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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

ジェイコブスラダー




薄明光線(はくめいこうせん、英語crepuscular rays)は、太陽に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端からが漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象の俗称。通常とは逆に、雲の切れ間から上空に向かって光が出ることもある。おもに、地上から見た太陽の角度が低くなる早朝夕方に見られる。世界中の人々の間で美しい自然現象と認識されており、写真撮影における人気も高い。

名称[編集]

「薄明光線」のほか、別名が多数ある。気象現象としては「薄明光線」、その他業種や地域環境によって様々な呼び名がある。

  • 光芒
  • 天使の梯子(てんしのはしご、angel's ladder
  • 天使の階段angel's stairsangel's stairway
  • ゴッドレイGod Ray
  • ヤコブの梯子Jacob's ladder
  • レンブラント光線

ヤコブの梯子、天使の梯子という名称は、『旧約聖書創世記』28章12節に由来する。この記述では、ヤコブが夢の中で、雲の切れ間から差す光のような梯子が天から地上に伸び、そこを天使が上り下りしている光景を見たとされる。このことからやがて自然現象もそのように呼ばれるようになった。

レンブラント光線という名称は、レンブラント・ファン・レインがこれを好んで描いたことに由来する。その結果、絵画表現上においては、コントラストが強くなり、の当たる部分との部分との対比を強調され非日常的な雰囲気や宗教的な神々しさを表現することに成功した。

晩年の開高健は、しばしばテレビなどで好んで「レンブラント光線」という言葉を口にした。宮沢賢治はこの現象を「光のパイプオルガン」と表現している。

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昆虫食のコスパ

「昆虫食」については、下のコメントですべて論破されるだろう。

(以下引用)

230: それでも動く名無し 2022/08/21(日) 08:55:01.33 ID:Sk28MntV0
虫食なんてコスパ悪いぞ

同じカロリーやタンパク質を作るのに必要な水・エサが畜獣よりも少ない
ってのが推されてる理由なんだが
畜産には全く向いてないから大量生産でコストを下げることが出来ず
かといって自然界から捕っても量を稼ぐことはできない

海里から地球の外周を計算する

昔、子供に少し社会科を教えた時に、経済水域「200海里」という箇所で、1海里=1852メートルという数字に、えらく半端な数字で覚えにくいな、と思ったが、これは地球の外周(縦方向つまり南北方向の外周)が元になっているようだ。

(以下引用)

海里(かいり、浬、nautical mile)は、長さ計量単位であり、国際海里の場合、正確に 1852 m である。元々は、地球上の緯度1(1度の60分の1)に相当する長さなので、海面上の長さや航海航空距離などを表すのに便利であるために使われている。

(以上引用)

上の記述によれば、1852メートルを60倍し、さらに360倍したらメートル単位での地球の南北方向の外周が出るわけである。数が大きすぎるので、キロメートル単位にすれば、

1.852×60×360

が地球の南北方向の外周である。もっと数字を丸めて、計算も短くすれば

185×216である。

もっと大胆に数字を丸めれば

200×200

で、およそ4万キロとなる。
つまり、赤道から北極まで約1万キロ、ということで、とても覚えやすいが、果たして、この計算でいいのか、怪しいかもしれない。日本の北端から南端まで約3000キロだったと思うが、その数字には適合しているようだ。つまり、1万キロの約3分の1を占めるわけだ。

エルニーニョとラニーニャ

エルニーニョは赤道付近の海面温度が例年より高いこと、ラニーニャは例年より低いこと、だけ覚えれば大学入試知識としては十分だろう。
この語感からすると、どちらもスペイン語っぽいが、もしそうなら、なぜスペイン語を使うのか、そこが疑問である。



エルニーニョ/ラニーニャ現象に伴う太平洋熱帯域の大気と海洋の変動

平常時の状態

 太平洋の熱帯域では、貿易風と呼ばれる東風が常に吹いているため、海面付近の暖かい海水が太平洋の西側に吹き寄せられています(図2上)。西部のインドネシア近海では海面下数百メートルまでの表層に暖かい海水が蓄積し、東部の南米沖では、この東風と地球の自転の効果によって深いところから冷たい海水が海面近くに湧き上っています。このため、海面水温は太平洋赤道域の西部で高く、東部で低くなっています。海面水温の高い太平洋西部では、海面からの蒸発が盛んで、大気中に大量の水蒸気が供給され、上空で積乱雲が盛んに発生します。

エルニーニョ現象時の状態

 エルニーニョ現象が発生している時には、東風が平常時よりも弱くなり、西部に溜まっていた暖かい海水が東方へ広がるとともに、東部では冷たい水の湧き上りが弱まっています(図2中)。このため、太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が平常時よりも高くなっています。エルニーニョ現象発生時は、積乱雲が盛んに発生する海域が平常時より東へ移ります。

ラニーニャ現象時の状態

 ラニーニャ現象が発生している時には、東風が平常時よりも強くなり、西部に暖かい海水がより厚く蓄積する一方、東部では冷たい水の湧き上がりが平常時より強くなります(図2下)。このため、太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が平常時よりも低くなっています。ラニーニャ現象発生時は、インドネシア近海の海上では積乱雲がいっそう盛んに発生します。

エルニーニョ/ラニーニャ現象に伴う太平洋熱帯域の大気と海洋の変動
図2 エルニーニョ/ラニーニャ現象に伴う
   太平洋熱帯域の大気と海洋の変動

エルニーニョ・南方振動(ENSO)

