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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

コンクリート建築の寿命

コンクリート建築は寿命が長いイメージがあるが、それは「固い」からそう思われているだけで、実際には木造建築とさほど変わらないし、老朽化した場合は外壁の剥落などで非常に危険である。
私の印象では、50年から60年くらいが現代コンクリート建築の寿命かと思う。人間の寿命より短いのではないか。3世代での相続はほぼ無理な気がする。市庁舎の新築が行われることが多いのは、コンクリート建築の寿命が案外短いことと関係しているのだろう。


(以下引用)

現代のコンクリートは、アルカリ化学反応で出来ており、その経年変化で中性化することによって強度が落ちてさまざまな劣化現象が起きてきます。 それに反して、火山灰を主成分とした古代コンクリートは、内部でジオポリマー反応を繰り返すために、強度が何千年にも渡って保たれることが多くの研究者に
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犯罪者天国日本

某弁護士のツィートである。裁判にかかる費用がこれから引かれたら、何も残らないだろう。かかった膨大な時間と労力も、勝訴のコストに引き合わない。
勝訴すればまだいいが、敗訴したらすべてが水の泡である。
だから、ほとんどの被害者が泣き寝入りする。
裁判で負けて、賠償金額が安かったので「実質的勝訴」とツィートした犯罪者もいる。(どこかの大学の先生らしい)

(以下引用)

ざっくり言うと、痴漢されて30万、殴られて骨折して100万、レイプされて300万、殺されて3000万くらいの感じですね日本の慰謝料。



英単語末尾の子音の発音

私は英語の発音の聞き取りが苦手なのだが、英語の歌を聞いていると、語尾が子音で終わる単語はその子音がほとんど消えると思っていいのではないか。
たとえば「at all」は「アット オール(atto oolu)」ではなく、単語末のtも lも消えて、「ア・アー」としか聞こえない。「ア・オー」かもしれない。allも「オール」という発音ではなさそうだ。少なくとも、語尾は「ル(lu)」ではない。「l」であるわけだ。
こういう、子音を(その後に母音をつけないで)単独で発音することが日本人には特に苦手である。だから、単語末に母音が無い場合は「末尾の子音が消える」感じで処理するのがいいのではないか。こういうことは、子供に英語を教える最初の段階で教えると有益だと思う。
私自身は聞いたことが無いが、「Hot dog」なども「ホットドッグ(Hotto doggu)」ではなく、「ホッドッ」になりそうな気がする。まあ、心の中でt音や g音を「言ったつもり」程度でいいのではないか。




「at all」に関しては、ナット・キング・コールの「Too young」の歌い終わりを聞いていてそう感じた。

上記の件とは別の話になるかもしれないが、「曖昧母音」についての記事を転載する。

(以下引用)

こんにちは  なみのリズムのアサコです。

英語の発音を習っても、イマイチ正体がつかめない存在。それが「曖昧母音」ではないでしょうか?

なんて言っているのか「あいまい」なだけに、よく聞こえないし、学校でも教えてもらった記憶がないし…。そんな風に思っている人は少なくないかもしれません。

でも、曖昧母音は、英語の中で一番多く出てくる母音なんです。だから、絶対マスターしておきたい発音です。

といっても、難しく考えることなかれ。

曖昧母音って実はすごくカンタンなんですよ!

リズムでとらえれば、その正体がバッチリわかっちゃうのです^^)

個々の部分だけで発音をとらえようとすると、本質を見失います。本質的なことがわからないと、迷ってしまうんですよね。。

そんな人のために、まず、曖昧母音とは何なのか、一般的な説明から行ってみましょう!

