SSとは何の略語か
なお、こういう「業界独自の用語」を「ジャーゴン」と言い、「隠語」とも言う。むかしは、「お愛想」や「むらさき」は寿司屋などのジャーゴンだったが、馬鹿どもが一般人にまで広めた。
青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳
―ここからは雷にまつわる嘘か本当か分からない噂について、先生にお聞きしたいと思います。
「稀ですが、やはりないとは言い切れません。実際、過去には農作業や音楽イベント中に人に落雷が直撃したケースがありました。これは水田や畑、広場など、周囲に自分の背よりも高いものがない環境が原因で、ゴルフ場などにも同様の危険性があります。現在ゴルフ場には、雷に備えて、警報機や避難小屋が設けられるようになったんですよ。」
「これは、本当です。すこし小難しい話になりますが、電磁気学の視点から考えれば、金属で覆われた空間は電圧が0になるため、落雷が直撃したとしても中に乗っている人に電流が流れることはないのです。同じく、電車やバスなどに乗っているときも安全と言えるでしょう。
ただ、車やバスのタイヤ部分は電気を通さない性質であるため、そこから火花が発生する危険性があります。万が一、エンジンからガソリンが漏れていた場合、その火花で引火する可能性はゼロではないので、決して安全というわけではないことを覚えておいてください。」
「雷の光と音に時間差があったとしても一概に安全とは言い切れません。たしかに、音と光の進む速度(音:約340m/秒、光:30万km/秒)の間には大きな差があるため、光ってから聞こえた音をもとに雷からの距離を測ることは可能です。
しかし、上空数百メートルの雷から見れば、雷が落ちている場所も、今あなたがいる場所も大きな差はないかもしれません。ましてや、雷が落ちやすい条件が揃っていたら……。雷鳴が聞こえたら、安易に自己判断をせず速やかに安全な屋内へ避難しましょう。」
「これはとても危険です。雨宿りをしていた樹木に雷が直撃した場合、落ちた雷が樹の幹を離れ、近くにいる人や物を通って、地面に逃げるという現象が起こることがあります。これは『側撃雷』といい、人体が樹木よりも電気を通しやすい性質を持っているために起こる現象です。避難できる建物がない場所で雷鳴が聞こえた場合は、背の高い樹木や金属から離れてなるべく姿勢を低く保つよう心掛けてください。」
― 雷の被害にはどんなものがあるのですか?
「身体に降りかかる被害以外には、大きな電流が流れ込むことによるパソコンやテレビなどの電化製品の故障、火災などが挙げられますね。これらの被害を避けるために、雷鳴が聞こえたら、電子機器のコンセントを抜いたり、可能であればブレーカーを落としてしまうことをおすすめします。また、大きな落雷があると、停電が起きる場合もあります。その際は、電池などで動く予備電源があると便利です。慌てずに復旧を待てるような体制を日ごろから整えておくと安心です。」
― ちなみに、雷で火災が起こるのはどうしてですか?
「雷には、電流が流れ込む場所を探すという性質がありますが、電流の逃げ道がなかった(うまく地面に電流が流れなかった)場合、近くのものに放電して熱や火花を発生させます。この火花の温度は非常に高いため、発火することがあるのです。落雷による火災の発生場所となるのは、電子機器やブレーカー部分が多いですね。」
― なるほど。火災さえなければ屋内にいれば安全なのですか。
「そうですね、基本的には安全といえます。しかし、古い建物の壁や柱には雷の電流が流れる可能性があるので、壁や電子機器からは少し離れた位置にいた方がよいでしょう。」
―屋外にいるときに雷鳴が聞こえた場合、どのように行動するべきですか?
「近くに建物や車がある場合は、そこに一時避難をしましょう。周りに建物がない場合は、雷鳴が大きくなる前に、移動することが望ましいといえます。しかしながら、急激な天候の変化から移動が困難な場合もあります。その場合は、樹木や煙突や電柱など高いものから1メートル以上離れた場所で身を低くし、持ち物は体より高く突き出さないよう抱えてください。雷がおさまり、20分以上が経過してからあらためて安全な場所へ移動しましょう。」
"取締役"とは一体何なのでしょうか?
取締役とは、株主からの委任を受け、会社の業務執行を実際に行う役職です。当然委任を受ける立場上、株主から厳しく評価され、重い責任を負うことになります。
株式会社は、株主と呼ばれる出資者がお金を出し合って出資することで設立される組織です。経営について知識を有していなかったとしても、出資を行うことで会社の所有者になれるのは、株式会社の特徴の1つです。もちろん、出資者である株主と実際に経営を行う人間が同じであるオーナー企業もありますが、全ての株主が経営を行えるほどの知識を有しているとは限らないのが実情です。
このような状況の中、「じゃあ経営のことは経営のプロに任せようよ」という考えに基づいて考えられたのが“取締役”です。
取締役は出資者である株主から選ばれた人間がその職責を担い、会社経営を行っていくこととなります。
このように、株式会社の運営は所有者である株主と経営者が分離されているので、この状況を「所有と経営の分離」と言います。
根拠法ですが、取締役の設置は任意に設置を選べるわけではなく、会社法38条1項及び第326条1項によって「株式会社に設置しなければならない機関」として定められています。
取締役については会社法で細かく規定されていることから、以下、会社法をベースに解説します。