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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

「300万円で社長になる」?

まあ、話自体が、「こういう方向に進んでいる」というだけのことで、この話を鵜呑みにして即断するのは馬鹿かもしれないが、将来、法的部分で話が確定した場合には「格安で企業を買い取って社長になる」というのもひとつの人生展望かもしれない。

(以下引用)

サラリーマンが後継者を見つけられない中小企業を買い取って経営する――。夢物語のように聞こえるかもしれないが、国がそれを後押ししているのをご存じだろうか。日本の99.7%を占める中小企業がバタバタと潰れてしまえば、日本の産業そのものが崩壊するからである。そのために少しでもサラリーマンが会社を買いやすいように様々な制度が整いつつある。

刊行から1ヵ月で3刷となった『いますぐサラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』(講談社+α新書)の著者で日本創生投資社長の三戸政和氏が、いかに会社が買いやすくなったかを語る。

『いますぐサラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』(講談社+α新書)© 現代ビジネス

前編記事【「中小企業」の後継者不足で日本産業が崩壊する…「サラリーマンが会社を買うなんて夢物語」、そう考えている人が知らない話】より続きます。

「会社の連帯保証人になる」と思っていませんか

なぜサラリーマンが会社を買うなら「いま」なのか。企業買収のための条件が整ったということを示す話をしましょう。

最大の理由の一つは、経営者保証が明確に外せるようになったことです。

経営者保証とは、中小企業が金融機関から融資を受ける際に、経営者個人が会社の連帯保証人になることを言います。会社の返済が滞ったり、倒産してしまったりした場合に、経営者が個人の土地や家などを処分して返済に充てなくてはならないというものです。この経営者保証はいま、つけなくてよいものになっています。

photo by gettyimages© 現代ビジネス

そもそも中小企業の借り入れは、株主であるオーナー社長の私的な資金利用があっても見分けがつきにくい性質があります。そのため、銀行としては貸し付けたお金が社長に個人的に流用されることを懸念し、会社だけでなく、オーナー社長個人にも保証を要求してきました。

しかし、私的な資金利用がないのであれば、個人が連帯保証をする理由はなくなります。

実際、オーナー企業を除く大企業では経営陣が雇われている立場で、株主と切り離されており、企業として借り入れた資金を経営陣が私的に流用することは難しいので、個人保証をすることはありません。

借金することは「悪」ではない

ちなみに、会社経営をしたことがない人のなかには、借り入れをあまりよくないことだと思う人も多くいますが、企業が設備投資や原材料を買うために借り入れをするのは、いたって正常な経済活動です。企業は手持ちの資金だけでやりくりして事業をしていても、なかなか会社を大きくすることはできず、新たな雇用を生むこともできないので、社会的に見てプラスになりません。無借金経営が美徳などとは私は思いません。

  

経営者保証は日本経済にとっても大きなマイナスです。企業は借り入れ金を使って投資をしなければなかなか大きくならないし、事業から出る利益だけを投資に回して大きくなっていくには長い時間がかかります。投資のための積極的な借り入れは、むしろ社会にとっては善なのです。

日本に存在する会社のうち、99%以上が中小企業です。そして、中小企業の多くが後継者問題に悩まされてきました。後継者問題のもっとも大きな原因の一つは、経営者保証だと断言します。子どもや従業員が会社を継ぎたがらない理由は、経営者保証を引き継ぎたくない、引き継がせたくなかったからです。

私の投資ファンドがお手伝いしたケースでも、社長である父親が過剰な債務を抱えていて、息子がその債務に個人保証をするなら引き継がないと言っていた最中に、父親が亡くなってしまった会社がありました。1億円くらいの黒字なのにこれでは廃業するしかありません。そこで我々がスキームを作り、債権を適正サイズにすることで息子が事業承継を了承したのですが、このような会社は日本にたくさんあります。

