忍者ブログ

独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

脳を活かすための知識

別ブログに載せたメモだが、「生活の技術」でもあるから、このブログの当該項目にも入れておく。




◎「海馬 脳は疲れない」池谷裕二 糸井重里 のヒントによる思考素

・子供は記銘された量が少ないので、想起が容易であり、大人は記銘された量が多いので想起が困難になる。これが、「大人になると記憶力が悪くなる」と言われることの実体。逆に言えば、無知・無教養な人間ほど「物覚えがいい」。

・子供は白紙状態だから、刺激を印象深くとらえる。したがって、それを容易に記憶する。大人は生活が惰性化しているために、物事に対する印象が弱い。これが大人の記憶が弱い理由の一つ。物事に対する好奇心を持った人間は、大人でも記憶力がいい。

・好悪を決める脳の部位が扁桃体、重要と非重要を判断する脳の部位が海馬。この二つは近くにあり、連携している。つまり、「好きな物=重要」「嫌いな物=非重要」となり、重要と判定されたものは記憶され、非重要と判定されたものは記憶されない。

・ある作業に対して「やる気を出す」、つまり側座核を働かせるには、「まずその作業をやること」である。やることによって側座核が働き始める。

・脳は新しいものを警戒する。これは動物の生存本能による。文化現象でも、新しいものは攻撃される。

・脳は我々の無意識を支配しているが、我々の意識は脳を支配している。そして、我々の無意識はしばしば我々の意識を支配している。こうしたサイクルが、脳と意識のありようである。(BY N.T)

・新しいものへの好奇心があることは創造的人間の特徴である。逆に、新しいものへの拒否反応が強いのは、老化現象の一つである。つまり、知的成長への意欲よりも動物的生存本能が強くなり、無難な安定を求めているのである。

・ストッパーをはずすことで、新しい可能性が生まれる。

・酸化は老化に関係している。

・脳は疲れない。疲れるのは目や筋肉である。

・人間は視覚情報に頼る度合いが大きく、嗅覚や聴覚が弱い。
























PR

朝倉孝景17か条

井沢元彦によれば最初の戦国大名とされる朝倉孝景(敏景)が子孫に残した遺訓であるが、乱世の大名だけでなくいつの世の為政者や企業経営者にとっても非常に有益な教えだろう。
幾つかの条項の中に、「他国人を安易に信じるな」「外部からの侵入者に注意せよ」というニュアンスがあり、これは戦国大名だから、というだけのことではなく、多くの土地で現在でも他所から来た人間が詐欺的行為によってのし上がり、結局はその土地を衰退させることは多い。詐欺師的人間は、一所で悪事がばれると他所に行って似たようなことをするものだ。特に田舎の人間は純朴(あるいは愚鈍で無知)だから、騙しやすいのである。
これは、人間の移動が頻繁な現代でも同じだろう。弁舌の上手いよそ者は(弁舌の上手い者こそ、と言うべきか)信用するな、ということだ。たとえその人間に才能があっても、人格の信頼性の方が重要だ。