 南太平洋東部で海面気圧が平年より高い時は、インドネシア付近で平年より低く、南太平洋東部で平年より低い時は、インドネシア付近で平年より高くなるというシ−ソ−のような変動をしており(図3)、南方振動と呼ばれています。南方振動は、貿易風の強弱に関わることから、エルニ−ニョ/ラニーニャ現象と連動して変動します。このため、南方振動とエルニーニョ/ラニーニャ現象を大気と海洋の一連の変動として見るとき、エルニ−ニョ・南方振動(ENSO:エンソ)という言葉がよく使われています。

ダーウィンと世界各地の年平均海面気圧偏差の相関係数(x10)
   図3 ダーウィンと世界各地の
      年平均海面気圧偏差の相関係数
係数が正の値のところはダーウィンの気圧が通常より高いときにその場所の気圧も通常より高い傾向にあり、係数が負の値のところはダーウィンの気圧が通常より高いとき、逆に通常より低い傾向にある。数字の大きさがその傾向の程度を示す。黒四角および十字の記号は、その地点の気圧が南方振動指数の算出に用いられるダーウィンとタヒチの位置を示す。

磁気と電流と磁界

地球の極移動というのは、地軸の傾きの変化を意味すると私は思っているのだが、中学の理科ですら理解していない私は、それを考察するのに、まず中学理科から始める必要がある。
というわけで、転載する。
世間の人には常識かもしれないが、私は理解していないので、これも「常識ではない常識」である。

(以下引用)

ここでは磁石と磁界・電磁誘導についてご紹介します。

磁石と磁界

磁石と磁界
磁石と磁界図1
【図1】

磁石に方位磁針を近づけると、磁針が振れますが、これは磁石から磁針に力が働いているからです。この磁石の力を「磁力」と言い、磁力が働いている空間を「磁界」と言います。

磁界の中に磁針を置いた時に、磁針のN極が指す向きを「磁界の向き」と言い、その向きをつないだ線を「磁力線」と言います。磁力線を表す時には、磁界の向きを示す矢印をつけます。磁力線の間隔が狭いところほど磁界が強いことを示し、磁力線が大きな弧(こ)を描くところほど磁界が弱くなります(図1)。鉄心に導線を巻いて電流を流すと電磁石になりますが、電磁石が磁石と同じ働きをするのは、導線に流れる電流が磁界をつくるためです。

電磁石で真っ直ぐな導線に電流を流すと、導線の周囲に同心円で磁界ができます。磁界の向きは、電流の向きによって決まり、磁界の強さは、導線に近いほど強くなり、電流が大きいほど強くなります。導線をリング状にすると、輪の中心に磁力線が集まり磁界が強くなります。リング状のものをいくつか重ねてコイルにすると、さらに磁力が強くなります。

磁界と電流

磁界と電流
磁界と電流図2
【図2】

磁石がつくる磁界の中で電流を流すと、磁石の磁界と電流による磁界が、お互いに力をおよぼしあいます。磁界の中の電流に働く向きは、電流の向きと磁界の向きのそれぞれに対して垂直になります(図2)。磁界を強くしたり、電流を大きくすることで、この力も大きくなります。こうした磁石の磁界に電流を通して力を働かせることを応用したものにモーターがあります。また電流の向き、磁界の向き、力が働く向きをそれぞれ左手の人差し指、中指、親指を互いに垂直に向き合わせることで表現できます。この法則は、イギリスのフレミングが提唱したため「フレミングの左手の法則」と言います。

これとは反対に、導線や磁石を動かして電流を発生させることもできます。導線の周囲の磁界が変化すると、導線に電圧が生じて電流が流れます。この現象を「電磁誘導(でんじゆうどう)」と言い、このときに流れる電流を「誘導電流(ゆうどうでんりゅう)」と言います。発生する誘導電流の向きは、導線や磁石が動く向きや磁界の向きによって異なります。また、導線や磁石を速く動かすことで誘導電流は大きくなります。この誘導電流を利用したものに、発電機があります。発電機は磁石とコイルを利用して、どちらかを連続で回転させることで誘導電流を連続して得られるしくみです。身近なものでは自転車のライトなどがあります。

直流と交流

直流と交流

乾電池で豆電球を点灯させるとき、電流の方向は+極から-極へと一方通行になります。乾電池では+極、-極が決まっているため、流れる電流の向きは変わりません。電化製品などコンセントを使う電気器具は、電灯線が使われます。電灯線とは、送電線から家庭や学校、会社などに送られる電流です。この電灯線は電流の向きが交互に変わります。電気器具のコンセントやプラグに+極、-極の表示がないのもこのためで、どちらの向きでも一定の電流を得ることができるようになっています。

乾電池や電灯線の電流の流れを、オシロスコープやコンピューターで見ると、乾電池の電流では流れる大きさは変化しませんが、電灯線の電流は流れる大きさが波形に変化します。乾電池のように、電流の向きや大きさが一定して変わらない電流を「直流」と言い、電灯線のような電流の向きや大きさが周期的に変化する電流を「交流」と言います。

家庭や学校などに送られる電灯線は、1秒間に電流の向きが逆になって、また元の向きにもどる回数(周波数)が地域によって決まっており、東日本では50Hz、西日本では60Hzとなっています。

電気は、発電所の巨大な発電機で大量に発電し、数十万Vの大きな電圧で変電所に送ります。交流は電圧を容易に変えることができ、変電所では変圧器によって電圧を6600vに下げて、電線を使って電柱にある柱上変圧器に送ります。柱上変圧器ではさらに電圧を100Vか200Vに下げて、各家庭や学校、会社などに届けられます。