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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

顔の「正しい」洗い方

私の中心思想のひとつは、「小さなことが案外大きな意味や意義を持っている」、ということなのだが、たとえば、顔の洗い方、歩き方、寝床での寝方など、「誰も教えてはくれない」のである。下手をしたら、ウンコをした後の尻の拭き方もロクにできていない大人が多いのではないかww
ここでは、「顔の洗い方」について書くが、どういう映画やアニメを見ても、どの登場人物も水道の蛇口から流れる水を手に受けて、その水に顔を浸ける感じで、二三回顔をごしごしこすって終わりである。それできれいになったつもりなわけだ。全国で無数の人間がそういう「顔の洗い方」をしているはずである。
だが、これでは、一番汚れやすい耳の裏側や耳殻の中、垢の溜まりやすい首筋など、まったく洗われていないし、水でバチャバチャやるだけの洗い方では、きれいにするのは不可能なのである。石鹸で洗おうが、同じようなものだろう。
私のお勧めは、「フェイスタオル」を使うことである。フェイスタオルを水で湿して絞り、それで顔全体や首筋、耳の裏や耳殻の中をきちんとこする。使ったタオルは水洗いしても洗濯機に放り込んでもいい。これで、顔の清潔度が格段に違うし、使う水の量も格段にに減るのである。もちろん、普通のタオルでやっても同じだが、取り扱いの簡便さが少し違う。
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家も人間も化粧の誤魔化しに注意

見た感じは賃貸アパートの部屋に見えるが、それだと壁をはがして調べることは不可能だろうから、買った家なのだろうか。家や部屋を借りたり買ったりする(マンションなら部屋を買うわけだ。)時に壁を剥がして調べることはまず不可能だから、こういう恐ろしい事態があるわけだ。
しかし、天井まで火が回るほどの火災なら、家の周辺や隣家に至るまで何かの痕跡はあったと思う。まあ、家を買うなら、一番大事なのは骨組みや土台がしっかりしているかどうかだと思う。下の写真は見るからに安普請の印象で、だからこそ壁や天井に板や壁紙を貼るだけで誤魔化せたのではないか。

(以下引用)


壁はいだら火災の跡が出てきたことある?私はあるよ、今だよ。 なんだよコレ、ボヤって程度でもなく天井まで回ってるやん。。
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遊びと仕事を同次元で語る仕事論の欺瞞

某漫画家によるこのリツィートは、当該ツィートの「インチキ論理」を見事に指摘している。頭脳が不明晰な人間はこのような論理に簡単に騙されるのだろう。塾や予備校の経営者が講師(労働者)に言い出しそうな論理である。
基本的に物事は義務化され責任を課されると遊びでも「仕事」化して面白くなくなるものだ。逆に仕事もそれに熱中するとその作業自体が面白くなることもある。しかし、その仕事に向かない性格の人間が「この仕事は面白い面白い」と自分に念力をかけても、そうそう自分を騙せるものではない。つまり、その仕事を選んだ時点で失敗である。そういう人は膨大にいるだろう。
あるいは、「本当に面白い仕事」というのがそれほどあるものかどうか。給料とはその「面白くない仕事」に耐える苦痛への慰謝料であって、仕事が楽しいなら労働者が経営者にカネを支払ってもいいくらいではないか。多くの「仕事を楽しめ」論者は無理な注文をしている。

(以下引用)

うん、でも三度の飯より漫画が好きでそれを仕事にして何十年も生きてきた私も、高度な集中力を保って産み出す物の品質を維持できる時間は限られるから、少しやったら休憩することにしてる。失敗しても誰も傷つかない遊びと責任ある仕事は違うから。何をするかで話は違う。
引用ツイート
adora
@aobana042
·
大人の集中力が90分くらいで中学生でも1時間以下だからそれを基に云々ってさぁ、そもそもそれって多分つまらないことを基準にしてるんだよね?小学生でもゲームなんか5〜6時間ぶっ続けでやってたやん。漫画なら1日中読んでたやん。短くするんじゃなくて面白くしようよ。