朝倉孝景十七箇条


孝景が晩年、子の氏景に遺したといわれる家訓。合理主義・孝景の考え方をよく示しており、戦国大名家法の先駆的なものである。

朝倉敏景十七箇条

一、朝倉家に於ては宿老を定めるべからず。其の身の器用忠節によりて申しつくべき之事。
一、代々持ち来たり候などとて、不器用の人に團并に奉行職を預けるまじき事。
一、天下静謐にすといえども、遠近の諸国に目付を常に置き其の風儀を窺わせるべき事。
一、名作の刀脇差など、さのみ好みなさるまじく候。其の故は、たとい萬疋の太刀刀を持たりとも、百疋、鑓百丁には勝れまじき候。然れば萬疋をもって百疋の鑓を百丁求め、百人に持たせ候はば、一方は相防ぐ可き事。
一、京都より四座の猿楽等切々呼び下し、見物好みなさるまじく候。其の價をもって国の猿楽のうち器用ならん者を上せ仕り、舞をも習はせ候はば、末々までも嘉楽すべき事。
一、城内に於いて夜能は無用とすべき事。
一、侍の役なるとて、伊達白川へ使者を立て、能く馬・鷹など求むまじく候。自然他所より到来は各別に候。それも三箇年過ぐれば、他家へ遣るべし。長く持すれば、必ず後悔出で来たり候事。
一、朝倉の名字中を初年の始めの出仕表着る布子となすべく候。并に各々、同名定紋を付けさせらるべく候。分限有りとて、衣裳を結構せられ候は、国の端々の侍色を好み、ふきつつきたる所へ此の体にては出にくきなどとて、虚病を構え、一年出でず。二年出仕致さざれば、後々は朝倉前に伺公の者少なくなり候事。
一、家中諸々奉公人の内、仮に不器量不朝榜に候とも、一心健固の輩には別して愛憐を加えなさるべく候。但し、懦弱の族たりといふとも、容儀押立出群の者は、尤も然るべき供使之用い候の条。是れ亦、空しく捨てなさるまじく候。雙方不足の輩は介抱甚だしく無益となすべき事。
一、無奉公の者と奉公の族と同?蓋はれ候ては、奉公の人いかでかいさみ有るべき事。
一、さのみ事闕候はずば、他国の浪人などに右筆させらるまじき事。
一、僧俗共に能芸一手あらん者は、他家へ越しなされまじく候。但し身の能をのみ本として、無奉公ならん輩は曲尤もに候事。
一、勝つべき合戦は取るべき城を攻める等の時、吉日を選び方角を考えて時日を移す事甚だ口惜しく候。如何に能き日なるとて、大風に船を出し、大勢に独り向かはば、其の甲斐有るべからざることに候。たとい、難所悪日たりとも、細かに虚実を察して、密々に奇正を整え臨機応変して謀を本とせば、必ずや勝利を得られるべき事。
一、年中に三箇度器用計り、正直ならん者に申し付け、国をめぐらせ、四民諸々の口謁を聞き、其の沙汰致されるべく候。少々形を引き替えて、自身巡検するも然るべき事。
一、当家壘館の外に必ず国中に城郭を構えさせらるまじく候。?て大身の輩をば、悉く一乗の谷へ引き越しめて、其の郷其の村には只代官下司のみ居り置きなさるべき事。
神社仏閣并に町屋等を通られむ時は、少々馬を留めて、奇麗なるをば聊か称美し、破損せるをば稍恵憐の詞をも加えられ候はば、到らぬ者共は、御詞を懸りたるなどとて、歎じ并に堪えずして、悪きをば早く改め、能くは彌相嗜み候べきか。然れば、造作も入らずして、見事に持ちなす事も専ら主君の一心に依るべき候事。
一、諸々の沙汰直奏の時、理非を少しも曲げなさるまじく候。若し役人等私を致すの旨聞き及びなされ候はば、堅く同罪に処すべき事。
右の条々能く能く服?し、昼夜相勤めて永く子孫に??せらるべく候。諸事内方を謹み厚く沙汰し候へば、他国の悪党は邪魔せぬものなり云々。
群書類従・巻第四百三より。(書き下しは本ページ作成者による)


コミュ障のための会話術

まあ、本当に役に立つかどうかは知らないが、覚えて損は無いだろう。実際、「えー!」「うっそー!」「本当?」の3語だけで30分会話を続けた女子高生を私は目撃したことがある。


(以下引用)


1 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/26(土) 20:15:39.03 ID:twlpLtJX0.net
かつては1往復で会話が終わることが多かった俺だが、この方法を身に着けてからは1往復は無くなった。

どんな会話内容であっても関係ない。あらゆる場面で使用可能。
俺はこれを「カイワノミクス3本の矢」と名付けた。




4 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/ :2017/08/26(土) 20:17:57.30 ID:twlpLtJX0.net
3本の矢とは。

第一の矢・感嘆符

第二の矢・そうですねファミリー

第三の矢・オウム返し

これであらゆる会話に対応できる。



地上60メートルの地獄

マンションと一戸建ての優劣ははっきりしたようだ。
これまで、マンションは最上階がハイソだと認識されていて、30階から地上を見下ろして「見ろ、人がゴミのようだ」とうそぶいていた連中が、停電、断水、ガス停止で地獄状態である。まあ、そういう連中はどうせ不労所得で生活している詐欺師どもなので、結構なことだ。


(以下「ネットゲリラ」より転載)