個人で借金を背負う必要なし

もちろん、読者の皆さんも会社を買う際に、経営者保証を引き継ぎたくはないでしょう。

しかし、経営者保証は廃止される方向に進み、2022年12月には、金融庁が経済産業省・財務省と連携し、「経営者保証改革プログラム」というものを策定しました。

これによると、経営者保証を完全に禁止したわけではないのですが、金融機関が経営者保証を求める場合には、かなり厳しい条件が課されることになりました。 

金融機関から経営者保証を要求された場合には、その明確な理由を求めることができ、その理由が正当だと思えない場合には、金融庁に2023年4月に新設された経営者保証専用相談窓口に相談することができるようになったのです。

これはすなわち、前社長が経営者保証をしてお金を借り入れていた状態で会社を買収する場合には、その経営者保証を外すことができるということです。

photo by gettyimages© 現代ビジネス

金融機関が理由を付けて、どうしても経営者保証を外すことができない場合は、よほど財務状態がよくない会社である可能性が高いので、その会社を買うのをやめればいいだけです。

これからのスモールM&Aにおいて経営者保証は不要。それが基本です。サラリーマンが会社経営に乗り出したら借金まみれになるというのは、経営者保証をそのまま引き継ぐことを前提とした古い考えで、万一経営に失敗したとしても、自分が出したお金以上に損をすることはないと言えます。

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スマホの過充電のデメリット



明日のため寝る前にスマホを充電する人は多い

スマホの『過充電』は危険?寝る前に充電器に接続してはいけない理由© シュフーズ

1日使ったスマホは、夜になるとバッテリーが大きく消耗し、残量が減っています。特に使用が多かった日は、寝る時にベッドサイドでスマホを充電する人が多いですが、この充電しっぱなしの状態がバッテリーに負担をかけ、劣化を加速させます。

一般的にスマホのバッテリーは使用開始から1年程度で劣化が始まり、2年を超えると1日持たないことが多いですが、過充電によってその劣化がさらに早まることがあります。

劣化が進むと、バッテリーの交換やスマホの買い替えが必要になり、どちらもコストがかかるため、バッテリーをできるだけ長持ちさせたいと考える人は多いでしょう。

寝る前にスマホを充電器に接続してはいけない理由

スマホの『過充電』は危険?寝る前に充電器に接続してはいけない理由© シュフーズ

さまざまなメディアが、寝る前に携帯電話を充電器に接続すべきではないと警告しています。この行為がなぜ避けるべきか、その理由を見ていきましょう。

充電完了後に『過充電状態』になるリスク

スマホのバッテリーが減少し、再充電が必要になるのは普通のことですが、100%充電された後も充電器に接続され続けると過充電の状態になりえます。

多くのスマホには過充電防止機能が備わっていますが、長時間の充電は避けた方が良いでしょう。この機能は限られた条件下でのみ効果があり、熱によるバッテリーの劣化を完全に防ぐことはできません。

バッテリーを完全に使い切ってからの充電もNG

過充電だけでなく、バッテリーを過度に使い切ってから、100%まで急速充電する行為も、バッテリーには大きな負荷を与えます。

0~10%まで使い切ったバッテリーを80%以上に回復させるためには、多くの電力をバッテリーに供給しなければいけません。すると、バッテリーは過剰に稼働することになり、発熱してバッテリーの劣化を早めてしまいます。

寝る前の1時間充電、または起床後の充電がベスト

不必要に長時間スマホを充電してしまうと、過充電になりバッテリーへの負荷が増加します。そのため、80%程度まで充電することを目安にし、過充電を防ぐことが重要です。

多くの現代のスマホには過充電を防止する機能が搭載されていますが、それに依存せず、過度な長時間充電は避けるべきです。具体的には、寝る前に1時間程度充電したり、起床後に充電を完了させることをお勧めします。

スマホのバッテリーを長持ちさせるための重要なポイント

スマホの『過充電』は危険?寝る前に充電器に接続してはいけない理由© シュフーズ

スマホのバッテリーを長持ちさせるには、負荷を最小限に抑えることが不可欠です。以下の3つのポイントを意識して充電を行うことで、バッテリーへの負荷を軽減し、寿命を延ばすことができます。

