

「続柄」ってなんて読む? 読み方・意味・使い方を、言葉やビジネスマナーに詳しい鶴田初芽がお届けします。
「続柄」なんて読む?
今年も終盤となり、年末調整などの書類を準備する季節が近づいてきました。そんなとき目にする「続柄」。これを正しく読めますか?
https://oggi.jp/6339499
つづきがらといいたいんだろうがぞくがらでもまちがってない
つづきがら【続(き)柄】
親族の関係。血族関係。続き合い。「所帯主との―」
▽俗に「ぞくがら」とも言う。
青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳
さて、次は根抵当権が何かを確認しましょう。
根抵当権の特徴は一度その権利を設定したら担保価値をもとに算出した上限額の範囲内で何度もお金の貸し借りができることです。
たとえば上限額が4,000万円の根抵当権を設定してあれば、借手はまず2,000万円を借りて、500万円分の元本を返済したところで1,000万円をまた借りて、といったお金の貸し借りを繰り返しできます。
貸し借りの繰り返し、という時点で住宅ローンと違う何かのような気がしませんか?
また、住宅ローンで設定する抵当権の場合、特定の債権(住宅ローン借入額)を担保するために不動産上に設定されているので返済が完了し債権が消滅すると、それを担保していた抵当権も消滅します。
しかし根抵当権は返済によって借入額が一時的に0になったとしてもまた追加で借り入れる可能性があるため根抵当権は自然消滅しません。やはりここでも根抵当権の特徴であるお金の貸し借りの繰り返しがポイントになっています。
ここまでの説明でだいたい察しはついたでしょうか。根抵当権は住宅購入とあまり関係がありません(一部住宅ローン商品ではオプションをつける条件に根抵当権をつけるものがあるので、まったく関係ないとは言えませんがこうした商品は例外です)。
住宅ローンを借りて家を買うことを検討している人は、抵当権は知っておかなけれなダメですが、根抵当権は知らなくても問題にはならないでしょう。
でも、せっかくなので根抵当権についてもう少し解説をしましょう。
根抵当権は事業を営んでいる人が運転資金を調達するときに利用されるのが一般的です。抵当権は特定の融資に設定するため、目的が異なる融資を受けるなら抵当権を別に設定しなければなりません。抵当権の設定は税金もかかりますし手続きも煩雑です。根抵当権を一度設定しておけばそうしたことから解放されるのです。
家を買うときには関係のなかった根抵当権ですが、家を持った後に利用する機会があるかもしれません。それが家を担保にお金を借りるときです。「不動産担保ローン」や「リバースモーゲージ」と呼ばれる商品が該当します。不動産担保ローンやリバースモーゲージを取り扱う金融機関は様々で商品が複数用意されているケースもあります。
02
2020