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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

甘食とは何か

漫画などで、「昔なつかしお菓子」としてたまに出て来る「甘食」だが、私はこの名前の意味不明さが嫌いで、この名前が出て来るたびにイライラする。で、どんな菓子なのかも知らないので調べてみた。
ついでに言えば、アイスクリームを「アイス」と略称するのも嫌いで、関東方言かと思っていたら、関西だか四国だかでも「アイス」と言うらしい。馬鹿じゃねえの。アイスは「氷」に決まっている。アイスクリームを「アイス」と縮めて、何秒節約できるのか。0.1秒も無いだろう。アイスクリームがアイスなら、アイスケーキは何と呼ぶのか。(まあ、アイスケーキ自体が今は不人気だが)

まあ、言葉の方面ではこうした「悪貨、良貨を駆逐する」がよく起こる。特に、閉鎖集団は必ず隠語を産む。仲間意識が高まること、自分たちの会話を理解できない外部より自分たちが上に思えることがその理由だ。マスコミ、芸能界なども、「業界用語」が作られている。ジャズ界の「逆さま言葉」は有名だ。昔は芸能界用語はテレビでは言わなかったが、今では堂々と使うようになって、素人の業界人ごっこにも使われている。ネットも、特殊用語を誰かが通常文脈で使い、すぐにそれを誰かが真似て「ネット隠語(しばしばテクノロジー用語)」がどんどんできている。「はてな匿名ダイアリー」はIT業界人が多いようで、その種の隠語(仲間用語)をよく見る。

(以下引用)

甘食とは?

ふっくらと膨らんだ円錐形の食べ物「甘食」。読み方は「あましょく」となります。その名の通り甘い味が特徴で、洋菓子のマドレーヌに似た味わいや食感があります。表面はしっとりとしていますが、中は触るとポロポロと崩れるような食感です。

甘食は小麦粉や卵、砂糖、重曹、水などから作られ、生地を丸く絞りだしてオーブンで焼きます。重曹を加えることで生地が膨らみ、山のようにぷっくらととがった甘食ならではの形に仕上がるのです。大きさはさまざまで、5センチほどの小さいものから、10センチほどの大きめのものまであります。

甘食の名前の由来や歴史について解説!

甘食が誕生したのは、日本にビスケットやパンなどが輸入されはじめた明治時代だと言われています。甘食発祥には諸説ありますが、中でも有力なのが1894年に東京の「清新堂」というパン屋によって作られたという説です。当時、日本ではヨーロッパの文化が急速に広まり、日本で初めてビスケットが作られたのもこの頃とされています。清新堂で販売されていた「イカリ印のまき甘食」が、甘食の元祖と言われているのです。
他にも、安土桃山時代にポルトガルやスペイン人によってもたらされた南蛮文化の影響を受けているという説もあります。

甘食の名前の由来についても諸説あります。「食事の間に食べる甘い間食」や、「甘いビスケットを大きくしたような食事用のパン」から名付けられたなど、正確にはわかっていないようです。
また、実は甘食はお菓子ではなくパンの仲間だとも言われており、甘食を作っているのはパン屋に多いのも特徴です。甘食の発祥は東京で、全国的にはあまり広まっているとは言えません。関東圏ではどこか懐かしいおやつとして親しまれていますが、西日本では甘食の存在を知らない人が多く見られます。

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オリオンとは何者か

未明に散歩をすることが多いので、空の星を眺めることになるが、常に目につくのがオリオン座である。しかし、「オリオン」とは何者か、ということが分からないので調べてみると、ただの狩人らしい。人格的に立派だとかいいエピソードがあるわけでもない。
それなら「狩人座」とでもしたら良さそうなものだ。まあ、実のところ、人間には見えない。「臼座」か「鼓座」とするべきだろう。それも潰れた鼓や臼である。

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ONOFF
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ONOFF
学名
Orion