・バッテリー残量を60〜75%の範囲に保つ

・スマホのバッテリーが0%にならないように注意する

・バッテリーが完全に充電されたら直ちに充電を停止する

特に、寝る1時間前に充電を始め、充電が完了する前に停止する、または必要な分だけ翌朝充電する方法が効果的です。また、バッテリーを完全に使い切るのではなく、一定の残量を保ちながら充電することが望ましいです。

スマホのバッテリーは充電しすぎず、適度な残量を保ちましょう

スマホの『過充電』は危険?寝る前に充電器に接続してはいけない理由© シュフーズ

いかがでしたでしょうか。スマホのバッテリーは、過度の負荷がかかるとその寿命を短くしてしまいます。そのため、スマホを過充電にしないためにも、寝る1時間前のや起床時に充電することをお勧めします。適切なバッテリー残量を意識して充電を行いましょう。また、過充電防止機能が搭載されているスマホでも、長時間の充電は避けることが肝心です。

「電離」と「プラズマ」

書かれていることの100分の1も、私には「理解」はできないが、私レベルの者でも、読めばいちおう「何となく」イメージは分かる気がする。

大胆に言えば、以下の、あるいは一般的な「プラズマ」の説明が難解なのは、要は、「電離」とは実は「電化」のことであり、原子や分子などが帯電することだ、という、言葉の問題だ。電離と帯電では正反対にしか思えないわけで、これは「専門語」の持つ欠陥だろう。(意図的に難解にしている可能性もある。)

そして電離した、つまり帯電した物体をイオンというらしい。要するに「プラズマ」とは「電離(電化・帯電)した状態」のことだ、という認識でいいのではないか。そのように単純化したらイメージだけはつかめると思うが、学問の言葉はいちいち正確性を要求するので説明も難解になる。(物自体と、その物の「状態」は別だが、その混乱も世間には多いのではないか。だから、幽霊話のようになる。)

「火もプラズマの一種である」と知るだけでも、「プラズマ」という存在が「完全な外国人」から「隣人」程度にはなるのではないか。

「宇宙空間においては全宇宙の質量の99%以上がプラズマであり、プラズマは最もありふれた物質の状態である。」


(以下引用)

自然界における例[編集]

地球[編集]

地球上では、電離層などが代表的であり、地球電磁気学超高層大気物理学によって研究される。

マーチソン広視野電波干渉計を用いた観測によって、高度約600kmの電離層上部からその上のプラズマ圏に向かって地磁気に沿って伸びるチューブ状のプラズマ構造物の存在が確認されている。

我々の生活に必要不可欠なもプラズマの一種である。

燃料酸化によって高温となり、燃料の一部が電離してプラズマ状態になっている。ろうそくの炎が高電圧をかけた電極に引き寄せられるといった簡単な実験を通して、プラズマの存在を身近なものとして理解できる。炎の中に金属化合物などを入れると、炎色反応により元素特有のスペクトルを放射する。ただし、有機物を燃焼させた際の炎の色は原子スペクトルではなく、主に炭素の黒体放射に由来する。
帯電したと大地の間で生じる火花放電である。火花放電では、高電圧により加速された電子によって大気電離しプラズマ状態となる。また、イオンが大地に衝突したときに2次電子がプラズマ内に供給される。
電離層
太陽からの紫外線により、地上から100km付近の大気電離しプラズマ状態となったものである。電離層は中性大気とプラズマが混在する弱電離プラズマである。電子密度分布は、紫外線による電子生成率と、電子イオンの再結合などの電子減少率との釣り合いから求まる[9]
オーロラ
オーロラ太陽風から供給された電子線地磁気に沿って降下し、電子線によって励起された大気中の酸素窒素が発光する現象である。

その他の地球におけるプラズマに、中間圏発光現象セントエルモの火球電、地震などがある。

宇宙[編集]

宇宙空間においては全宇宙の質量の99%以上がプラズマであり、プラズマは最もありふれた物質の状態である。地球太陽の近傍の宇宙の物理現象を扱う太陽地球系物理学、宇宙スケールの現象をプラズマと関連付けて探究するプラズマ宇宙論、天体における物理現象を扱う天体物理学などの研究領域がある。