30階で停電はマジキツイ

| コメント(0)
タワーマンションが停電になったら大変だ、という話なんだが、アレだ、メテオラみたいなもんだ。メテオラというのは断崖絶壁の上に建つ修道院で、世界遺産ですw 世俗から逃れて隠遁生活を送るんだったらいいかも知れないが、我々は修道士でも仙人でもないので、そんなところでは暮らせないw

北海道で最大震度7を観測した地震では約9千台のエレベーターが止まった。
大規模停電で復旧が遅れた札幌市のタワーマンション(高さ60メートル以上で20階建て以上)では住民が食料や水など重い荷物を持って階段を上り下りした。
6月の大阪北部地震でも6万台以上のエレベーターが停止しており、高層ビルやマンションが多い都市部の災害時の課題が改めて浮き彫りになった。
20階の男性(47)は「水が出ないのが最もつらかった」。
マンションは断水地域ではなかったが、電気で水をくみ上げているため給水が止まった。
水は備蓄しておらず6日午前に近くのコンビニのトイレに駆け込んだが「階段の上り下りが大変で、ちゃんと水を備蓄しておけばよかった」と話した。
このマンションのエレベーターが復旧したのは7日の夜だった。

政府は、大規模災害が起きても、何もしてくれないというのが、今回ますます明らかになった。それとともに、電気がなくなったら、マンションでは水も出ないし、ウンコも流せない。それどころか、外出さえ出来ない。自分の部屋まで戻れない。電気の復旧は一週間後ですw それまで自己責任でw

若いうちは苦労しても家は買っておけ

「阿修羅」所載の「現代ビジネス」記事だが、まともな意見だと思う。
現在のように正社員であることが困難な時代には、住宅購入のローンを組むこと自体難しいだろうが、それが可能なら、一戸建て住宅を購入したほうが老後は安心だ。
つまり、下の記事にあるように、「住居費・教育費・老後資金(生活費)」の三つのうち、子育て終了時点で教育費はすでに不要だろうから、「住居費」と「生活費」だけが問題だが、年金だけでは生活費だけしか賄えないだろう。ここに「住居費」が入ると、生活費を切り詰めることになる。「働けない」というのが老後生活の大前提なのだから、老後に必要な最低限度のカネが生活費だけだ、というのは大きな支出が二つもある場合と比べて天国と地獄なのである。
なお、家とは言っても、中古住宅でいいのである。探せば中古でも安くて堅牢な物件はある。品質にこだわらず、値段の最低レベルだと、一戸建てで100万円という物件もある。それでも雨風を凌げる屋根と壁さえあれば生きてはいけるのである。


(以下引用)




購入と賃貸には、それぞれのメリット・デメリットがあります。ご存じの人も多いでしょう。

購入のメリットは、資産になる、老後が安心、設備のグレードが高いなど。デメリットは、住み替えしにくい、維持費がかかる、頭金が必要など。

賃貸のメリットは、住み替えが可能、修繕の必要がない、不動産価格下落の影響を受けない、災害による資産の目減りがないなど。デメリットは資産にならない、リフォームできない、老後も家賃が発生するなど。

購入派と賃貸派のメリットとデメリットは相反するものなので、どうとらえるかは本人次第です。マネー誌などの特集を見ると「ライフスタイルや価値観は人それぞれなので、一概にどちらがよいとはいえない」という結論が多いようです。

私の考えをいわせてもらえば、可能であれば購入することをおすすめします。

なぜかといえば、老後対策です。

何かを決断するときは、先を見通すことが大切です。

私たちはリタイア(定年退職)後、年金生活者となります。

再雇用などで働くにせよ収入は大きく下がりますし、60歳で完全にリタイアすれば、65歳の年金受給までの5年間は無収入となります。

老後というのは、資産を切り崩して生きていかなければならない年代なのです。現役時代と違って、病気など不測の事態も起こりやすくなります。

少ない収入のまま、いつまで生きるかもわかりません(平均寿命は男性81歳、女性87歳)。

人生の三大支出は住居費、教育費、老後資金です。収入が減少する老後に住居費と老後費用がダブルで必要になるというのは、かなりのマネープレッシャーです。

賃貸では生きているかぎり家賃が発生しますが、持ち家なら必ずかかる費用は固定資産税くらいのものです。