星座の特徴

「オリオン座」は、2つの1等星と5つの2等星を持つ、たいへん豪華な星座。リボンのような形も分かりやすく、最もなじみ深い星座といえるだろう。日本では、雅楽に用いられる鼓(つづみ)に見立てて「鼓星」という呼び方もされていた。
狩人オリオンの腰のあたりに並ぶ三ツ星を挟んで、肩のあたりに輝く赤っぽい1等星はベテルギウス(「わきの下」という意味)、足のあたりに輝く青白い1等星はリゲル(「足」の意味)だ。日本ではこの色の対比を源氏と平氏の旗の色にたとえ、ベテルギウスを平家星、リゲルを源氏星と呼んでいた。最近では、ベテルギウスが近い将来(ただし数百万年以内)に超新星爆発を起こすかもしれないということで注目を集めている。

星の位置関係と見つけ方

「オリオン座」のベテルギウスと「おおいぬ座」のシリウス、そして「こいぬ座」のプロキオンを結んでできる三角形を「冬の大三角」と呼び、冬の星座や星を見つける目印になっている。また、リゲルを含む冬の1等星6個をつないでできる大きな形は「冬のダイヤモンド」と呼ばれ、こちらも冬の星座や星を見つける目印になっている。

知っておこう!

「オリオン座」の三ツ星の下(南)には、「オリオン座大星雲」という星雲がある。宇宙空間に漂うガスやチリが光って見えているもので、空の条件がよければ肉眼でもボンヤリと見ることができる。天体写真では、鳥が羽を広げたような形がとらえられ、人気の撮影対象だ。オリオン座大星雲では新しい星が生み出されており、「星のゆりかご」といった表現をされることもある。
ギリシャ神話では、乱暴者であったために神に遣わされたサソリに刺し殺されてしまう。この一件以来オリオンはサソリを恐れるようになったといわれている。夏の星座である「さそり座」が地平線から上ってくると「オリオン座」が沈み、反対にサソリが沈むとオリオンが上ってくるという、星座の位置関係をうまく表わした神話だ。また、別の神話では月の女神アルテミスの恋人とされている。

火星は視認できるか




火星は肉眼で見えますか?
最接近の頃の火星はとても明るく見えます。 これは火星の視直径が大きくなっているからですが、最接近の頃でも火星の視直径は非常に小さく、満月の視直径の約80分の1ほどです。 このため、肉眼では、火星の明るさの変化は分かっても、火星が丸い形をしていることや、火星の視直径が変化することまでは分かりまません。

パジャマとネル

私は、突然何かが気になることがよくあるが、さきほど、衣紋掛け(死語)に掛けてあるパジャマを見て、それはネル地だろうかな、と考え、そもそもネルとはどういう生地だ、ということが気になって調べてみると、「フランネル」の略語だという。そこで「フランネル」を調べると、毛織物らしい。まあ、詳しい説明は省略する。で、その説明の中で、その略語が「ネル」だけでなく「フラノ」もそうだと書いてあって、これには驚いた。
私は長い間、洋物の小説の中に出て来る「フラノ」というのがどういうものなのか、気になっていたのである。「グレイフラノのスーツを着た男」などと言っても、どういうものかイメージできない。特にハードボイルド小説にはフラノのスーツというのがよく出て来る気がする。で、それが「ネル」「フランネル」と同じだと知って驚いたわけだ。私同様に、「フラノ」が「フランネル」と同一だということを知らなかった人は多いのではないか。これが「ネルのスーツを着た男」だと、何だか恰好悪い。パジャマなのかよ、と思うわけである。ついでながら、ネルとパジャマが連想されるのは「寝る」という洒落でもある。

死後硬直


「大摩邇」から転載。前半は省略。

(以下引用)

 社会死案件


(生々しいのが嫌いな人はここから先は読まないでください)