太陽
太陽はプラズマ状態である。2006年9月に打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」によって、太陽を取り巻くプラズマ化した大気の中で起こっている活発な現象を、より詳細に観測・研究できるようになった。

「油そば」とは何か

私は未だに食べたことが無いし、名前が気持ち悪いので食う気もないが、このスレッドだと「蕎麦」ですらないようだ。まあ、「沖縄ソバ」も蕎麦ではないからよそのことは言えないが、要するに「汁無しラーメン」、あるいは「ラーメンの麺で作ったペペロンチーノに適当にトッピングして食うもの」という理解でいいだろうか。


(以下引用)

油そばとかいう謎の食い物
2024年05月06日 コメント(19) 飲食・料理 
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1 :ななしさん :24/04/13(土) 15:37:40 ID:???
油そばってなんだよ
なんなんだよ



4 :ななしさん :24/04/13(土) 15:39:05 ID:???
美味いだろ?



5 :ななしさん :24/04/13(土) 15:39:24 ID:???
麺食いてえって時に食うもの

2 :ななしさん :24/04/13(土) 15:38:43 ID:???
スープを作らなくていいからとても原価率のいい商品になってます



7 :ななしさん :24/04/13(土) 15:41:51 ID:???
>>2
漫画鵜呑みにしてるやついるよなスープいるのに…



6 :ななしさん :24/04/13(土) 15:40:07 ID:???
ペペロンチーノみたいに油で作るラーメンでしょ?



10 :ななしさん :24/04/13(土) 15:44:53 ID:???
言うほど油主軸の料理でもないと思う



8 :ななしさん :24/04/13(土) 15:42:49 ID:???
油でベトベトギットギトのやつはちょっとつらい



9 :ななしさん :24/04/13(土) 15:43:27 ID:???
ジャンク味が強いからスーパーのチルド品で作ってもおおむね満足出来る



11 :ななしさん :24/04/13(土) 15:45:31 ID:???
というか原価安かったから何だっていう話だよな
美味いか不味いか好きか嫌いかでしょ



12 :ななしさん :24/04/13(土) 15:46:39 ID:???
油そばの油ってタレのことを指してるのか本当に油を指してるのか分からない



13 :ななしさん :24/04/13(土) 15:46:49 ID:???
ジャンルとしては認知されたけどつけ麺ほど流行らなかったな



14 :ななしさん :24/04/13(土) 15:48:15 ID:???
原価率いいなら近所の油そば屋潰れてないんだけどなぶへへ



132 :ななしさん :24/04/13(土) 17:10:17 ID:???
>>14
油そばは大学の近くなら確実に強いよ
大学生いないとこに油そばの店出すやつはただの馬鹿



15 :ななしさん :24/04/13(土) 15:49:22 ID:???
メニュー一つとしてなら偶に食うかぁってなるけど専門店行ってまで食わねえな



17 :ななしさん :24/04/13(土) 15:51:42 ID:???
ラーメンより好き



18 :ななしさん :24/04/13(土) 15:52:41 ID:???
最後にごはんぶちこみたい



19 :ななしさん :24/04/13(土) 15:53:43 ID:???
とりあえず原画がどうのとかいうアホが毎回湧いてくる



20 :ななしさん :24/04/13(土) 15:54:17 ID:???
>>19
アニオタかな?