老人脳のメリット

まあ、「プレジデント」を読むような爺さんたち(稀に婆さん)を喜ばせるために書かれたような記事だが、嘘だろうと思っていても、読めば気分は良くなるのではないかwww
年を取ると記憶力が悪くなるが、それは「不要なことを忘れる」面があり、悪い思い出を忘れるから(一部の老人性鬱病患者を除き)一般的に楽天的になるだろうし、物事を考える際に、若いころのように「どうでもいいこと」まで思考要素の中に入れてしまう無駄が無くなるだろう。それが、「老人脳」のメリットだと思う。
まあ、人の名前などを忘れるのは「不要なことを忘れる」に該当するかどうかは断定できないが、一般論を考察する際に個人名などは不要だろう。つまり、老人は個人的問題を考えるより、社会的な、大きなことを「本質的に」考えるのが向いていると思う。
私がこういうブログを書いているのも、自分の生活のような「(他人から見れば)どうでもいいこと」より、社会全体や世界全体を考えるのが楽しいからである。リラダンの作中の言葉を借りれば、「生活などは召使に任せておけ」である。これは、「生活の世話を召使に任せる」のではなく、「生活すること自体を召使に任せて、自分は古代ギリシャ人のように思索に生きる」という意味に私は使っている。原作を読んでいないので、原文ではどういう意味で使っているかはわからない。
ただし、私は「生活の細部は、生活、あるいは人生の質と大きく関係する」と思っているので、一見些細な事柄を軽視はしない。たとえて言えば、靴の中に小さな石や砂粒が入っているだけで、歩くことや走ることは地獄のようになるだろう。その「砂粒」を取り除くために「生活の細部を考察する」のは大事だと思うわけである。

(以下引用)

ハーバード大が突き止めた「年をとるほど脳が活性化する条件」

配信

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プレジデントオンライン

写真・図版:プレジデントオンライン

脳には年をとっても衰えない底力があることが、さまざまな研究から明らかにされている。中には、年をとるほど向上する能力もあるという。諦めるのはまだ早い。知られざる脳の可能性の最新研究報告。 【この記事の画像を見る】 ■言語力、空間推論力など、4種で高齢者が優る  「年をとれば物覚えが悪くなり、頭の働きが鈍くなるのは仕方ない」という既成概念を覆し、人の脳には加齢に抗する底力があることが近年の脳研究で明らかになってきた。脳は高齢になっても可塑性(自分とその周辺の状況に応じて変化する能力)を維持し、誰もが加齢に従って認知力の低下を体験するとは限らない。逆に中年以降に高まる能力もあるということなのだ。  研究者に加齢と脳の関係を再考させるきっかけとなったのは、約5000人を対象に加齢による脳の様々な変化を半世紀以上も追跡調査してきたワシントン大学の「シアトル縦断研究」。認知力を測る6種のテスト中4種で、高齢者の成績は20代よりも良かった。記憶力と認知のスピードには加齢に伴う低下が見られたが、言語力、空間推論力、単純計算力と抽象的推論力は向上していた。この研究は加齢による記憶力の低下には個人差が大きいことも明らかにした。被験者の15%は高齢になってからのほうが若いときより記憶力が優れていたのだ。

