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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

モール人とムーア人

サドの「ロドリグあるいは呪縛の塔」を再読していたら、中に「モール人」という言葉が出てきて、そう言えば、この言葉は何度も見たが、未だに意味を正確にしらないな、と思って調べてみた。「ムーア人」も同じのはずだ。まあ、北アフリカのムスリム教徒と思えばだいたいはいいのではないか。

(以下引用)


ムーア人Moors西Moro)は、中世のマグレブイベリア半島シチリアマルタに住んでいたイスラム教徒のことで、キリスト教徒のヨーロッパ人が最初に使った外来語である。ムーア人は当初、マグレブ地方の先住民であるベルベル人を指すものだったが、8世紀初頭以降イベリア半島がイスラム化されるにつれ、イスラム教徒を意味するようになった。

ムーア人は明確な民族でもなければ、自らを定義する民族でもない。1911年のブリタニカ百科事典は、この言葉は「民族学的な価値はない」と述べている。中世から近世にかけてのヨーロッパでは、アラブ人や北アフリカのベルベル人、イスラム教徒のヨーロッパ人に様々な呼び名が使われた。

また、ヨーロッパでは、スペインや北アフリカに住むイスラム教徒全般、特にアラブ系やベルベル系の人々を指す、より広範でやや侮蔑的な意味でも使われてきた。植民地時代には、ポルトガル人南アジアスリランカに「セイロン・ムーア人」「インド・ムーア人」という呼称を伝え、ベンガル人のムスリムもムーア人と呼ばれた。フィリピンでは、16世紀にスペイン人入植者が現地のイスラム教徒を指して導入したこの言葉が、「モロ」として一部ムスリム住民の自称にも用いられている。

語源

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地中海沿岸の北アフリカ地域の住民を指した古代ギリシア語 Μαυρόςおよびラテン語Maurusから。もともとは現地の部族名で、フェニキア語Mauharim(「西方の人」の意)に由来するとの説もある[1]

7世紀以降には北アフリカのイスラム化が進み、イベリア半島に定着したアラブ人やベルベル人は原住民からモロと呼ばれるようになる。次第にモロはアラブ、ベルベル、トルコを問わずイスラム教徒一般を指す呼称となり、レコンキスタ以降は再び北西アフリカの異教徒住民を指すようなる。

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車の車輪負荷の違いと物理的根拠

こういう記事は非常に有意義であり貴重である。
左側車輪(特に後輪)がゆるみやすい理由(道路の左右の傾斜による車体重量負荷)も合理性がある。統計的にも確実だろう。
なぜ後輪かという理由は書かれていないが、車は一般に後輪駆動だからだと思われる。つまり、常に後輪は前輪より車体重量負荷が大きいわけだ。
これ(車の後輪駆動)を知っていれば、溝や泥濘からの脱出の際に前輪に何かを「噛ませ」ても無意味だと分かる。これは運転教習所で教えるべき知識である。

(以下引用)

 寒さが徐々に緩み、自動車の冬用タイヤを夏用に付け替える時期が始まろうとしている。交換後、注意が必要なのがタイヤの脱落だ。重大事故につながるおそれをはらむが、実は車は右より左のタイヤの脱落が圧倒的に多く、脱輪事故の95%が左タイヤだったという統計もある。

 国土交通省によると、タイヤ脱落事故は大型車に多く、11~3月に集中的に発生する。北海道や東北、北信越など積雪が多く、冬にタイヤ交換が必要な地域で発生率が高い。

 自動車整備士資格を有する北海道科学大の北川浩史准教授(機械工学)は「タイヤ交換後は、ナットを専用のトルクレンチで締め直す『増し締め』を行ってほしい。交換や点検が不安な人は、プロである整備士に任せて」と呼びかける。

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 特に外れやすいのは左のタイヤだ。北海道警の調べでは昨年、道内で起きた脱輪事故60件のうち、57件が左側のタイヤだった。

 北川准教授によると、車道は排水のために端が低くなっており、左側走行の日本では左に重心がかかる。右左折時も左後輪に負荷がかかりやすく、点検で注意が必要だという。

 北川准教授は違法な車両改造のリスクも指摘する。札幌市では23年11月、車検通過後にタイヤを付け替えた違法改造の軽乗用車から左前のタイヤが外れ、当時4歳の女児に直撃する事故が発生。女児の意識は今も戻っていない。

 北川准教授は「違法車両はプロの点検が受けられないため整備不良を見つけにくく、事故を起こしても保険適用されないことが多い。安全を軽視した無責任な行為で『うっかり事故』とは別物だ」と警鐘を鳴らす。【後藤佳怜】





日本国憲法第九条




日本国憲法

第二章 戦争の放棄

第九条

 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

昭和21年11月3日 公布
昭和22年5月3日 施行

「西部開拓史」(「西部はいかに勝ち取られたか」は図々しいタイトルである。)

「鳶の羽」にこのポスターの写真が載っていて、なかなか貴重なポスターだと思うので転載する。当時の有名俳優総出演という感じだが、映画そのものは駄作だったというのが私の印象。と言っても、見たのが中学生くらいだったと思うので、私の鑑賞力も怪しいものだ。
出演者氏名はほぼ登場順かと思う。顔を見て名前が分かるのは数名程度である。
グレゴリー・ペック、ジェームス・スチュアート、リャード・ウイドマークなど。女優はひとりもわからん。名前だけは知っていても顔が分からないのである。よく見えないが、写真の下の名前は俳優名ではなく役名だろうか。西部劇を代表するジョン・ウェインの名前は下にあるが、写真が無い気がする。髭を生やしてもカール・マルデンは分かるが、ヘンリー・フォンダは最初気づかなかった。

「How the west was won」←白人至上主義。事実はインディアンを大虐殺して強奪した。
1200px-Poster_-_How_the_West_Was_Won


ドーバー海峡とイギリス海峡とカレー海峡


ドーバー海峡とは、イギリス(グレートブリテン島)とフランス(ユーラシア大陸)を隔てるイギリス海峡の最狭部をいいます。 なお、ドーバー海峡はイギリス側の呼び名で、フランス側ではカレー海峡と呼ばれています。 「ドーバー」はイギリスの地名で、ロンドンから鉄道で約2時間の場所に位置する港湾都市です。2024/06/10