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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

漢方的体質強化法(3)

Ⅷ 腎臓病、腎虚(インポテンツ、前立腺病)

・ゴボウ、ヤマイモ、人参、レンコン、ネギ、玉ねぎ、(特にゴボウとヤマイモがお勧めらしい)
・半身浴

Ⅸ 骨粗鬆

・片足立ち。(1分で50分のウォーキングに相当するらしい。)
・日光浴(これは西洋医学でも言われている。)
・カルシウムとイソフラボンの摂取。(小魚、黒ゴマ、魚介類、黒砂糖)

Ⅹ アルツハイマー、認知症

・手指の運動
・読み、書き、計算(つまり、脳の体操)
・少食(昔から馬鹿の大食いと言われるwww)
・大豆、魚介類、胚芽(トリプトファンを含むらしい)
・ハチミツ、黒砂糖(ブドウ糖の摂取)
・生姜(脳の血流を良くする。)
・卵、魚卵(コレステロール)(脳神経細胞の成長に寄与)

Ⅺ 癌

・体温を上げる
・脂肪、蛋白質を過食しない。
・人参(ビタミンA、C、Eを含み、癌予防に有効)

*この本に出ている話ではないが、サウナで気絶して長時間高温の中にいた人間が、その後、癌が完全に消えていたという話を私は何かで読んだことがある。そして、私の故郷である南の島では癌患者はほとんど見たことがないらしい。つまり、体の冷えが免疫不全を生み、それが癌の大きな原因ではないかと私は思っている。なお、癌細胞は42度以上で死滅するという話も読んだ記憶がある。

Ⅻ 風邪

・体温を上げ、汗をかく(汗をかいたら風邪は治る、というのは厳然たる事実である。つまり、解熱剤の使用はむしろ風邪の治療の大敵だろう。ただし、高熱による脳症の予防という意味もあるかと思うが、人間や動物の体はそういう自己破壊に至るまで高熱を出すものだろうか。)
・葛根湯(これも体温を上げ、免疫活動を活発化させる働きの薬である。)

ⅩⅢ 精力減退、前立腺病、夜間頻尿

・八味地黄丸(これは老化からのかすみ目にも効くことは前に書いた。)
・玉ねぎ、ニラ、ニンニク、ネギ、ラッキョウ、牡蠣、エビ、生姜
・座業の人(一日中座っている人)は前立腺肥大になりやすい。(つまり、定期的に立ち上がって、歩き回ることが必要、ということだろう。)(椅子の形態を工夫することも有益かもしれない。つまり、体重が尻、あるいは睾丸にかかるような椅子ではなく、膝にかかるように作られたタイプの椅子を使用する、などである。)
・蛋白質の過剰摂取を避ける。(食事の西洋化と前立腺肥大患者の増加は並行していると言われている。)
・麦とろ、トロロ、蕎麦、黒ゴマ
・運動の励行


以上で、「漢方的体質改善」は終わりである。まあ、信じるか信じないかはあなた次第だ。実行して特に害になる内容はひとつもないだろうし、あるいは長年の悩みが消える可能性もあり、健康な老年をこれが導く可能性もあるのではないかと思う。








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漢方的体質強化法(2)

Ⅲ 脳卒中予防
・ウォーキング、スクワット(下半身強化)
・魚介類、納豆
・日本酒2合程度のアルコール(これは、信じるかどうかは当人次第)
・人参、リンゴ、セロリ、パイナップル(セロリ、パイナップルは血栓を溶かすのに有効)

Ⅳ 動脈硬化予防

・体温を上げる。
・人参、リンゴ、セロリ、パイナップル、レモン(なぜⅢにレモンが加わるのか不明)
・魚介類
・ニラ、ニンニク、ネギ、玉ねぎ(悪玉コレステロールを貪食するマクロファージの働きを促進)

Ⅴ 心不全、むくみ

・水分制限
・小豆(サポニンによる利尿作用強力)
・キュウリ、玉ねぎ(利尿作用あり)

Ⅵ 肝炎、脂肪肝

・過食、特に肉の過食をやめる
・エビ、カニ、イカ、タコ、シジミ、アサリ(タウリンを含む食物)
・人参、リンゴ、キャベツ

Ⅶ 糖尿病

・食物繊維の多い食物を食べる。
・カキ(インシュリンの成分となる亜鉛を含む)、ニラ、ニンニク、ネギ、玉ねぎ、ラッキョウ、ヤマイモ(血糖降下作用あり)
・筋肉運動(例の、基礎代謝増強か)





漢方的「体質強化法」(1)

漢方薬の威力に感心したので、以前に読んだ漢方の本に書いてあったことを、将来の参考としてメモしてあったものを少し抜粋して載せておく。本は石原結實(かな?メモの字が下手すぎて自分で読めんww)という人の『病気は自分で見つけ、自分で治す!』というもの。

