き
多尿や頻尿になると体内の水分は足りなくなるため、のどの渇きを感じやすくなります。そして水分をたくさんとることで、再び多尿の状態を招くことになります。
・疲労感
高血糖の状態が続くと体内のインスリンの働きが悪くなり、炭水化物などの糖質をエネルギー源として吸収できなくなっていきます。
そして代わりに脂肪や筋肉をエネルギー源として使うようになるため、異様に疲れやすくなります。また、このメカニズムで体重が減少したり、食欲が異常に増えたりすることもあります。
糖尿病になると、足のしびれや冷え、火照り、痛み、こむら返りなど、感覚・運動障がいが出ることがあります。これは糖尿病の合併症の一つ「糖尿病性神経障がい」の可能性のある症状で、すでに初期段階ではなく、糖尿病がある程度進行しているサインです。
糖尿病になると血中のブドウ糖が増え、血液がドロドロになり、足先まで酸素が行き渡らなくなります。すると末梢神経に異常が出て、足の感覚が麻痺し、上記の症状が出るようになるのです。
糖尿病性神経障がいが進行すると、血流の悪化や免疫機能の低下によって、足の爪や皮膚に以下の異変が見られることがあります。
・巻き爪
・爪が分厚くなる
・爪白癬になる
・タコや魚の目ができる
・皮膚が乾燥し、ひび割れが起こる
・むくみ
糖尿病性神経障がいが進行すると、もっと足の感覚は鈍くなり、皮膚のひび割れやタコができても気付きにくくなります。するとそういった傷から細菌が侵入し、感染症を起こして皮膚の細胞が壊死し、腐敗部分が変色して、足の切断を余儀なくされることもあります。
あまり知られていませんが、血中のブドウ糖を排出するために多尿になると、皮膚の水分も不足して乾燥し、かゆみが引き起こされることがあります。また、高血糖状態が続くと末梢血管が傷つき、顔や手足の皮膚が赤くなることがあります。
その他にも、糖尿病になると感染症にかかりやすくなるため、カンジダなどの真菌に感染して陰部がかゆくなることがあります。
糖尿病は進行するとともに、上記のような症状が現れやすくなっていきます。足の症状が出たときにはすでに症状が進んでいる段階なので、血糖値が高めの方は、のどの渇きや多尿などの前兆症状の段階で一度病院を受診してください。
株式会社SPLENDID在籍 医師 山本 康博
提供元:株式会社SPLENDID、株式会社ライフケアパートナーズ
栄養士さんとお話してきた。目から鱗の話ばかりであった。プロってすごい、かっこいい。個人的に一番紙に書いて貼っておこうと思ったのは「バラ肉は、精肉のカテゴリーではない、油脂のカテゴリーだ」ということだ。ベーコンもだ!アボカドも果物じゃなかった、油脂だった!うおーん!
現在、高血圧症患者様は日本に2~3千万人いると言われ、いわゆる生活習慣病の一つです。高血圧が長期にわたって続くと、いわゆる「血管病」、中でも動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞などを突然起こしますが、他の生活習慣病の糖尿病やコレステロールや中性脂肪が高くなる高脂血症と同様、通常は症状に乏しく、放置されやすい病気です。症状と言えば、よく昔から血圧が上がって頭が痛いと言いますが、最近になって頭痛と血圧は無関係であることまで証明されてしまいました。まさに、サイレントキラー/静かなる暗殺者と言えると思います。
そもそも、血圧がどう成り立っているかと言うことですが、心臓から送り出される血液の勢いとその受け入れ場所である血管の柔らかさによって決まると考えてください。すなわちポンプである心臓の出口から出てくる水の勢いがその受け入れ先である血管で受け止められますが、押し出す側の力と受け止められる側の柔軟性の掛け算であるわけです。
では、なぜ高血圧が起こるかと言うと、まずひとつには心臓から出てくる血液が増えることがあります。ただし、特殊な病気を除いて勝手に心臓が勢いよく動くことはありませんから、増えるとすれば血液量が直接増えること、すなわち塩分の摂りすぎと考えられます。勿論、運動などで心臓の拍出が増えて血圧は上がることになりますが、この場合の上昇は自然に収まるものなので問題はありません。次に血管が柔軟性を失い硬くなると血圧は上がります。すなわち動脈硬化ということになります。また様々なストレスも血管の過度の緊張を招き、柔軟性を失わせ、血圧上昇の原因となります。
では、高血圧は何を起こして来るかということになりますが、基本的に血管の障害と考えて頂ければ良いと思います。その標的臓器すなわち、障害を受けやすい場所は、心臓、腎臓、脳が代表です。はじめに申し上げたように血圧の上昇のみによる症状の出現は基本的にありませんから、臓器障害が出て初めて症状が出るということになります。すなわち、心臓であれば心不全になったり、狭心症や心筋梗塞を招きます。腎臓では腎不全、脳では脳卒中ということになります。心不全や腎不全は比較的ゆっくりした経過で出現しますから、心筋梗塞や脳卒中は突然の変化であり、その日から人生が180度変わってしまう人がたくさんおられます。
血圧コントロールの目標値は以前の高血圧の基準より低く、細かくなっております。昔は高血圧と言えば、160/90を境としていましたが、現在では140/90が基準で、135/85でも正常と言ってもらえず、正常高値という言い方になってきております。これは、研究の進歩により臓器の障害はより低い方が妨げることがわかってきたためです。私たちは基準として50歳位までの方では、135/85以下、それ以上のお歳の方では約10ずつ高くしても良いとしております。しかし、ご本人さんの他の病気や病状によっても更に細かく基準が定められております。なぜなら、血圧のコントロールは何より動脈硬化の予防のためですから、他の動脈硬化進行因子があるときはより厳しくコントロールする必要があるからです。すなわち、これらはあくまで一般的な数字上の目標値でしかありません。
血圧のコントロールについてはあくまで他の危険因子との兼ね合いが非常に大事であり、高血圧学会がリスク要因と血圧の程度によって危険度を分類し治療の方法の選択の基準としております。リスク要因で注目して頂きたいのは、糖尿病が重視されていることで、糖尿病と高血圧の組み合わせが大変危険であることがわかります。このように危険因子が多ければ多いほどより確実で急いだ血圧のコントロールが必要であるということです。
高血圧の治療についてご説明します。治療は二つです。
一つは、生活習慣の修正ということになります。そして二つ目は薬物療法となります。
まず、生活習慣ですが、6つの項目があります。一つ一つについてこれからご説明します。これらは、血圧のためだけでなく、糖尿病や心臓病、脳梗塞など全ての生活習慣病にとって同じ問題点であり、気をつけることであることを理解してください。元気で長生きのためにはこれらを修正実行する必要があるということです。
高血圧に対する薬物療法は下記のように様々な薬物があります。
以上、4つに大別されます。
これらはそれぞれに特徴、欠点があり、個々の患者様に応じてこれらの薬物を単独で、あるいは、組み合わせて使用します。薬についての具体的な内容は主治医にお尋ね下さい。