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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

英単語末尾の子音の発音

私は英語の発音の聞き取りが苦手なのだが、英語の歌を聞いていると、語尾が子音で終わる単語はその子音がほとんど消えると思っていいのではないか。
たとえば「at all」は「アット オール(atto oolu)」ではなく、単語末のtも lも消えて、「ア・アー」としか聞こえない。「ア・オー」かもしれない。allも「オール」という発音ではなさそうだ。少なくとも、語尾は「ル(lu)」ではない。「l」であるわけだ。
こういう、子音を(その後に母音をつけないで)単独で発音することが日本人には特に苦手である。だから、単語末に母音が無い場合は「末尾の子音が消える」感じで処理するのがいいのではないか。こういうことは、子供に英語を教える最初の段階で教えると有益だと思う。
私自身は聞いたことが無いが、「Hot dog」なども「ホットドッグ(Hotto doggu)」ではなく、「ホッドッ」になりそうな気がする。まあ、心の中でt音や g音を「言ったつもり」程度でいいのではないか。




「at all」に関しては、ナット・キング・コールの「Too young」の歌い終わりを聞いていてそう感じた。

上記の件とは別の話になるかもしれないが、「曖昧母音」についての記事を転載する。

(以下引用)

こんにちは  なみのリズムのアサコです。

英語の発音を習っても、イマイチ正体がつかめない存在。それが「曖昧母音」ではないでしょうか?

なんて言っているのか「あいまい」なだけに、よく聞こえないし、学校でも教えてもらった記憶がないし…。そんな風に思っている人は少なくないかもしれません。

でも、曖昧母音は、英語の中で一番多く出てくる母音なんです。だから、絶対マスターしておきたい発音です。

といっても、難しく考えることなかれ。

曖昧母音って実はすごくカンタンなんですよ!

リズムでとらえれば、その正体がバッチリわかっちゃうのです^^)

個々の部分だけで発音をとらえようとすると、本質を見失います。本質的なことがわからないと、迷ってしまうんですよね。。

そんな人のために、まず、曖昧母音とは何なのか、一般的な説明から行ってみましょう!

※あいまい母音以外の母音について、見分け方を知りたいという方はこちらの記事をどうぞ。

 

曖昧母音とは何か

曖昧母音とは、一言で言えば、英語の母音を弱く発音したものを指します。

発音記号で表すと”ə”。eをひっくり返したような記号です。

母音を弱く発音したものですから、私たちの耳には、「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」のどの音にも聞こえるような響きがあります。

もしくはどの音とも結びつかないような音に聞こえたり…

「イ」なのか「エ」なのか、どっちつかずの音に聞こえたり。

実際はいろんな音に聞こえるのに、発音記号ではひとつで表されているわけです。なので、まるで「ただひとつの発音」があるような気がしてしまいますよね。

でも、それは勘違いなんです!繰り返しますが、曖昧母音は母音を弱く読んだものですから、様々な音に聞こえるということを覚えておいてください。

次の音声は、曖昧母音の聞こえ方のひとつの例です。聞いてみてください。

曖昧母音の発音

音声プレーヤー

 

では、実際の発音の仕方についてです。口も舌も動かさず、のどの奥からつぶやくように発音します。弱い音ですから、口も舌も動かさないというところがポイントになります。

「ア」でも「ウ」でもなんでもいいですから、うめくような感じで発音練習をしてみてくださいね。

曖昧母音はどこに現れる?

「曖昧母音は、英語で一番多く使われる母音なんだ」ということを先ほどお話ししました。

そこで、疑問に感じることはありませんか?

曖昧母音って、一体どこに現れるのかなって。

もちろん、辞書で発音記号を調べたらいいのですが、それって面倒ですよね^^;

そこで次は、どこに曖昧母音が現れるのか、そのヒントをお伝えしていきます。
みなさんは、発音を習ったことがあるでしょうか?