35 :ななしさん :24/04/13(土) 16:01:47 ID:???
まず発見伝自体20年ほど前なので…



23 :ななしさん :24/04/13(土) 15:56:35 ID:???
スープあった方が美味いなってなるやつ



25 :ななしさん :24/04/13(土) 15:57:31 ID:???
でもラーメンよりはちょっと安くして欲しいんだよなぁ



27 :ななしさん :24/04/13(土) 15:58:03 ID:???
原価率がどうこうが本当だとして
だったらもうちょっと量を増やしてほしい



39 :ななしさん :24/04/13(土) 16:05:27 ID:???
スープが無いからか大盛りでも余裕で食えてしまう



40 :ななしさん :24/04/13(土) 16:05:50 ID:???
でも途中で飽きが来る



41 :ななしさん :24/04/13(土) 16:05:50 ID:???
店で食う時はとにかく腹一杯麺食べたい時って感じだ
食う側からしてもスープというかタレは重要に感じる



42 :ななしさん :24/04/13(土) 16:06:31 ID:???
和え玉って細麺の油そばだよな…とか思いながら混ぜる



43 :ななしさん :24/04/13(土) 16:09:42 ID:???
近所の贔屓にしてるとこは肉野菜ゴロゴロに卵も入ってて安くはないと思う



44 :ななしさん :24/04/13(土) 16:09:50 ID:???
数年前に東京暮らし始めてから初めて認識した食べ物だったけどまぁ東京だとどこ行っても見るわ見るわ



45 :ななしさん :24/04/13(土) 16:10:07 ID:???
今年旅行に行って高松でも松山でも博多でも行列になってるの見たな油組
全国的に流行っているのかもしれない



46 :ななしさん :24/04/13(土) 16:10:36 ID:???
まぜそばとはちがうの?



47 :ななしさん :24/04/13(土) 16:13:36 ID:???
まぜそばはもっとこう…ゴチャゴチャした味


55 :ななしさん :24/04/13(土) 16:17:05 ID:???
当たればラーメンより手間も原価も抑えて儲けられるから安易に手を出して開発費をペイできずに潰れる店が出る



56 :ななしさん :24/04/13(土) 16:18:56 ID:???
スープないのに意外と店によって味が違うというか自分の行動範囲だと全部味が違うんだよな



62 :ななしさん :24/04/13(土) 16:22:46 ID:???
>>56
タレや油で全然違うからな
あとつけ麺と同じで麺ですごく差が出る食い物だと思う



58 :ななしさん :24/04/13(土) 16:19:58 ID:???
ラーメンよりヘルシーって書いてる店があったけど欺瞞だと思う



59 :ななしさん :24/04/13(土) 16:20:34 ID:???
酢をこんなにかけてもいいんだってなる食べ物




75 :ななしさん :24/04/13(土) 16:27:21 ID:???
油そばとまぜそばの違いがわからない…
どっちも同じじゃないですかぁ



76 :ななしさん :24/04/13(土) 16:27:39 ID:???
>>75
名前が違うだろ



90 :ななしさん :24/04/13(土) 16:39:24 ID:???
>>75
雰囲気だよ雰囲気



82 :ななしさん :24/04/13(土) 16:34:10 ID:???
まぜそばのほうが具とかが多いイメージ



78 :ななしさん :24/04/13(土) 16:28:15 ID:???
通常のラーメンよりカロリーと塩分控えめってぜえったい嘘だろ



81 :ななしさん :24/04/13(土) 16:33:34 ID:???
>>78
何もかけたりしなきゃ控えめになると思う



80 :ななしさん :24/04/13(土) 16:32:59 ID:???
原価安いって言ってもラーメンより値付け自体安くない?



83 :ななしさん :24/04/13(土) 16:34:47 ID:???
まず原価気にして外食しねえだろ



84 :ななしさん :24/04/13(土) 16:35:13 ID:???
こういう味を細麺で食べたいんだが味濃過ぎになるんだろうか



89 :ななしさん :24/04/13(土) 16:39:23 ID:???
食べ始めはすごく美味しいけど途中から味濃くて苦痛にかわる

邪馬台国所在地論争の不毛

邪馬台国が大和国と音が似ているのは中学で日本史を習った最初に誰でも感じたことだろう。そして、邪馬台国は大和朝廷の前身だったのではないか、と推理するのも自然の勢いである。
下の論述は、その「初心者的推理」に学者的なデティールを付け加えただけのものだが、妥当性はあると思う。特に、邪馬台国の所在地論争は不毛だ、というのはいわば「頂門の一針」的な意見である。実際、当時の中国人が異国の地理を正確に書けるわけがないのである。せいぜいが、朝鮮半島と交流のあった中国地方西部、九州地方北部までしか中国人は知識が無かったと思う。つまり、邪馬台国の位置(行路の記述)は「朝鮮人から伝聞したことを書いただけの記事」だろう。

