私が鯖の水煮缶を買う理由

私が今住んでいる家は庭があり、そこで私は数匹の「庭猫」を飼っているが、もちろん彼らは自由に出入りしているので「通い猫」と言ってもいい。ただ、別の通い猫も始終出入りするので、元から居る庭猫とは少し区別される。
現在の住居は海に近く、町の背後には小高い丘もあって、風光明媚な田舎町だが、人口は少なく、居住放棄住宅も多い。まあ、年金生活者などが老後を過ごすには最高のところだ。
で、都会とは違って、野良猫の存在にも寛容で、散歩をすると必ず数匹は野良猫に出会う。その中には、うちの庭猫より容姿のいい美猫もいるし、可愛い仔猫もいる。彼らがうちのお客にならないのは残念だ。
で、庭猫や通い猫のために私はキャットフードを毎日準備するのだが、彼らはそれをあまり好まない（本当に腹が減った時だけ食べる）ので、ドライのキャットフードに鯖缶の汁をかけ、鯖も全員に行き渡るように細分化して与えるのが常である。猫は、ドライの食物が嫌いだと思う。（たぶん、唾液の分泌が少ない。）だから「チュール」などを好むのだろう。
まあ、猫の餌代だけで毎月５０００円くらい（あるいはそれ以上）かかるので、自分の酒代や食費を削ることになるが、それも猫ヴォランティア活動の必要経費である。

（以下引用）鯖水煮缶は人間が食べても案外美味いのだが、そのレシピなどは省略。醤油を少し垂らすだけでも美味いはずだ。