※あいまい母音以外の母音について、見分け方を知りたいという方はこちらの記事をどうぞ。

 

曖昧母音とは何か

曖昧母音とは、一言で言えば、英語の母音を弱く発音したものを指します。

発音記号で表すと”ə”。eをひっくり返したような記号です。

母音を弱く発音したものですから、私たちの耳には、「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」のどの音にも聞こえるような響きがあります。

もしくはどの音とも結びつかないような音に聞こえたり…

「イ」なのか「エ」なのか、どっちつかずの音に聞こえたり。

実際はいろんな音に聞こえるのに、発音記号ではひとつで表されているわけです。なので、まるで「ただひとつの発音」があるような気がしてしまいますよね。

でも、それは勘違いなんです!繰り返しますが、曖昧母音は母音を弱く読んだものですから、様々な音に聞こえるということを覚えておいてください。

次の音声は、曖昧母音の聞こえ方のひとつの例です。聞いてみてください。

曖昧母音の発音

音声プレーヤー

 

では、実際の発音の仕方についてです。口も舌も動かさず、のどの奥からつぶやくように発音します。弱い音ですから、口も舌も動かさないというところがポイントになります。

「ア」でも「ウ」でもなんでもいいですから、うめくような感じで発音練習をしてみてくださいね。

曖昧母音はどこに現れる?

「曖昧母音は、英語で一番多く使われる母音なんだ」ということを先ほどお話ししました。

そこで、疑問に感じることはありませんか?

曖昧母音って、一体どこに現れるのかなって。

もちろん、辞書で発音記号を調べたらいいのですが、それって面倒ですよね^^;

そこで次は、どこに曖昧母音が現れるのか、そのヒントをお伝えしていきます。
みなさんは、発音を習ったことがあるでしょうか?

もし習ったことがあるとすれば、真っ先に習うのが短母音の発音だと思うんです。

いわゆる「a,i,u,e,o」ですね。例えば、catの”a”(発音記号は”ӕ”)や、hotの”o”(発音記号は”ɑ”)などです。

前者は「エ」と「ア」の中間音、後者は「ア」に近い「オ」のような音で、口を大きく縦に開けて発音するということを習ったかもしれません。

大事なことなので、ぜひ覚えておいていただきたいのですが、

この短母音の発音は、基本的にアクセントがつく場所で使います

逆に言うと、アクセントのない母音には短母音の発音は用いません。代わりに使うのが、曖昧母音なんです。

わかります??

たとえば、family。

familyは最初の”a”にアクセントがありますよね。けれども、”i”にはアクセントがありません。

したがって、これを短母音の”i”としてはっきりと発音してはいけないわけです。代わりに、弱ーく、かるーく、発音します。つまり、曖昧母音として発音しなければならないのです。

 

ここまでを一言でまとめますと、

アクセントがある所以外の母音は、ほぼすべて曖昧母音に変化するということです。

pronounciation

それから、多くの人が知らないことだと思うんですが…

曖昧母音化するのは、単語の中の、アクセントのない母音だけではありません。

単語だけで読んだ場合にはアクセントがある場合でも、英文の中で読まれると曖昧母音化してしまう場合があります

例えば、”ask him.”

“him”はこの単語単体で読む場合には、”i”にアクセントがありますよね。

でも、”ask him”とフレーズになった場合、”him”は弱く読まれます。

したがって、himのiが曖昧母音化するのです。

himのiが弱く読まれる結果として、“ask him”の”him”は聞き取りづらくなります。カタカナであらわすと、「アスクム」というような発音になります。

実は、この変化が、多くの人が英語を聞き取れない原因になっているのです

先ほども述べたように、曖昧母音は、英語の中で一番多く使われる発音です。

ですから、曖昧母音を見分け、聞き取ることができなければ、リスニングは難しくなってしまいます。

実は、曖昧母音を攻略することが、リスニング攻略の大きな一助になるのです。

 

曖昧母音の見分け方~英語のリズムで曖昧母音をとらえよう!

ここまでで、単語レベルで曖昧母音を見分ける方法についてはお伝えしました。

けれども、フレーズの中でも曖昧母音が現れるとなっては、状況はより複雑に見えますよね。

 

フレーズであっても、簡単に曖昧母音を見分ける方法はないものでしょうか?

そうです、あるのです。

実はその最大のヒントに、英語のリズムがあります。

英語は強弱のリズムでできています。

英文の中には、強く読む部分と、弱く読む部分があることはみなさん知っていますよね。文レベルで言えば、重要な単語は強く読まれ、それほど重要でない単語は弱く読まれます。

例えば、Nice to meet you.

