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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

性についての議論と性教育

「zaikai sappolo online」から転載。
こういう問題は論じること自体がタブー化しているわけで、下の場合でも本田氏が仮定の話を「党内」の議論の場でしただけだのに大事になっている。つまり「こいつはロリコンだ」と決めつけられたわけである。だが、党内での単なる議論が、なぜ党外に漏れて問題化したのか。そこに大きな問題があるのではないか。立憲民主党の「弱さ」がそこに見られると私は思う。

なお、低年齢者相手の性交が法的に禁じられていること自体は正当だと私は思っている。つまり、性交の危険性や意味について自己判断するには幼すぎる年齢の人間を相手に性交をするのは犯罪と見做すべきだ、ということだ。これは低年齢者保護の観点から当たり前だろう。だが、それなら、低年齢者同士の性交も禁じるべきではないか。つまり、中学生同士の性交、極端な場合には小学生同士の性交も実在しているわけで、今の「性教育」は、むしろそれを助長していないだろうか。
性教育自体は、小学校高学年、あるいは中学年からやっていいと思う。ただし、最初に、「妊娠」や「性病」、そして「変質者」の存在から教えるべきだろう。(これは当然、「大人は優れた存在」という子供の幻想を打ち砕き、大人への不信を植え付けるだろう。すべての大人が性に関しては動物だという印象すら抱くと思う。だが、それは事実なのだから、教えるほうが子供を守るのである。)性は尊いものだとか素晴らしいものだという馬鹿な教育をしたら、誰でも低年齢性交に奔るに決まっている。まして、小学生にコンドームの使い方を教えるなど、性交奨励にしかならないだろう。恋愛を知る前に性交を知るというのは、あまりに動物的すぎないか。まあ、恋愛自体が幻想だという論議はさておく。




(以下引用)


【速報】「14歳と同意性交したら…」不適切発言の4区・本多平直が立憲民主党を離党へ

 不適切発言の渦中にいた衆議院比例北海道ブロック選出の本多平直氏(道4区)が、近々、所属する立憲民主党を離党することになった。

 本多氏は5月の性犯罪規定の見直しに向けた党内会議で「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と発言した。

 その後、コトが公になり、本多氏は釈明に追われた。党本部のハラスメント委員会(第三者委員会)が、本多氏の発言を審議。ヒアリングも終了し、7月中に本多氏への処分について、何らかの結論がでるとみられていた。

 党本部は本多氏を離党させる方向で、最終調整に入っているとみられる。

本多平直氏(左)は枝野幸男立憲民主党代表(右)の政策担当秘書を務めていた(2017年撮影) ©財界さっぽろ

 今秋までには解散・総選挙がおこなわれる。立憲北海道道連は、本多氏に代わる候補者調整が急務となる。

 本多氏の不適切発言については、7月15日発売の月刊財界さっぽろ8月号で関連記事を交えて詳報する。

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