ここからは雑学です。

絶対的な大原則として"死亡の判断はしない事"と書きましたが、そうは言ってもですよ。

誰が見ても明らかに死んでいると分かる状態ってあるじゃないですか。

腐乱してたり、欠損していたり。

自治体によるのかもしれませんが、救急隊員は基本的に搬送依頼が来たら搬送をするという原則があります。

ですが、実際には搬送をせずに警察に引き継ぐ場合も多々あるそうです。

それが社会死の場合です(明らかに死んでいる場合をそう呼ぶそう)。

つまり救急車であっても、社会的に見て蘇生の見込みがゼロの場合は運ばないことがあるという事ですね。


ちなみに社会死には腐乱や欠損等のアカラサマなもの以外でも、死後硬直というものがあります。

死後硬直は突然起こる物ではありません。

人体の頭部から足先にかけてゆっくりとすすんで行きます。

私の記憶になりますが、頭部に最初に硬直が始まるのが死後1時間程経ってからです。

そして足先まで硬直するまでに凡そ12時間。

そして全身ががっちり硬くなるまで24時間。

これは環境によって差が出るらしいのですが、現場の方はこれを1つの目安にしているみたいです。

だからといって極端な考え方はしません。

一般的に人間は心肺停止後10分したら蘇生の見込みは限りなくゼロになるので、例えば顎あたりに死後硬直があったら、社会死になるかというとそんなことはなくて、

現場の救急隊員の判断になるのでしょうが、基本的には多少硬直があっても処置して病院に搬送すると思います。

でも全身足先まで硬直していたら、社会死案件になる場合もある、みたいな話です。

 部屋で知人が死んでいた場合


ここでやっと、冒頭の話になるのですが、もし仮に知人を迎えに行った際に死んでいたら。

まず大原則である"死亡の判断はしない事"が働きます。

呼びかけで意識の確認→救急車を呼び呼吸の確認→心肺蘇生

まずはこれに尽きます。

ですが現実には、先ほどお伝えした社会死というものがあります。

そうした明らかな社会死案件については、今度は管轄が警察になるから厄介です。

何が厄介かって、現場保存が望ましいから。

適切な対応に矛盾が生じますよね。

こればかりは、居合わせた個人の判断になるのだろうと思います。

ちなみに聞いた話によると、こうした場面でよく見るのが、遺体を直してあげることらしいです。

例えば、どこかで人が自然死していたとして、それを見た人はよかれと思って、足を伸ばして、手を胸に置いて、目蓋を閉じてあげる場合。

私も同じ立場だったらやります。

もちろんこれは、家族や親しい人がやる分には問題は無いのですよ。

一番問題なのが、縁もゆかりもない人が、とりあえず遺体だけ直してあげて、その場を立ち去ってしまった場合、他殺事件としてスタートしてしまいます。

これ、どういうことかと言いますと、人は常に色々な体勢をとりますよね。

手を組んで足をピンと伸ばして死ぬ人などこの世にいないので、警察は「現場に誰かが居た」と判断して、その人物を追う事になります。

よかれと思ってやってあげたのに、殺人容疑をかけられるとか最悪ですよねw

まぁよほどの他人じゃないと、その場を立ち去るなんてことはしないとは思いますが、色々な背景からその現場に居たことを知られたくないケースも考えられ、現実にそういうことが起こるのだそう。

これは一例になりますが、明らかな社会死案件では、現場を立ち去らないことが大切なのかもしれません。

まぁこのような常識も、その時代の治安により変化していくと思いますけどね。

 まとめ

 
こんな感じで予備知識を書いてみましたが、結局のところ社会死云々も自分で判断する必要はなく、とにかく119番すればOKなのです。

だって死後硬直の話ものせましたが、それを知っていたからと言って、例えば老人がよくなる拘縮も、介護経験の無い人が触ったら死後硬直だと勘違いするかもしれません。

これは個人のブログなので、知的好奇心をくすぐる為に書かせてもらっただけで、
 
ここで書いたこと、そして書いていない事を全て包括的に考えて、適切な判断を全ての人がくだせるわけではありませんから、

世間で心肺蘇生を教えられる頃には「とにかく119番!とにかく心肺蘇生!」という一言二言にまとめられているわけですね。