(以下引用)

邪馬台国はどこにあったのか――。古くから続けられてきた論争に決着が付かない理由は、『魏志』倭人伝に記された地理的情報にこだわっていたからだと、歴史学者・桃崎有一郎氏は指摘する。そして、あることに注目すると結論が見えてくるという。

◆◆◆

 いわゆる邪馬台国論争(邪馬台国はどこにあったのか、という議論)は、詰んでいる。

 当時は文字があまり普及していなかったので、「ここが邪馬台国だ」と書かれた遺物が出土する可能性は期待できない。遺跡や遺物は、複数の解釈を許すものしか出土せず、最後は文献の裏づけを援用しなければならない。

桃崎有一郎氏 ©文藝春秋© 文春オンライン

 ところが、その文献史料での議論が詰んでいる。3世紀に成立した根本史料の『魏志』倭人伝には、「どこから、どちらへ、どれだけ進めば邪馬台国へ着く」という行程記事が明記されている。その通りに進めば邪馬台国に着くはずなのだが、着かない。現在の地理や、後代の遺存地名や、ルートの合理性などを考慮して、朝鮮半島から伊都(いと)国(後の筑前国怡土(いと)郡。今の福岡県糸島(いとしま)市)までのルートには疑問の余地がない。ところが、その先のルートの記述が曖昧で、どこでも好きな場所へ到達するルートに読めてしまう。そのため、誰かが「これこそ『魏志』倭人伝の正しい読み方の決定版」という説を発表しても、山ほどある「決定版」が一つ増えるにすぎず、議論が混迷を深めるだけだ。

 これまでの議論は、〈『魏志』倭人伝には必ず、史実と合う一つの正しい解釈があるはずだ〉という楽観的な大前提の上になされてきた。ところが最近、古代中国史家から、それは希望的観測にすぎない、という指摘が出された(渡邉義浩説)。『魏志』倭人伝を含む古代中国の史書の地理情報は、著者が信じた(信じようとした/読者に信じさせようとした)教条主義的な儒教の世界観に基づいており、記述の根本が机上の空論なので、そもそも現実の地理情報として読めるという発想が誤りだ、と。全く筋が通っており、これに対する有効な反論は、恐らくできない。

 私もこの議論の門外漢だが、外から見ていると、『魏志』倭人伝の解釈で争う限り、邪馬台国論争に解決の見込みがないことは明白だ。解決するには、『魏志』倭人伝を離れて決め手を見つけるしかない。ただし、それを見つけるのは、門外漢の私ではない。そう思っていた。

 ところが、自分の研究を進める中で、偶然、その決め手らしきものを見つけた。古代中国の《礼》という文化が、日本列島の文化にいつ、どこを通って、どのように影響を与えてきたのかを追跡していた時だ。

 私が見つけたのは、古代中国では一般的な法則である。その法則は日本にも導入されたが、そのこと自体にも、それがどれほど重大かも、気づいた専門家はいないようだった。『魏志』倭人伝の行程記事に微塵も依存せずに、邪馬台国論争を解決へ導ける文献史料。そのような、まず見つかるまいと思っていた鍵が、もしかしたら私の手元にある。

 その話を雑談で本誌の編集氏にしたところ、原稿化を強く勧めて下さった。とはいえ、その情報が鍵として使えることの証明は煩雑で、本誌のような雑誌の読み物として公にできる分量や内容ではなかった。私はかなり悩んだ末、証明は学術論文として急いで発表し(末尾の参考文献参照)、また一般向けの丁寧な紹介は、著書として書ける機会を待つことにした。本誌では、その新説のあらましと結論を、ごく簡単に紹介させて頂きたい。

