白内障の予防
サングラスや帽子を着用する
紫外線やブルーライトによる刺激も白内障の主な原因のひとつです。
紫外線には水晶体のタンパク質を酸化させて、性質を変えてしまう作用があります。
水晶体は光を集める性質があるために、この影響を大きく受けてしまいます。
サングラスなどが目への紫外線防止としてよく使用されています。
サングラスのみでは隙間から紫外線が入り、完全に防げない場合もあります。
つばのひろい防止などと合わせることで、さらに予防効果が期待できるでしょう。
パソコンなどを使用する際に、ブルーライトを軽減させる眼鏡を使用するのもよいですね。
食生活を改善する
白内障の原因には血管や糖尿病などの要因があることをお話ししました。
これらは食生活に大きな影響を受けてしまいます。
健康的な食事を心がける
食事は1日3食しっかりととり、バランスよく摂取することをこころがけましょう。
糖分が多いと、水晶体に糖分が蓄積されて濁りの原因にもなります。
また血糖値が高くなり、糖尿病の原因にもなります。
白内障を予防するには偏食や暴飲暴食をして血糖値が激しく上下しないようにしましょう。
抗酸化用のある食べ物を選ぶ
水晶体は酸化することで白く濁ってしまいます。
βカロチン、ルテイン、ビタミンC等は抗酸化作用があることが知られています。
抗酸化作用がある食べ物を摂取することで、水晶体の酸化を予防しましょう。
抗酸化作用がある食材は以下のとおりです。
いちご | レモン |
ブロッコリー | ニンジン |
ほうれん草 | ピーマン |
かぼちゃ | とうもろこし |
柿 | 緑茶 |
焼き海苔 | ハーブ |
ごま | トマト |
運動する
バランスのよい食事に合わせて、適度な運動習慣は生活習慣の改善につながります。
運動することによって、血中の糖分を筋肉内に取り込められます。
また、血流の悪化の原因になる脂質などの代謝にも運動は効果的です。
ウォーキングなど適度に運動することで、血流を改善させられます。
十分に目に栄養が行き届く体を作り、白内障を予防しましょう。