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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

老化速度には大きな波がある?

グラフの内容とツィートの関係、そのツィート内容の信頼性は不確かだが、老化は単純に同じ割合で進行するのではなく、ある年齢で急激に進行するというのは、可能性は高いのではないか。つまり、「34歳、60歳、78歳」というのは、「お前、もっと生きるか? それなら、ここからはハンディ付きの人生だぞ」という、自然からの勧告だ、と見做せるわけだ。特に、60歳が「還暦」であったことと、この仮説は一致する。「78歳」については、「haruhiko」氏の言葉はあまり正確なグラフの捉え方だとは思わない。どちらかと言えば、70歳から老化は急激に進行し、80歳以降はその老化速度がゆるやかに低下していく、と見るべきだろう。逆に言えば、80歳まで生きた人間はかなりな年齢まで同じ状態を保つ(は言い過ぎで、老化速度がゆるやかになる)と言えるかもしれない。これは超長寿者に見られる特徴と一致するのではないか。
まあ、そもそも「aging proteins」という存在が信頼できるものかどうかが問題だが。




さんがリツイート

ヒトの老化は、34歳、60歳、78歳で急激に進むことがわかった
Undulating changes in human plasma proteome profiles across the lifespan







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カレンダーの利用法

スケジュール管理とは別の話になるが、カレンダーの裏に横罫線が入っているというのは素晴らしいアイデアだと思う。
私は、旅行に行く時には、使い終わったカレンダーの破ってある紙を畳んで持っていく。手帖だとどこに書いてあるか分からない「旅行に関するメモ」が、畳んだ紙なら表か裏かでさっと目に入る。旅行中は、乗り物の乗り継ぎなどで一秒でも早く知りたい覚書をさっと見られるのは大きなメリットなのである。固めの紙だから、下敷き無しで書き込めるし、いつ捨てても惜しくない。
とは言え、実は旅行中の出来事が、そのメモから思い出せるので、簡単な「旅行記録」にもなるから、捨てるつもりは無い。

少し違う話だが、「一枚の紙でまとめる」というのは、旅行に限らず、いろいろと有効な技術だと思う。たとえば、映画や小説の案を一枚の紙にまとめることで全体像が見えるのではないか。人前で話す時の演説草稿も同じである。


(以下引用)


吉田戦車、試行錯誤の末たどりついたスケジュール管理法は…ライフ・マネー 投稿日:2019.12.04 11:00

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吉田戦車、試行錯誤の末たどりついたスケジュール管理法は…

 

 家で使うメインのカレンダーとは別に、持ち歩くこともできるスケジュール帳として、A5サイズの卓上カレンダーを買った。

 

「高橋のエコカレンダー」というシリーズで、壁掛け用のB4サイズはずっと愛用しているのだが、昨年末思いついてA5を買ってみたらけっこう使い勝手がよく、今年(来年)も使うことにしたのである。

 

 

 私はスマホのカレンダーを使いこなせない。スケジュールを書き込むのもめんどくさいし、リマインダーとかぜんぜん便利に思えない。「せっかくの機能についていけない、もう終わってるおやじ」ということであるが、しょうがない。

 

 では、昔ながらのビジネス手帳は使いこなせるかというと、苦手である。使い切ったためしがない。スケジュール管理をしようと思っても開く習慣がつかないし、日記がわりにしてみようとすれば三日坊主になる。

 

 妻は、みっしり毎日絵入りでネタになるようなこと、ならないことを書き込み、「前の年の今日とか読むとおもしろいんだよ」などと言っている。 

 

 私は日記はPCで書いているし、落書きや直筆メモは、胸ポケットに入るようなメモ帳を使っている。スケジュールは壁掛けのカレンダーに書き込み、顔を上げれば確認できるようにしている。 

 

 だいたいそんなやり方で、なんの不足もなかったが、何度か書いているように、親が高齢となり実家に帰る回数が増えたため、外出先でも予定を確認したい場合が増えてきた。

 

「そういうときこそスマホの出番ですよ!」と、若い人は言うかもしれない。最初から入ってるカレンダー以外のアプリも試したことがあるが、紙カレンダーと違い、「一ヶ月を一目で見渡して、ざっと把握する」ことがうまくできず、チャレンジしてはさびしく撤退することになるのだった。

 

 そこで試してみたA5カレンダー。大きめ単行本相当のサイズは、机まわりの作業エリアに置いていてじゃまにならないし、台所のカレンダー前に持って行って、家族の予定をすりあわせるときにも便利だ。「あ、おれが求めていたのはこれじゃね?」と思った。

 