邪馬台国論争最大の誤り

 邪馬台国論争を解決から遠ざけてきた最大の誤りは、「邪馬台国」を「ヤマタイ国」と読んできたことだ。学校教育で「ヤマタイ国」と誤った読みを教えてきたのは、実に理解に苦しむ。「邪馬台」を「ヤマタイ」と読むのは新井白石あたりに始まるようだが、それが正しい証拠は、ただの一度も示されたことがない。

「邪馬」を「ヤマ」と読むのはよい。問題は「台」だ(正確には旧字体の「臺」だが、以下「台」と同じとして話を進める)。

 古代中国の南北朝時代・隋・唐(5〜10世紀頃)では、確かに「台」は「ダイ」に近い発音だった。しかし、3世紀に書かれた『魏志』倭人伝やその原資料が、ある日本語の地名を「邪馬台」と音写した時に最も近い頃、中国の「台」の発音は、「ダ」と「ドゥ」の中間のような音だった。

 さらにいえば、「台」と発音が全く同じ「苔」の字が、上代(飛鳥・奈良時代)に「ト」と読まれた証拠が、8世紀に成立した『日本書紀』以下のわが国の正史に多数ある。上代日本語の「ト」には甲類・乙類の2種類があるが、これは「ト(乙類)」である。上代日本語で「ヤマト(、)(乙類)」となるその音を、中国人は「ヤマダ(、)(ヤマドゥ(、、))」のような音として聞き取り、「邪馬台(、)」と書いたのである。後に、日本の正史は、日本全体や奈良地方を表す「ヤマト(大和)」を「野馬台(、)」「夜摩苔(、)」とも書いた。これらも、「邪馬台」の「台」が「ト」だった証拠だ。

 かつて、江戸前期の松下見林(けんりん)という国学者は、著書『異称日本伝』の中で、「邪馬台」を「ヤマト」と読み、「大和」と同じだと結論していた。後世の人が、なぜこの結論をきちんと検証せずに捨て去って「ヤマタイ国」にしてしまったのか、不思議だ。我々は、「ヤマタイ(、、)国」論争とは訣別せねばならない(なお、九州にも「山(ヤマ)門(ト)」という地名があるが、「門」の字で表す「ト」は甲類なので、日本全体や奈良地方を指す「ヤマト」とは上代の発音が違い、ここでは忘れてよい)。

 そうなると、後代の地名で「邪馬台」と完全に発音が一致するのは、日本全体や奈良地方を指す「ヤマト」しかない。ならば、「邪馬台」という地名の場所は、その「ヤマト」との関係から探る以外にない。

「邪馬台」が、日本全体のようなかなり広い地域を指す「ヤマト」としか結びつかないならば、邪馬台国の場所は特定できない。逆に「邪馬台」が、日本のどこか特定の地域を指す「ヤマト」と結びつくのなら、そこに邪馬台国の場所を求めるのが自然だ。もっとも、奈良地方に「ヤマト」という地名があるからそこが「邪馬台」だ、というだけでは新説にならない。私の説ではむしろ、奈良地方以外(、、)を指す「ヤマト」の存在が重要になる。

「ヤマト」の伸縮が最大の鍵

 繰り返しになるが、「ヤマト」という地名が指す範囲の広さは、何通りもある。それが問題をややこしくし、なおかつ、問題を解く最大の鍵になる。

 まず、日本列島の統一王朝全体(統一されていない状態も、便宜的にこう呼ぶ)を指す、国号としての「ヤマト」がある。話の都合上、これを「ヤマト(最上層)」と呼ぼう。

 それより小さく、その中に含まれ、律令制では「大和国」とされた、現在の奈良県地方にあたる、かなり広い行政区分の「ヤマト」もある。これは「ヤマト(中間層)」と呼ぼう。

 それより小さく、その中に含まれた別の「ヤマト」もある。「ヤマト」という地名が指す用例のうち最も小さいその領域は、奈良盆地東部の、律令制の行政区分でいう磯城(しき)郡(後に城(しきの)上(かみ)郡と城(しきの)下(しも)郡に分離)と十(とお)市(ち)郡の領域にあたり、その中心部は大和国の城下郡に属する「大和郷」(ヤマト郷またはオオヤマト郷)の場所にあった。この地域を指す「ヤマト」を「ヤマト(最下層)」と呼ぶことにしよう。