このフレーズでは、Niceとmeetが強く読まれます。一方、to とyouは弱く読まれますよね(もちろん、状況にもよりますが)。

この強弱のリズムのうち、弱のリズムのところで現れるのが曖昧母音なのです。

Nice to meet you.
ア  あ ア  あ   (ア…アクセント。あ…曖昧母音)

強のリズムはもちろん、アクセントのある部分です。

ということは、ものすごくおおざっぱに言えば、単語にしろ、フレーズ単位にしろ、アクセントがあるところ以外の母音は、全てあいまい母音になると考えてもらって構いません。

(もちろん、第2アクセントとかありますし、アクセントのない所でも多少強めに母音を発音したりしますから、100%ではないです。でも、それくらいの感覚で全く支障はありません)

リズムで発音をとらえれば、曖昧母音の変化もバッチリ解決しちゃうんです!

 

発音は、リズムによって変化する

ここで大切なこと。繰り返しますが、それは、発音はリズムによって変化するということです。

曖昧母音は、リズムによって変化した発音の産物なんです。

曖昧母音の見分け方、バッチリわかりましたか?

曖昧母音をマスターすれば、リスニング力も上がりますし、あなたの英語がすごくナチュラルになりますよ。

 

難読地名

小谷野敦に「頭の悪い日本語」という文庫本があって、なかなか面白いのだが、最後は書くネタが無くなったのか、難読地名を題材にして1章にしている。
まあ、難読地名というのは多くの人に迷惑をかけているという点では「頭の悪い日本語」ではあるし「性格の悪い日本語」だろう。その土地自身が損をしていると思う。これは難読人名も同じだが人名は一度覚えられると印象に残るので、不利益だけでもない。「四月一日」で「わたぬき」「小鳥遊」で「たかなし」などというのは漫画やラノベでおなじみだろう。「百目鬼」で「どうめき」というのもお馴染みだ。
だが、難読地名だと、印象に残っても、それでその地を訪れるかというと、そうでもない。つまり、いろいろな人を混乱させ、伝達ミスを生むだけであり、まさしく「頭の悪い日本語」かもしれない。
上述の本から、難読地名の一部を掲載しておく。読み方の「答え」は少し後に載せる。

1:茨城県 
2:三田市(兵庫県)
3:喜連瓜破(大阪の駅名)
4:宍粟市(兵庫県)
5:三朝町(鳥取県)
6:英彦山
7:安心院町
8:酒々井町
9:八街市
10:川内(鹿児島県)


(解答)
1 いばらきけん(*「いばらぎ」に非ず)
2 さんだし(*「みたし」に非ず)
3 きれうりわり
4 しそうし
5 みささまち(*「みささちょう」でもいいか)
6 ひこさん(*「英」の字はどこへ消えた?)
7 あじむまち(*「あじむちょう」でもいいか?)
8 しすいまち(*「しすいちょう」でもいいか?)
9 やちまたし
10 せんだい

まあ、このうち3つか4つは知っているという人もいるかと思う。以前私が住んでいた京都にも難読地名は多かった。その反面、風流な地名も多かったが、去る者日々に疎しで、ほとんど覚えていない。沖縄だと「東風平(こちんだ)」とか「南風原(はえばる)」とか「北谷(ちゃたん)」とか「西表(いりおもて)」というのは、(「西表」はわりと有名だが)本土の人間は初見では読めないのではないか。西がいつでも「いり」と読まれるわけでもなく、「西武門」で「にしんじょう」と読まれる例もある。











トロツキズムとスターリニズム

一国社会主義は官僚支配国家になる、という指摘はある程度正しいと思うが世界全体が社会主義国家になる、というのは無理だろう。それに、プロレタリア支配の具体的内容が不明だ。プロレタリアが支配者になれば、それは官僚支配とまったく同じではないか。
現実政治という点ではスターリンが正しかったと思う。ただし、冷酷な政敵粛清という点で、社会主義や共産主義への恐怖感を世界に広げた罪が大きい。


トロツキズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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レフ・トロツキー