もし習ったことがあるとすれば、真っ先に習うのが短母音の発音だと思うんです。

いわゆる「a,i,u,e,o」ですね。例えば、catの”a”(発音記号は”ӕ”)や、hotの”o”(発音記号は”ɑ”)などです。

前者は「エ」と「ア」の中間音、後者は「ア」に近い「オ」のような音で、口を大きく縦に開けて発音するということを習ったかもしれません。

大事なことなので、ぜひ覚えておいていただきたいのですが、

この短母音の発音は、基本的にアクセントがつく場所で使います

逆に言うと、アクセントのない母音には短母音の発音は用いません。代わりに使うのが、曖昧母音なんです。

わかります??

たとえば、family。

familyは最初の”a”にアクセントがありますよね。けれども、”i”にはアクセントがありません。

したがって、これを短母音の”i”としてはっきりと発音してはいけないわけです。代わりに、弱ーく、かるーく、発音します。つまり、曖昧母音として発音しなければならないのです。

 

ここまでを一言でまとめますと、

アクセントがある所以外の母音は、ほぼすべて曖昧母音に変化するということです。

pronounciation

それから、多くの人が知らないことだと思うんですが…

曖昧母音化するのは、単語の中の、アクセントのない母音だけではありません。

単語だけで読んだ場合にはアクセントがある場合でも、英文の中で読まれると曖昧母音化してしまう場合があります

例えば、”ask him.”

“him”はこの単語単体で読む場合には、”i”にアクセントがありますよね。

でも、”ask him”とフレーズになった場合、”him”は弱く読まれます。

したがって、himのiが曖昧母音化するのです。

himのiが弱く読まれる結果として、“ask him”の”him”は聞き取りづらくなります。カタカナであらわすと、「アスクム」というような発音になります。

実は、この変化が、多くの人が英語を聞き取れない原因になっているのです

先ほども述べたように、曖昧母音は、英語の中で一番多く使われる発音です。

ですから、曖昧母音を見分け、聞き取ることができなければ、リスニングは難しくなってしまいます。

実は、曖昧母音を攻略することが、リスニング攻略の大きな一助になるのです。

 

曖昧母音の見分け方~英語のリズムで曖昧母音をとらえよう!

ここまでで、単語レベルで曖昧母音を見分ける方法についてはお伝えしました。

けれども、フレーズの中でも曖昧母音が現れるとなっては、状況はより複雑に見えますよね。

 

フレーズであっても、簡単に曖昧母音を見分ける方法はないものでしょうか?

そうです、あるのです。

実はその最大のヒントに、英語のリズムがあります。

英語は強弱のリズムでできています。

英文の中には、強く読む部分と、弱く読む部分があることはみなさん知っていますよね。文レベルで言えば、重要な単語は強く読まれ、それほど重要でない単語は弱く読まれます。

例えば、Nice to meet you.

このフレーズでは、Niceとmeetが強く読まれます。一方、to とyouは弱く読まれますよね(もちろん、状況にもよりますが)。

この強弱のリズムのうち、弱のリズムのところで現れるのが曖昧母音なのです。

Nice to meet you.
ア  あ ア  あ   (ア…アクセント。あ…曖昧母音)

強のリズムはもちろん、アクセントのある部分です。

ということは、ものすごくおおざっぱに言えば、単語にしろ、フレーズ単位にしろ、アクセントがあるところ以外の母音は、全てあいまい母音になると考えてもらって構いません。

(もちろん、第2アクセントとかありますし、アクセントのない所でも多少強めに母音を発音したりしますから、100%ではないです。でも、それくらいの感覚で全く支障はありません)

リズムで発音をとらえれば、曖昧母音の変化もバッチリ解決しちゃうんです!

 

発音は、リズムによって変化する

ここで大切なこと。繰り返しますが、それは、発音はリズムによって変化するということです。

曖昧母音は、リズムによって変化した発音の産物なんです。

曖昧母音の見分け方、バッチリわかりましたか?

曖昧母音をマスターすれば、リスニング力も上がりますし、あなたの英語がすごくナチュラルになりますよ。

 

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