耕作を知らなかったり、効率の悪い農業しか知らない集団の中に、効率の良い近代的な農業を携えた集団が入り込むと、数世代で旧集団を駆逐してしまうわけです。アメリカインディアンとか典型的にそうで、別に虐殺で減ったわけじゃない。新しい効率的な農業集団の人口増加率が高いので、生産性の低い集団はあっという間に少数派に転落してしまうのだ。古墳時代の出雲人は、同時代に関東で見つかった人骨や現代の日本人よりも、縄文人に近い遺伝子を持っている――。出雲市で発見された古代人骨のDNA解析から分かった。古代出雲では、大陸から来た弥生人との混血が進んでいない可能性がある。 おいらの持論なんだが、水稲栽培技術を携えて日本に渡ってきた集団と、以前から住み着いていた水稲栽培技術を持たない集団とは、激しい抗争や戦闘はなかったようなんだが、それは依って立つところのエリアが違っていたからで、低湿地の足がズブズブ埋るな土地というのは、水稲栽培にしか使えないので、喧嘩にならなかった。縄文人はそれこそ「海彦・山彦」で、鳥獣、魚、木の実などを採取したり、山麓で焼畑農業やったり。低湿地には興味がない。それが、2000年かけてゆっくりと融合して来たのが、今の日本です。 |
Canada's asshole is fucking huge.