耕作を知らなかったり、効率の悪い農業しか知らない集団の中に、効率の良い近代的な農業を携えた集団が入り込むと、数世代で旧集団を駆逐してしまうわけです。アメリカインディアンとか典型的にそうで、別に虐殺で減ったわけじゃない。新しい効率的な農業集団の人口増加率が高いので、生産性の低い集団はあっという間に少数派に転落してしまうのだ。古墳時代の出雲人は、同時代に関東で見つかった人骨や現代の日本人よりも、縄文人に近い遺伝子を持っている――。出雲市で発見された古代人骨のDNA解析から分かった。古代出雲では、大陸から来た弥生人との混血が進んでいない可能性がある。 おいらの持論なんだが、水稲栽培技術を携えて日本に渡ってきた集団と、以前から住み着いていた水稲栽培技術を持たない集団とは、激しい抗争や戦闘はなかったようなんだが、それは依って立つところのエリアが違っていたからで、低湿地の足がズブズブ埋るな土地というのは、水稲栽培にしか使えないので、喧嘩にならなかった。縄文人はそれこそ「海彦・山彦」で、鳥獣、魚、木の実などを採取したり、山麓で焼畑農業やったり。低湿地には興味がない。それが、2000年かけてゆっくりと融合して来たのが、今の日本です。 |
出雲の「国譲り神話」とは、弥生人対縄文人の戦闘
「ネットゲリラ」記事の野次馬氏の前説部分だけだが、私も野次馬氏(ゲリラ氏)と同意見である。つまり、縄文人(日本原住民)と弥生人(大陸渡来人)は混血によってその純粋形は消滅し、今の日本人は縄文人も弥生人も祖先に持つと考えている。まあ、朝鮮人っぽい顔が弥生人の血を濃厚に持つわけだろう。縄文人というのはアイヌ系か沖縄風の「濃い」顔だと思う。
それはさておき、古代出雲人に縄文人のDNAが濃いというのは当然の話であり、「古事記」の「国譲り神話」というのが弥生王朝(大和朝廷の祖)による出雲王朝の征服だったというのは、その部分を読んだ人なら誰でも即座にそう思うだろう。つまり、征服された側が縄文人だったというのも当然の話になる。この引用された記事の死体は、弥生王朝と出雲王朝の戦闘の死者だったのではないか。だから両者の「純粋形」がきれいに分かれたのだろう。
(以下引用)
それはさておき、古代出雲人に縄文人のDNAが濃いというのは当然の話であり、「古事記」の「国譲り神話」というのが弥生王朝(大和朝廷の祖)による出雲王朝の征服だったというのは、その部分を読んだ人なら誰でも即座にそう思うだろう。つまり、征服された側が縄文人だったというのも当然の話になる。この引用された記事の死体は、弥生王朝と出雲王朝の戦闘の死者だったのではないか。だから両者の「純粋形」がきれいに分かれたのだろう。
(以下引用)
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