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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

殺人者(犯罪者)と「ユーモア感覚の欠如」




「殺人者っておかしなことを言ったりなんてしないでしょ ちがう?」
「ちがわない」    (ローレンス・ブロック「泥棒は図書室で推理する」より)



戦争で人を殺すことがありふれていた時代ならともかく、現代においては、殺人という極端な行動を取る人間の特徴は、ユーモア感覚の欠如ではないか、という気がする。どの殺人者の顔写真を見ても、ユーモアの感覚が無さそうだ。(「バットマン」のジョーカーなど、フィクションの人物は話が別である。ジョーカーの「ユーモア」にしても、当人が面白がっているだけで、他者への嘲笑という単なるサディズムである。)
ユーモア感覚というのは「正常と異常の区別が明確についている」ことが大前提だろう。だからこそ、異常な物事を笑えるのである。特に、正常の仮面を被った異常こそが、ユーモアの攻撃対象になる。厳しい論理性(正否の区別)があるからこそ、ユーモアもあるのだ。
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癌の生存率

前に書いたように、私は「高血圧の人は癌にはかからない」と思っているのだが、もちろんそんなのを検証した報告など読んだことは無い。単なる直観だ。
で、下の記事は、癌血統の人には有益な情報だろうから、メモとして残しておく。
膵臓癌の5年生存率が一番低いというのは意外である。約1割しか5年以上生きられないようだ。「君の膵臓を食べたい」というラノベがあったが、あれは、「君(恋人)の膵臓を食べることで生き延びたい」という膵臓癌患者の話なのだろうか。未開民族には食人種というのがいたが、それは人体の或る部位を食べると、同じ部位が強化されるという原始的思考だったと言う。
なお、私の昔の同僚は咽喉癌になったのだが、癌治療を始めて1か月も経つか経たないうちに歩くことも困難になり、それからすぐに死んだ。私は、癌の治療は癌そのものより恐ろしいとそれ以来思っている。まあ、今は癌治療も少しは進歩しているだろうが、基本的には癌治療は体に多大な負担をかけ、QOLを大きく阻害することは変わっていないだろう。

 国立がん研究センターは8日、腎臓や胆のうなど4部位のがんについて、全国の拠点病院で診断を受けた患者の3年生存率を初めて公表した。

 2012年に全国349施設でがんと診断された約55万人の情報を基に、他の死因の影響を除いてまとめた。生存率は腎臓で85.6%、胆のう33.4%、喉頭84.4%、腎盂(じんう)尿管55.6%だった。

 これらのがんは患者数が比較的少なく、これまで生存率を公表していなかった。今回の集計で、早期に発見されるほど生存率が高い傾向が確認できた。難治性の胆のうがんでも、早期の「ステージ1」で91.1%、「ステージ2」で77.4%を保っていた。治癒の目安とされる5年生存率は今後公表する。

 また、09~10年に診断された患者の5年生存率はがん全体で58.6%と、前年の58.5%とほぼ同じだった。

 部位別では女性乳房(92・5%)や前立腺(98.6%)が高く、膵臓(すいぞう)(9.6%)、肝臓(40%)、肺・気管(40.6%)、食道(44.4%)が低かった。ほかは胃(71.6%)、大腸(72.9%)、子宮頸部(けいぶ)(75.3%)、子宮内膜(82.1%)、ぼうこう(69.5%)だった。

 血液のがんについては17年に診断された患者で、詳しい分類ごとの人数を初めて集計した。全体の患者数は5万1936人。最も多いのは「成熟B細胞腫瘍」の2万2652人で、中高年が中心だった。0~9歳の子どもは696人で、急性リンパ性白血病など「前駆型リンパ球系腫瘍」が過半数の381人を占めた。

 施設別の生存率は同センターのホームページ(https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/brochure/hosp_c_reg_surv.html)に掲載した。 



取締役とは何か

私は未だに専務とか常務とかの仕事内容を知らないのだが、それと同様に取締役というのが何なのか知らない。まあ、興味も無かったのだが、いったい、何を取り締まるのだろうか。社内の不祥事の監視という、憲兵みたいな役職なのだろうか、と埒もない想像をしたりするのだが、もちろんそんなはずはない。と言うことで、調べてみたが、やはりよく分からない。まあ、江戸幕府の老中のようなものかと思う。
徳川家がオーナーで、幕府は会社である。

取締役とは?

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出典:www.gratisography.com

"取締役"とは一体何なのでしょうか?

取締役とは、株主からの委任を受け、会社の業務執行を実際に行う役職です。当然委任を受ける立場上、株主から厳しく評価され、重い責任を負うことになります。

株式会社は、株主と呼ばれる出資者がお金を出し合って出資することで設立される組織です。経営について知識を有していなかったとしても、出資を行うことで会社の所有者になれるのは、株式会社の特徴の1つです。もちろん、出資者である株主と実際に経営を行う人間が同じであるオーナー企業もありますが、全ての株主が経営を行えるほどの知識を有しているとは限らないのが実情です。

このような状況の中、「じゃあ経営のことは経営のプロに任せようよ」という考えに基づいて考えられたのが“取締役”です。

取締役は出資者である株主から選ばれた人間がその職責を担い、会社経営を行っていくこととなります。

このように、株式会社の運営は所有者である株主と経営者が分離されているので、この状況を「所有と経営の分離」と言います。

取締役の根拠法及びその選・解任の方法とは?

①取締役の根拠法は?

根拠法ですが、取締役の設置は任意に設置を選べるわけではなく、会社法38条1項及び第326条1項によって「株式会社に設置しなければならない機関」として定められています。

取締役については会社法で細かく規定されていることから、以下、会社法をベースに解説します。

 

トマトとキュウリの非加熱味噌汁




これは白みそだろうか。爽やかな味覚が予測できるが、冷水に味噌を溶くというのは斬新だ。まあ、キュウリやトマトを熱したくないのは当然である。(ただし、トマトに関しては、熱しても美味いというのはピザなどで知られている。)


トマトとキュウリの非加熱味噌汁。出汁じゃないただの冷水に味噌。



遠くを見ること

一読すると頭に「?」が浮かぶことわざだが、恐らく「遠くを見る」というのが比喩になっているのだろう。
当たり前なら、しゃがんだ大人より、木の上の子供のほうが遠くを見ることができるはずである。つまり、「遠くを見る」というのが、「先々まで考える」という比喩なのではないか。
このことわざとは逆に、『荀子』では、「山に上れば、自分の背が高くなったわけでもないのに遠くまで見ることができる。これが『物に仮(借)る』、つまり、他者の力を利用することである」という趣旨の言葉があり、この考えで行けば、「遠くを見るのに木に登る子供は、わざわざしゃがみこんだ大人より賢い」という理屈になりそうである。




さんがリツイート

「一人前の大人は、しゃがんだ姿勢で木の上のこどもより遠くを見ることができる」 ガンビア