 表のメインカレンダーに予定を書き込むのだが、裏は横罫カレンダーになっていて、自由な覚え書きに使える。これより小さいB6カレンダーの裏面は、カレンダーじゃなくてただ罫線が引かれたメモ欄になっている。そっちのほうが目的には合うのだが、小さすぎる気がするので、来年もA5でやってみる。

 

 筆記具として遅ればせながら導入したのが、パイロットの「フリクションボール」で、スケジュール管理において、書き直せるってすばらしいな、と気づいた。

 

 A5カレンダーに弱点があるとすれば、喫茶店などでのうちあわせで出すのが少々気恥ずかしいことだが、「大相撲カレンダー」とか「東宝女優カレンダー」を取り出すわけじゃないし、それほど珍奇なことでもないだろう。






深呼吸健康法

まあ、深呼吸が精神にいい(落ち着く)というのは昔から知られていたことで、身体にもいいかどうかは知らないが、無料でできる健康法だし、時々(あるいは毎日)やって悪いことはないだろう。もちろん、ダイエットにはならないwww 大声で話すことが多いと腹がすくのは経験者なら知っているだろうし、大声で話すのは深呼吸と同じである。(深く息を吸わないと大声は出せない。)




石原慎太郎氏© スポーツ報知/報知新聞社 石原慎太郎氏

 元東京都知事の石原慎太郎氏(87)が27日放送のTBS系「中居正広のキンスマSP」(金曜・後9時)にVTR出演。俳優・美木良介(62)が考案した「ロングブレスダイエット」を実践した結果、「歩くことが大変だった」という苦境から脱出したことを明かした。

 石原氏は若い頃からゴルフ、テニス、ヨットなどを楽しんできたため、健脚には自信があった。しかし、2013年に軽い脳梗塞で1か月入院。15年にも講演中に体調不良を訴えて、緊急搬送された。その後、17年頃から歩行が困難になっていたという

 そんな石原氏の現状に「自分なら1年後に元気に歩けるようにできる」と名乗りをあげたのが美木。「ロングブレスは本当はダイエットでなく、健康法なんです」という主張の通り、長い呼吸をすることで脳に届く酸素量が増えるという理論の元、脳梗塞によってダメージを受けた石原氏の脳神経細胞を活性化させることに成功したという。

 17年6月から週1回、美木の指導で3段階の呼吸法を実践した結果、スクワットも連続で何回もこなせるようになり、歩行も普通になったという石原氏は「毎日2キロ、大股で歩けるようになりました」という文書を寄せた。

 番組では、あくまで個人によってトレーニングの成果には差があるとしている。







地球温暖化が地球環境の悪化をもたらすという大嘘

地球温暖化説というのは大嘘だと私は思っているのだが、その理由のひとつは、地球温暖化が地球環境を悪化させるメカニズムを誰も説明していないことだ。なぜ温暖化が異常気象の原因になるのか。ひどい場合は異常寒波も温暖化が原因だ、ということさえ言われるwww 
どの記事を見ても、温暖化と異常気象が結びつくメカニズムをまったく説明しないのである。
ちなみに、人間の生活の大敵は「温かさ」ではなく「寒さ」である。温かくて死ぬ人間はいないが、寒さで死ぬ人間は膨大にいる。エネルギーとは熱量(カロリー)とほとんど同じであり、人類は「熱」を作るために途方もない苦心を重ねてきたのだ。我々の住む家も衣服も、寒さ対策が根底にある。食物は「熱」で調理する。温暖化は、その苦労を軽減させる意味で、人類への災いではなく、恩恵(天の恵み)と考えるのが当然の理屈だろう。


(以下「ウィキペディア」から転載)赤字部分は筆者による強調。わりと正直でまともな記述の部類である。


地球温暖化は、気温や水温を変化させ、海面上昇降水量(あるいは降雪量)の変化やそのパターン変化を引き起こすと考えられている[注釈 7]洪水旱魃酷暑ハリケーンなどの激しい異常気象を増加・増強させる可能性や、生物種の大規模な絶滅を引き起こす可能性も指摘されている[注釈 7]。大局的には地球全体の気候生態系に大きく影響すると予測されている[注釈 7]ただし、個々の特定の現象を温暖化と直接結びつけるのは現在のところ非常に難しい。 こうした自然環境の変化は人間の社会にも大きな影響を及ぼすと考えられている。真水資源の枯渇、農業漁業などへの影響、生物相の変化による影響などが懸念されている[注釈 7]。2–3°Cを超える平均気温の上昇が起きると、全ての地域で利益が減少またはコストが増大する可能性がかなり高いと予測されている[注釈 8]。温暖化を放置した場合、今世紀末に5–6°Cの温暖化が発生し、「世界がGDPの約20%に相当する損失を被るリスクがある」とされる(スターン報告)。既に温暖化の影響と見られる変化が、世界各地で観測され始めている[注釈 9]



