東京都千代田区にあるJR四ツ谷駅前の交差点で横断歩道を渡っていた男児(5)が、緊急走行中のパトカーにはねられた事故で、警視庁は13日、意識不明の重体だった男児が同日午前に死亡したと明らかにした。
警視庁によると、運転していたのは新宿署の男性巡査部長(51)。薬物事件の尿鑑定のため、同署から本部庁舎に向かう途中だった。警視庁は自動車運転処罰法違反(過失傷害)から過失致死に容疑を切り替えて調べる。
尿は薬物使用の疑いのある男性から提出を受けた。簡易検査で陽性反応が出ていたが、立件には本鑑定の必要があった。任意捜査のため男性を長時間拘束できず、緊急走行していたという。
事故は8月18日午前10時40分ごろ発生。サイレンを鳴らしながら赤信号の交差点に進入し、男児をはねた。
同庁の金井貴義地域部長は「二度とこのような事故が発生することのないよう指導を徹底する」とのコメントを出した。【最上和喜】