以前に女性器切除のことを書いたことがあると思うが、その理由については考察していなかった。下のツィートが正しいかどうかは知らないが、ありそうな理由ではある。そもそも、封建時代の社会では女性は子供を産む道具扱いであったわけで、これは多くの社会に共通していたと思う。女性は家事や育児や農作業での「働く道具」でもあったが、なぜそういう奴隷的な、あるいは道具的な存在に貶められていたか、考察するべきだろう。そして、そういう地位からなぜ「人間」としての地位をだんだんと獲得できたのか。(ひとつには本物の「機械」や「道具」の発達で女性の行う労働が軽減されたことがあると思う。)
女性の性欲がなぜ男性から嫌悪されたかと言うと、推測だが、男性の知らない内的メカニズムを女性が持っていることに「未知への恐怖と嫌悪」を感じたのではないかと思う。もちろん、女性のエクスタシーに男性も関与できるが、それは(自慰でもレズでも可能であり)必須のものではないだろう。女性を「イカせる」のがセックスの醍醐味だというのは比較的近代のものだと思う。通常は、と言うか、生物的な本来的な在り方としては、男性のセックスは「射精するのがすべて」であり、女性側の快感など無関係なものである。ただし、サディズムに見られるように、背徳的な快感ほど大きいという奇妙な現象が男性にはある。
(以下引用)