医者でも病気の「原因」は分からない

名取宏という内科医のブログから転載。
まあ、6割くらい賛成である。特に、「明確な原因の見当たらない病気は多い」というのは、医者としてはかなり正直な言葉だと思う。


(以下引用)



何も悪いことをしていなくても人々は病気になる

がんを治すことが証明された食事療法は、現時点では存在しない。がんになりにくい食事ならある程度はわかっていて、がんの患者さんについても、基本的にはそうした健康的な食事が推奨されている。詳しくは



■がん体験者の栄養と運動のガイドライン:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]



を参照して欲しい。なにも特別なことはない。「健康的な体重へ減量し、その体重を維持しましょう」「野菜、果物、全粒穀物を多く含む食事パターンにしましょう」といったものだ。食べてはいけないものはない。当たり前だが、健康的な食事をしていてもがんになるときはなる。ましてや、がんを治す効果はない。

何度も書いてきたが、がんに対する厳格な食事療法は、効果が不明確なわりに副作用が大きい。単純に栄養の偏り(野菜ジュースを大量に飲むためほかの食事が摂取できない、など)が体力を落とす以外にも、自分の好きなものを食べられない、というのは生活の質を確実に落とす。また、患者さん自身が自分で積極的に選んで行っているならともかく、本人が消極的で家族が熱心な場合は家庭不和の原因になりかねない。

しかし、がんの食事療法は健康本では人気である。実際の臨床の現場においても、「好きなものを食べてもよい」という説明に十分にご納得いただけないことがある。なぜか。推測だが、「がんになったのは何か根本的な原因があるはずだ。毎日の食事こそが、がんの根本的な原因ではないか」という思考が働いているのではないか。食事療法を推す健康本でも似たようなことがよく書かれている。

「がんといった重大な災難には、それにふさわしい原因があるはずだ」という感情は自然なものだ。おそらく、人類が進化してきた過程において、災難に原因があったとする心理は生存に有利に働いてきただろう。腹痛や下痢で死にそうになったとき、その前に食べたものを原因だと断定して次から避けるほうがいい。必ずしも正しい因果関係に基づかなくてもよい。腹痛の原因をまったく気にしなかったり、あるいは腹痛の原因候補の食品を食べる実験を繰り返して真の因果関係を追及したりするライバルよりも平均して生存に有利なら、腹痛の原因を直感的に断定する心理が進化する。

しかし、がんをはじめとした病気には原因を特定できないこともある。むしろ、そうしたケースのほうが多い。もちろん、肺がんと喫煙、肝臓がんと肝炎ウイルス感染のように、集団においては原因を特定できる場合もあるが、それにしたって「同じようにタバコを吸っていて肺がんにならない人はたくさんいるのにいったいなぜ私が肺がんになったのか」という疑問には答えられない。個々のケースではやはり原因は特定できないのだ。病気になる確率を減らすことはできるが、病気を確実に避ける方法はない。人が病気になるのは、何か悪いことをした報いではない。強いて言えば、運が悪い。

インフルエンザの治療薬であるタミフルと異常行動が疑われたのは10年以上前だ。現在になってもタミフルが異常行動のリスクを増やすという証拠はない。異常行動を起こした結果亡くなった子どもの親たちがタミフルが原因なのではないかと疑うのは当然のことであるが、インフルエンザだけでも異常行動が起きうるという当時から知られていた医学的事実を無視して、薬害だと主張するごく一部の専門家もいた。「死亡につながる異常行動といった重大な災難には、それにふさわしい原因があるはずだ。インフルエンザだけで異常行動が起きるはずがない」という直感が影響したのではないかと私には思われる。

生活習慣が原因だとされている糖尿病や脂質異常症も似たような側面がある。肥満は糖尿病のリスク因子だが、肥満していても糖尿病にならない人もいれば、肥満してないくても糖尿病になる人もいる。肥満そのものも、本人の意志だけではなく、環境要因や遺伝要因の影響を強く受ける。病気の原因は複雑であって、「不摂生のために病気になった」と単純に断定するのは誤りだ。「生活習慣病」という呼び方には功罪ある。疾患のリスクを周知するという「功」がある一方で、病気になったのは本人の努力不足だとする誤解を招きやすいという「罪」がある。そろそろ生活習慣病という呼び方は止めたほうがいい。

病気の原因は必ずしも特定できないこと、単に運が悪いとしか言いようのない不幸は一定の確率で起こることが周知されますように。