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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

内挿と外挿

「外挿・内挿」というのは目にする度に、どういう意味だったかまったく覚えていない言葉だが、これは言葉(訳語)が悪いのであり、下の記事の中の「補外」「補間」のほうがはるかにいい。
なお、extrapolate(外挿する)の、辞書による説明が分かりやすい。「わかっている数値の変化パターンから未知の数値を推定すること」。ただしこれは、ある意味では内挿も同じであり、既知の変化パターンから「データの分布範囲内の未知データ(数値)を推定する」のが内挿(補間)で、「データの分布範囲外の未知データ(数値)を推定する」のが外挿(補外)だと考えればいいかと思う。
筒井康隆がこの言葉を好きで、よく使っていたが、どういう意味で使っていたのかはよく分からない。


(以下引用)

「外挿」と「内挿」

「外挿」と「内挿」は、いずれも既知のデータから未知の範囲・領域のデータを推定する統計学的な手法を指しています。

例えば以下のように既知のデータ点のトレンドから近似直線を描き、未知の範囲のデータ点の値を見積もることができます。このような方法を外挿(がいそう:”extrapolation” (エクストラポレーション))または補外(ほがい)と言います。

図.外挿の例

また、データ点が分散しているときに中間の範囲で同様にデータ点の値を推定することを内挿(ないそう:”interpolation” (インターポレーション))または補間(ほかん)と言います。

図.内挿の例

 
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