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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

指圧をする際の注意

同前。

(以下引用)



血圧の新常識「腎臓さすり」で血圧を正常化する(3)8割以上は自力で治せる!

 時間も金もかからず、道具を使うことなく、誰でも手軽にできるセルフ・ツボマッサージ。しかし、だからこそ注意しなくてはならない点もある。そのひとつがツボへの圧のかけ方、つまり力の入れ具合だという。

「背中をマッサージする場合、拳に力を込めてグリグリと圧をかける人がいますが、あれはお勧めできません。特に腎臓というのは毛細血管がたくさん集まっている、とてもデリケートな臓器ですから、さすって温かくなるくらいで大丈夫。まずは乱暴に扱ってはいけない、ということを覚えておいてください」

 また、多くの読者がおそらくよかれと思ってやっているであろう、入浴中のマッサージも避けるべき、と指摘する。

「実はお風呂の中では、水圧と温度によって心臓に想像以上の負担がかかっています。そのため、若い人ならともかく、中高年が風呂の中でマッサージをしていると心臓が悲鳴を上げて血管がプツリ、なんていうこともあるので要注意です。風呂の中ではのんびりリラックスして、風呂から上がって汗が収まったあとにマッサージするほうがいい。体も清潔になって、よりリラックスできるはずです」

 ふくらはぎをマッサージする場合も、足首から上といった流れを無理に意識せずとも、全体に軽く揉んでやればいいのだという。

「血流を促す場合は下から順に上げていったほうが効果的ですが、揉みほぐすということを考えた場合は、特に上下の流れを意識しなくても大丈夫。力の入れ方はちょっと痛い、という程度がベストです」

 福辻氏が言うには「揉みほぐす」という行為は「太陽と北風」の話と同じで「これでもか!」とやればやるほど、余計ほぐれなくなるものなのだという。

「よくマッサージで『強めにやってください!』と言う方がいますが、あれは単に満足感を得るだけで、残念ですが効果としてはあまり期待できません。本来、ほぐすというのは優しく、少しずつ行っていくもの。グイグイやれば、逆に筋肉は『負けるものか!』とばかりに反発するので、優しくゆっくり揉んでやるほうがいいんです」

 こういった腎臓を元気にするマッサージを続けることで、しだいに腎臓機能が回復すれば血圧も安定。降圧剤の世話になることもなくなるだろう。

「誰でも年を取れば動脈硬化で血圧が高くなるのが当たり前。しかし基準値に引っかかったという理由で出された薬を飲んでいると、副作用で本来の体が持つ自浄力がなくなってしまいます。私の持論は、高血圧の8割以上は自分で治せる、ということ。先天的な高血圧症ではなく、途中から血圧が高くなった場合は必ず下げられます。体が柔らかければ、そこを通る血管が圧迫されることはないのですから、体をほぐせば血圧は安定、正常化するのです」

 百聞は一見にしかず。今日からさっそく、腎臓に効くツボマッサージを始めてみよう!



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