トロツキズムまたはトロツキー主義TrotskyismТроцкизм)は、レフ・トロツキーによって主張されたマルクス主義および共産主義革命理論のこと。トロツキズムを主張する者をトロツキストという。

当初の呼称はボリシェヴィキ・レーニン主義(Bolshevik-Leninism)[1][2]で、「トロツキスト」はヨシフ・スターリンらによる批判用語を自称に採用したものである。

トロツキストの国際組織には第四インターナショナルなどがある。

トロツキーの思想[編集]

トロツキズムの思想としての構成要素は、以下を主な柱としている。

  • プロレタリアート労働者階級前衛党の建設なくして、社会主義革命はあり得ない。また、革命党の掲げる「社会主義-革命」という最終目標と、労働者大衆の日々の要求の媒介となる「過渡的綱領-過渡的要求」による大衆の革命への組織化。(第一次世界大戦のさなかに「帝国主義戦争を内乱へ」を掲げ「平和などフィクションである」としたウラジーミル・レーニンに対して、トロツキーは「目標としての『内乱』は正しいが大衆を組織する直接のスローガンにはならないし、平和を求める大衆の要求を軽視してはならない」と批判する。論争の結果、レーニンがトロツキーの主張を受け入れ、ボリシェヴィキロシア革命時のスローガン「パン・土地・平和」が採用された。)
  • 永続革命論の立場から、ヨシフ・スターリン一国社会主義建設に反対し、世界革命による世界社会主義の達成を目指す。あるいは、世界革命の達成なくしてスターリンの提唱する「一国による社会主義建設」は不可能であり、それは必然的に官僚の特権とその既得権防衛のための専制体制へと堕落する。
  • 社会民主主義政党およびスターリン主義共産党をも含む、多様な政治傾向を含む労働者階級の統一戦線の結成による二重権力の形成から、最終的な労働者階級の権力奪取。プロレタリア民主主義に基づくソビエト(労働者評議会)権力による絶えざる社会革命と国際革命の有機的結合によって資本家の搾取を廃止する社会主義の建設。
  • 世界社会主義革命を目指す単一のインターナショナル組織の建設と、それを媒介にする労働者階級・被抑圧民族の国際連帯の形成。

また、それらの柱から導き出される政治理論として、社会ファシズム論(社会民主主義主要打撃論)批判、人民戦線批判、あるいはスターリンが支配したソビエト連邦を「革命の成果を簒奪したスターリニスト官僚が堕落させた労働者国家であり、官僚を追放する政治革命は必要だが、依然としてブルジョワジーによる生産手段の所有を廃した労働者国家であることから帝国主義の包囲・攻撃からは世界の労働者階級はソビエト連邦を防衛しなければならない」(「官僚によって歪められ、堕落した労働者国家」論)とするテーゼ。同様に、非政権共産党についても(「反スターリン主義」派的な)「国家権力と同等な打倒の対象」とはみなさず、「誤った綱領・路線で指導されているとしても、労働者階級内部の革命をめざす一潮流」と認知し、批判しつつも必要な共闘は追求するという立場を取る。また、「社会主義への過渡期経済では市場をも利用し、資本主義・帝国主義との競争に耐えられる経済建設」の提唱などのトロツキーの思想・主張・実践の総体を「トロツキズム」という。

スターリンが指導していたコミンテルンに対抗して、トロツキーの呼びかけによって1938年に結成された国際革命組織第四インターナショナル系のトロツキスト自身は、自らを「第一インターナショナル以来の世界革命による社会主義建設の原則を擁護する古典的マルクス主義者」、「1917年のロシア革命の意義と原則を擁護し、コミンテルンの最初の四回の大会の決議を出発点とした新しい革命党を目指すボリシェヴィキ・レーニン主義者」とし、「スターリンによるマルクス主義の歪曲に最も抗したトロツキーの立場と思想を擁護するという意味で“トロツキスト”の称号を受け入れる」と自己定義する。

日本共産党を含めた第三インターナショナル(コミンテルン)の系譜からは、反革命の烙印が押されてきたが、1956年フルシチョフによるスターリン批判で、日本でもトロツキズムに拠る左翼活動家が現れる。