 これら3つの「ヤマト」には、様々な漢字が宛てられた。「日本」「大和」「大倭」「倭」などである。これらのうち「日本」は、「ヤマト(最上層)」を指すものに偏(かたよ)る。『日本書紀』では、1例だけ「ヤマト(中間層)」の用例があるが、残る218例が「ヤマト(最上層)」であると、先学が指摘している(神野志隆光説)。

「ヤマト」の漢字表記の変遷

 一方、「倭」については、興味深い使い分けが見られる。『日本書紀』には、飛鳥時代の朝廷の公式見解として、日本で書かれた本文と、外国(中国・百済)の典籍を引用した注の文章がある。そのうち本文では、「倭」の9割以上が「ヤマト(中間層・最下層)」を指した。ところが、注に引用された中国・百済の典籍ではすべて、「倭」が最上層の統一王朝全体を指した(井上秀雄説)。『日本書紀』の本文自体には、〈「日本」は国号。「倭」はそれ以外〉と書き分ける、ほぼ一貫した方針があったのに対して、外国の典籍には〈「倭」は国号〉という、本文とは異なる一貫性があって、両者で食い違っていた。この食い違いも、後で重要な鍵になる。

 なお、「倭」の字を、卑弥呼に近い時代の中国人も「ワ」に近い発音で読んだが、その頃、訓読みはまだ存在しなかった。つい「倭」を「ヤマト」と読んでしまいたくなるが、訓読みの発明は、3世紀前半の卑弥呼の時代よりもかなり遅れることを念頭に読み進めて頂きたい。

 奈良時代の半ば以降、「ヤマト(中間層)ノクニ」は「大和、国」と書かれたが、それ以前は「大倭、国」と書かれた。和銅6年(713)に出された「地名は好ましい漢字二字で表記せよ」という朝廷の方針=“好字二字令”の影響で、「倭」が〈穏和・調和〉を意味する「和」に書き換えられたのである。従来、「ヤマトノクニ」は「大倭国」と書かれたが、天平9年(737)に「大養徳国」と表記を改められ、10年後にまた「大倭国」に戻された。要するに、「ヤマトノクニ」の漢字表記は、「大倭国」→「大養徳国」→「大倭国」→「大和国」と変遷した。

 これらの固有名詞の部分から、すべてに共通する「大」の字を差し引くと、「倭」=「養徳」=「和」という等式を導ける。「養徳」は「徳を養う」と読め、当時の日本で支配的だった儒教の《礼》という価値観に沿って、好ましい漢字に置き換えられた宛字だ。そして、「養徳」の二字で「ヤマト」の音写にもなっている(ヤ、ウト、ク)。とすると、この等式にあてはめて、「倭」=「養徳」=「和」=「ヤマト」という関係を導ける。

 大和・大倭・大養徳の「大」は発音されない字(“黙もく字じ”という)で、あってもなくても「ヤマト」という発音は変わらない。「倭国」で「ヤマトノクニ」を表せるし、実際に藤原宮(藤原京の天皇の宮殿)で出土した木簡には、行政区分としての「ヤマトノクニ ソフノコホリ」を「倭国、、所布評」と書いたものがある(評こおりは後の郡のこと)。これに黙字の「大」の字を付したのは、好字二字令に沿って、“偉大なる”を意味する美称の「大」を「倭(和)」に付加したからだろう。

「大」も「養徳」も「和」もすべて美称であり、地名としての本質とは関係ない。「ヤマト(区分)」という地名の本質に関わる漢字は、それらの黙字や宛字をすべて取り去った後に残る「倭」である。

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本記事の全文は「文藝春秋」2024年3月号と、「文藝春秋 電子版」に掲載されています(桃崎有一郎「 画期的新説 邪馬台はヤマトである 」)。

(桃崎 有一郎/文藝春秋 2024年3月号)