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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

チンピラの喧嘩は睨み合いから始まる

筒井康隆の父親か誰かが「相手の目を見て話せ」主義の人間で、子供時代の筒井氏はそれが大の苦手だったと書いていた。そして、動物が相手の目を直視するのは喧嘩を売る場合だ、と書いていたが、それは事実かどうかは知らない。少なくとも「ガンを飛ばした」が喧嘩の理由になるのは人間でも同じである。
目で(睨みつけて)相手を威圧するのは、ヤクザの初歩テキストである。

(以下引用)

浅利与一義遠
@hologon15
相手に正対して、目を見て話す……のが、今や『非常識』で、マナーどころかルール違反(故意に感染症を広げた場合、傷害罪が成立する可能性あり)という時代になった事で、救われている層は居るだろうな。

え、この期に及んで、まだ相手の顔に向けて唾を飛ばすの?
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下種総理と学者天皇

牛車が暴走する危険性については「平家物語」で初めて牛車に乗った木曽義仲の牛車が暴走して義仲が無様な姿をさらして笑い物になる描写がある。そういう牛車の危険性から、では天皇は牛車に乗ったか、という問題に結びつける想像は、自分自身が将来の天皇となる皇太子独特の発想だろう。
天皇教育の一環として、研究者としての時間を持つことは、物の考え方に合理性と実証性が生まれるだろうから、非常に有意義だろう。
なお、現天皇(今上天皇)は水問題にも詳しいようで、素晴らしい。学者的な、たとえば水棲生物の環境問題などだけでなく、できれば水道民営化への懸念のお言葉が欲しいところだ。
まあ、国民の知的平均より劣る総理大臣もいる国だが、一方でこういう「学者天皇」もいるのが面白い。

(以下「東京新聞」より転載)


陛下、研究20年集大成 即位前に「牛車」論文寄稿

皇太子時代の昨年7月、研究者の一人として講演する天皇陛下=東京大学伊藤国際学術研究センターで(陽明文庫HPより)

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 天皇陛下は、平安時代以降の貴族の乗り物「牛車(ぎっしゃ)」に関する論文を、即位前に出版された刊行物に寄稿されていた。学習院大学史料館客員研究員として二十年以上にわたる研究成果の一つで、研究を通じて交流のあった専門家の証言などから、一次史料に誠実に向き合う学者・天皇の素顔が浮かび上がってきた。 (編集委員・吉原康和)

 二〇一八年七月十五日、東京大学(東京都文京区)のホールに、皇太子時代の天皇陛下の姿があった。

 日本学術振興会の科学研究費による財団法人「陽明文庫」設立八十周年記念特別研究集会で、陛下は「陽明文庫に残された三点の牛車絵図」と題して約三十分間、講演した。

一次史料に向き合う天皇陛下が講演で取り上げた、代表的な牛車絵図の一つ=陽明文庫蔵

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 陛下は「天皇は牛車に乗ることはなかった」とし、その理由について、車を引く牛が暴走する光景が描かれている中世の絵巻物を紹介。「牛車は安全な乗り物ではなかった」と指摘した。この講演は学習院大学史料館客員研究員の木村真美子さんとの共同研究の集大成で、平成の最後に出版された『陽明文庫 近衛(このえ)家伝来の至宝』(吉川弘文館)に論文として収められている。

 宮内庁によると、陛下は講演の日の朝、側近を通じて出席者分の講演用レジュメを会場に届けた。側近は「この日の研究発表に限らず、陛下は前日ぎりぎりまで発表の準備をなされている」と話している。また、集会終了後の情報交換会にも出席。滞在時間は「異例中の異例」(側近)の八時間に及び、情報交換会では参加者約六十人の一人一人と和やかに交流した。

 集会で報告者の一人として参加した国立歴史民俗博物館准教授の小倉慈司(しげじ)氏(古代史)は「陛下の牛車絵図研究は数十点にも及ぶ写本調査の上に築かれたもので、そのなかには研究によって史料的価値が明らかとなり、国の重要文化財(重文)指定に結びついた史料がある。史料研究は地味ながら、さまざまな研究の基盤となるものであり、陛下の研究もまた、今後、長く評価、参照され続けることになるのではないか」と話している。

徳仁親王名の講演用レジュメなどの資料

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◆乗車体験「タイムスリップ」

 昨年末刊行された『御料車と華族の愛車』(霞会館、非売品)所収の論文「前近代の『御料車』」で陛下は牛車との出合いについて初めて言及。「車は、自分を短時間で遠いところへ連れて行ってくれる有り難い存在であった。一方で、子供時代の私は、街を自由に歩きたくても、車があるためにそれができないうらめしさを、少しばかり車に対して抱いていたことも確かである」と述べている。