(国際トロツキスト運動の展開については第四インターナショナルの項参照)

レッテルとしての「トロツキスト」[編集]

長年、各国共産党は、自党の指導に従わない共産主義者を、トロツキーの思想の影響下にあるなしとは関係なく「トロツキスト」と呼んで非難していた。「トロツキスト」とは、共産党にとって最悪の裏切り者の代名詞であり、スターリンが1936年に開始した大粛清時の定義「ソ連邦の破壊を目論むトロツキーを頭目とする反革命分子で帝国主義の手先の群れ」「ファシスト第五列」をそのまま踏襲し、「左翼を装った挑発者」「スパイ反革命集団」を意味していた。すなわち、共産党とは別の立場にある共産主義思想・およびそれを信奉する者全般を指したレッテルとして「トロツキズム」「トロツキスト」と総称していた。

例としては、スペイン内戦時に独自の反ファシスト民兵を組織していたマルクス主義統一労働者党(POUM)に対するコミンテルンおよびスペイン共産党の「トロツキスト」という非難が挙げられる。POUMは指導者のアンドレウ・ニンがトロツキーの秘書を務めたことがあるが、トロツキーの指導する国際的な左翼反対派の運動(のちに第四インターナショナルを形成する)とは一線を画していた(トロツキーもPOUMを「中間主義」と批判していた)。にも拘らず、POUMは「トロツキスト」と規定され、のちに「ファシストの手先」とされ共和国政府およびスペインに潜入していたソ連秘密警察に組織ごと抹殺されることになる。

日本においては、日本共産党は、新左翼発生以前には共産党結成初期に共産党から分離した労農派をトロツキストと呼んでいた。1950年代後半に六全協に対する反発やハンガリー動乱の影響で新左翼が生まれると、彼らをトロツキストと罵倒した。60年安保闘争時の、決してトロツキーの思想の影響下にあったわけではなかった共産主義者同盟および全学連を「極左冒険主義のトロツキスト集団」と口をきわめて非難した。あるいは、「トロツキズムを乗り越えた新しい体系=反スタ、反純トロ」を標榜する革マル派中核派、果てはそもそもレーニン主義を否定している社青同解放派まで、一括りに「トロツキスト」と規定していた。

しかしスターリン批判以降、日本社会でも凶悪な独裁者というのがスターリンの評価として一般的になっていく中で日本共産党もスターリンについて「科学的社会主義を歪曲した」「大国主義」と批判的になっていき、1982年(昭和57年)には不破哲三が著作『スターリンと大国主義』を著してスターリン批判を行い、その中において「ロシア革命におけるトロツキーの役割」を一定認める見解を発表した。そのため以降日本共産党は新左翼党派を「トロツキスト」と呼称することを公式には取りやめるが、現在でも主に高齢・古参の党員を中心に新左翼諸党派を一括りに「トロツキスト」「トロ」などと軽蔑を込めて指す者もおり、若手党員や民青同盟員にも稀に「トロ」などと口にする者がいるという。[誰?]現在では共産党の新左翼に対する公式的な蔑視用語は「ニセ『左翼』暴力集団[要出典](口語で略するときは「ニセサヨク」)に取って代わられている。

なお、英語にも「トロット(Trot)」(複数形は「トロッツ (Trots)」)というトロツキストへの蔑称が存在する。

「ネオコンの出自はトロツキスト」論をめぐって[編集]

アメリカのトロツキスト・グループから、「ネオコン」と呼ばれる現在のアメリカの政治に影響力を及ぼしている新保守主義が生まれているという説がある[3]。この点をもって、トロツキズムとネオコンの根は同一であると説く論者も存在する[4]。これらはネオコンの創始者ともされるアーヴィング・クリストルイラク戦争を推進した亡命イラク人のカナン・マキヤ英語版らがトロツキストだった過去、どちらも世界に武力を用いてでも理想(世界革命、自由化民主化)を広めるという側面を根拠としている。しかし、ネオコンとトロツキズムとの「思想的連続性」という説についてはトロツキスト側から反論もなされている[5]