■40歳から69歳のパイロットの認知力を比較  カルレ・イリノイ医大の研究でも意外な結果が出た。40歳から69歳のパイロットの認知力を比較したところ、新たなフライト・シミュレーターの操作法を習得する時間は高齢者のほうが長かったが、衝突回避の成功率は高齢者のほうが高かったのだ。  fMRI(機能的磁気共鳴画像法)やSPECT(シンチグラフィー)といった造影診断法を利用しての研究も進み、脳には加齢に対抗するメカニズムがあることも証明された。トロント大学のシェリル・グレディー博士によれば、高齢者はひとつの作業の達成に向けて若年層が使わない脳の部位も活性化させている。  例えば記憶処理を主に担う側頭葉内側部が加齢により不活性化するに伴い、高齢者は前頭前皮質腹内側部、前頭前皮質背外側部も記憶処理に動員し、注意力といった認知機能の補強に前頭葉と頭頂葉の両方を活用している。若年層は単純作業には左右の片側の脳しか使わないが、高齢者では左右の脳を活用する傾向が見られ、活用する部位が多いほど成果は良い。  高齢者は若年層より物の見方が前向きになることも南カリフォルニア大学の研究が証明している。高齢になると情動反応を司る扁桃体がネガティブな刺激に反応しにくくなるのだ。また40歳を過ぎた頃からネガティブな記憶よりポジティブな記憶のほうが増え、その傾向は80代まで続く。つまり感情に左右されにくく、ストレスに強くなるということだ。  グレディー博士によれば高齢者の「頭の使い方」が変化する理由のひとつは脳の一部の機能低下を補うということだが、それだけではないようで、同じ結論に達するのに様々な脳の部位を使うのでより深い洞察が伴い「知恵脳」になるとも考えられる。  「ですから国や企業のリーダーには高齢者のほうがふさわしいともいえるのです。若い頃と変わらない『脳力』を持つ高齢者は少なくありません。脳には優れた可塑性があり脳の備蓄、維持、補償がうまくできていれば70代、80代になっても人は優れた脳力を保てます」と、グレディー博士。脳の備蓄とは知識や技能の蓄積を意味し、維持とは脳細胞の自己修復力を意味する。補償とは前述のように一部の機能低下を他の脳の機能で補うシステムのことだ。

(以下略)

独立自営業という「夢」と現実

サラリーマンを辞めて、あるいはクビになって独立自営業を始めようと考える人間は膨大にいるかと思うので、なかなか有益なアドバイスを、某スレッドのコメントから引用しておく。
ちなみに、月240万円の売り上げとは、(休日抜きで働いて)1日に8万円である。
たとえば、毎日の客が20人だとしたら、一人当たり4千円を買ってもらわねばならない。
パン屋やラーメン屋でそれだけ買ったり食ったりする客がいるだろうか。流行りの店なら1日に200人から400人くらい来るかもしれないが、そうなるまでには手持ち資金は尽きるだろう。

(以下引用)

  1. 名前:名無しビジネス #- | 2020/10/16(金) 19:27 | URL | No.:1845393
    よくある飲食店のケースで考えてみよう。20坪くらいの小さな店を賃貸で構えようとすると、保証金や礼金、仲介手数料などでまず500万円くらいがかかる。これに加えて、設計内装や厨房機器、POSなどの設置・導入に300万円くらいかかる。また、出店時の広告費(チラシやHP制作)なども考えると、合計で大体1000万円ほどになる。ここまで考えるのはそう難しくはない。が、この金額を回収する計画を立てられるだろうか。

    いったいどのくらいの期間でこの初期投資を回収しなければならいのか。飲食店の流行り廃りや競合店舗の進出などを鑑みると、通常は3年。銀行で初期資金を借りている場合、返済計画を考えても、最低5年以内での回収をしなければならない。

    1000万円を5年間で均等割りしていくので、年間200万円、つまり月々17万円ほどを取り返さなければいけない。これが減価償却費の概念だ(あくまで、ごく簡潔に表現したものだが)。銀行への返済金額も、おおよそこのような目安感になってくるはずだ。これに家賃が坪単価1万円だとして、光熱費などを合わせた月々の支払いが30万円となり減価償却費とあわせて47万円となる。

    前回の記事ではFL比率の説明をしたが(食材原価と人件費を売り上げ全体の60%以下にしないと、その店は回らない、ということ)、最低限の利益確保として必要なFL比率を60%、最終的な利益を2%残そうとするだけでも、店を回すには月に240万円は売り上げないといけないことになる。

    ・売上高(100%) 240万円
    ・食材原価+人件費(60%) 144万円
    ・家賃など固定費+減価償却費(20%) 47万円
    ・消耗品や販促費などその他販売管理費(18%)43万円
    ・営業利益(2%) 6万円
    それだけ売り上げても、なんと利益は6万円しか残らない。恐ろしい話である。