 陛下は皇太子時代、研究のための体験として、宮内庁京都事務所に保管中の牛車に計三回乗車。二〇〇七年の初乗車では、学習院大学史料館の「ミュージアム・レター」(同年九月十五日)に「車輪の回転に伴い、キーキーという独特な摩擦音があたりに響く。平安の都は、日夜このような牛車の音に満ちていたのだろうか。ゆるやかな時の流れに身をゆだねながら、しばし、当時にタイムスリップしたような感覚にとらわれた」と体験記を寄せた。

天皇陛下が研究の一環として乗車体験された牛車=宮内庁京都事務所提供

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 水問題の専門家として知られる陛下が牛車研究に本格的に取り組むようになったのは、一九九六年に学習院大史料館に寄託され、車絵が大量に収められた西園寺(さいおんじ)家文書の調査を始めてからだ。側近を通じて愛知県西尾市岩瀬文庫に所蔵されていた江戸時代の「車之図」の複写史料を取り寄せるなど、牛車絵図の写本調査や乗車体験を行い、研究を深めてきた。

 学習院大学で共に中世史を専攻した学友の乃万暢敏(のまのぶとし)さん(60)は「陛下の研究姿勢は極めて緻密で実証主義に基づいている。学生時代に培ったフィールドワークを大切にされる研究姿勢も感じる」と語った。










「普通の男」www

この少子化時代に生まれる子供が一夫婦平均ふたりだと仮定し、その半分が男だとしたら、生まれる男はすべて長男であるwww たまたま子供が二人とも男だった場合だけ(その家庭においてだけだが)長男率は50%に下がる。まあ、全家庭の非長男率は30%程度かと思うが、その時点で「普通の男」ではない。その上に大卒で正社員で年収500万円以上となると、それが非長男の半分いたとしても全体の男の15%である。その中の半分くらいは身長170センチ以下ではないか。まあカネ以外は落第でも前澤程度で我慢しておけ。



【悲報】「普通の男」の基準が判明する・・・・

「かたはらいたし」と「片腹痛い」

ツィート内容には心から賛同するが、ゴリゴリの国語厳格主義者(偏執狂とも言う)みたいなところのある私が一つの思考テーマとしてこのツィートに触発されたのは「片腹痛い」という言葉の意味や用法や表記である。
古文を習った人は、「かたはらいたし」が元々は「出来事に直接関係の無い人間が聞いても気の毒に感じたり恥ずかしく感じたりすること」だというのは知っていると思う。つまり「かたはら」は「片腹」ではなく、「傍ら」だったわけだが、(「いたし」は心理的な痛みを感じることだろう。)その用法は江戸時代あたりにはすたれていて、現在のように「しゃらくさい」と相手を見下げる用法になったのではないだろうか。つまり、「お前の言うことなど、馬鹿馬鹿しくて笑えるので、笑いのあまり、腹が痛くなりそうだ」という意味が「片腹痛し」だろう。なぜ「腹」全体ではなく「片腹」なのか、というと、「『冗談』自体が高度で笑えるのではなく、お前の愚かさがあまりに馬鹿馬鹿しくて、あきれて笑うのだ」という軽侮の意味合いかと思う。つまり、腹の底からの愉快な笑いではない、というのが「片腹」という表記の意図だろう。
まあ、そういう意味では、現在多くの人が表記する「片腹痛い」は正しいと思うわけだ。
なお、私は些細な物事を考察するのが大好きだ、というのは何度も書いている。まさに、「片腹痛い」、つまらない記事だと思っている人は多いだろうwww

なお、「ゴリゴリの厳格主義者」という部分を書いたときに、厳格主義を「リゴリズム」と言ったかな、と思って「ゴリゴリのリゴリズム」という文句を考案したが、記憶が不確かなので、追記だけして、間違っていたら後でこっそり削除するwww

(追記)セーフだったようだ。

リゴリズム [3] 【rigorism】

厳格主義げんかくしゆぎ)



(以下引用)

大神ひろし
@ppsh41_1945
自民党幹部が「1人が100万人をでっちあげられる世界。批判どうこうという話ではない」と #検察庁法改正案に抗議します のTwitterデモを揶揄したけど、今まで自民党は散々ネット・現実両方でヤラセや自作自演を繰り返してきておいて、どの口で言うんだと思う。

片腹痛いわ。


「強力粉」「薄力粉」の謎

小麦粉の「強力粉・薄力粉」の意味と語源が知りたくて調べたが、誰も知らないようだ。
ヤフー知恵袋に載っていた回答でも、由来は不明で、みな漢字についての知ったかぶりを書いているだけだったwww
一番まともなのは英語語源説で、下のもの。ただ、それでも「弱力」ではなく「薄力」とした理由にはならない。ただし、中国では「薄力」という言葉も普通に使われるらしい(回答のひとつにあった。)ので、案外、中国由来かもしれない。中国でも「強力粉」「薄力粉」となっているのだろうか。

(以下引用)

英語の weak flour とか,strong flour の訳じゃないでしょうか。

次のYahoo!辞書の6の項とか

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=WEAK&dtype=1&stype=0&...

何故英語で weak を使うのかとか,最初に翻訳した時,弱でなく薄を選んだのか,その辺は

不明ですが。