1:基本
・過食を避ける。一日2食が適当。
・体を温める。(ウォーキング、入浴、腹巻、体の不調には「葛根湯」)*「葛根湯」はほぼ万病薬と書いている。体温を上げることで免疫が活発化する、と私は理解している。本書では「体を温め、血液中の老廃物を汗とともに捨てる」と説明している。風邪はもちろん、気管支炎にも有効らしい。

2:高血圧対策
・水分を摂りすぎない。(これは血液量を増加させ、心臓が常に高出力で血液を押し出す習慣をつけるからだろうと私は理解している。私は若いころから水分を摂りすぎる傾向があり、中年以降は見事に高血圧である。)
・肉類、乳製品はなるべく避ける。
・人参、キュウリ、リンゴがお勧め。(人参は他の病気でも勧められている。昔は「朝鮮人参」は高価な漢方薬だったが、普通の人参でも貴重なビタミンを含むようだ。)(キュウリはカリウムを含み、水分と塩分を尿によって体外に排出。)(リンゴがお勧めの理由は分からないが、外国の小説を読むと、リンゴを弁当代わりに持参する例が多く、体にいいことは確かだろう。)
・下半身の筋肉強化。(筋肉強化は以前に知り合いの医者にも勧められた。基礎代謝が増えるとか何とか、素人には理解できない説明だった。)(下半身が衰えると特に良くないらしいのは、私が膝の故障でほとんど歩かなくなると、いろいろな障害が出てきたことから分かる。脳梗塞などは、パソコンを打つために椅子にばかり座って下肢の血管を圧迫し続け、静脈瘤などができた結果だろうと思う。)
・アルコールは特に禁止しなくていい。(たぶん、適正量なら、ということだろう。)



とりあえず、この辺までで一段落しておく。まだ先はいろいろあるが、高血圧患者の多い現代では、これだけでもなかなか役に立つのではないか。情報を探しやすくするために、いずれ独立したカテゴリーにするかもしれない。


健康を選ぶか美味い飯を選ぶか、それが問題だ



うちは家人が多分健康のために雑穀米を主に炊いているのだが、私は朝食(正確には、その日の第一食)はほとんどうどんで、第二食は酒のつまみしか食わないので、その雑穀米はほとんど食べない。体にいいかもしれないが、消化に悪い上にマズいからである。生涯の残りの食事の数が数えられそうなこの年齢で、健康のためにわざわざマズい飯を食う意味は無い。早死にはむしろ望むところで、頭がまだまともな段階で死にたいと思っている。

しかし、白米は美味いよなあ。胃腸の容量が許せば、塩だけで結んだおにぎりを何個も食べたいものである。あるいは、塩の利いた塩じゃけなども白米のお供には最高だが、現代の医学からは白米も塩じゃけも毒物扱いである。昔風の塩じゃけなど売ってもいないのではないか。



(以下引用)

椎名高志@絶対可憐チルドレン59巻9/18解禁
@Takashi_Shiina
久しぶりに白米を食った。「なんという美味い穀物だ・・」と、異世界から来た人みたくなった。

漢方薬の威力

私は医者や医療に批判的な内容の記事を書くことが多いが、それは主に高血圧治療やワクチンの問題など、医療の「金儲け主義」への批判である。一般の医療はQOL(生活の質、ひいては人生の質)に大きく関わる重要な仕事だと思い、尊敬もしている。
などと書き始めたのは、足の調子が悪くて或る病院に行ったところ、(おそらく老人性の)こむら返りだと診断され、その治療として漢方薬を処方されたのだが、それが劇的に効いたからである。
私は、前々からこむら返り(就寝時に多い。)には悩まされていたが、今回の足の激痛(ほとんど筋肉断裂、つまり肉離れ的な痛みだった。)がまさかこむら返りのためだとはまったく思わず、しかもこむら返りには、治療法は無いか、あるとしても食事療法か運動療法以外には無く、それも長期的に行うことでしか効果は出ないだろうと独り決めしていたのだが、薬、それも漢方薬の威力を目の当たりにして、やはり専門家は違う、とつくづく感心したわけだ。まあ、治療に漢方薬を使うという卓見を持った医者だから良かったのだろう。ちなみに、前にかすみ目で悩んでいた時に、市販の漢方薬が即効を見せたこともあった。(「八味地黄丸」という有名な薬だが、老齢から来る様々な障害に薬効があるらしい。他の効果のほどは知らないが、とりあえず、かすみ目には効くようだ。ただし、一瓶で5000円以上するので、安い薬ではない。)
今回、こむら返りに効いたのは、「芍薬甘草湯」というもので、ツムラ製薬という漢方の有名製薬会社のものなので、おそらく市販もされているかと思うので、こむら返りに悩む人は試してみるといいかと思う。市販価は知らない。
なお、漢方薬だけでなく、西洋医学系の薬も劇的な薬効を持つものはあるので、別に漢方薬だけがいいと主張しているわけではない。