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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

量子と量子コンピューター

量子コンピューター云々以前に、「量子」とは何かも理解できないが、下の解説を読んでもさっぱり理解できない。まあ、物理学者が政府などからカネをむしり取るために結託して作った意味不明の概念だろう。そもそも、個別に取り出すこともできない、「物質とすら言えない」量子をコンピューターに利用できるはずがない。なお、理系の人間はカタカナ語の語尾の長音を省略する習慣があるが、一般人が真似することはない。(論文などの横書き文章だと、マイナス記号と混同されるから、そういう習慣ができたのだろう。)

(以下引用)

量子コンピュータの基礎知識。量子とは、コンピュータとは?

おすすめ本の抜粋「今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい量子コンピュータの本」
量子コンピュータの基礎知識。量子とは、コンピュータとは?

量子化と計算機の電子化

そもそも「量子コンピュータ」とはどのようなものでしょうか?「量子」と「コンピュータ」のそれぞれについて考えてみましょう。

私たちの通常の運動は古典力学で記述されますが、古典力学では連続的な値である物理量が、ミクロの世界では常にある単位量の整数倍の値しかとれず、その単位としての物理量の最小量は「量子」と呼ばれます。量子としては、エネルギー量子、作用量子(エネルギーと時間の積の単位、プランク定数)、フォトン(光量子)、角運動量の量子などがあります。連続と思われていた量が実は不連続であり、「不確定性原理」や「重ね合わせの原理」、「量子もつれ」、「観測」などの量子力学の概念の明確化が、多くの研究者によりなされてきました。

また、原子、電子や光子など、波と粒子の2重の性質を持つ極小の物質自体を「量子」と呼ぶ場合もあります。物質とエネルギーは等価です。分子や原子、原子核、更には素粒子(分解できない基本粒子)としての電子やミュー粒子などにも、量子としての波と粒子の2重性があります。

一方、「コンピュータ(計算機)」は現代社会では不可欠であり、様々に活用されてきています。従来の計算機は、真空管(第1世代)、トランジスタ(第2世代)、集積回路(第3世代)、そして、マイクロプロセッサ(第4世代)と発展してきました。かつては機械式計算機から出発して、電子計算機としての「パーソナル・コンピュータ」、「メインフレーム・コンピュータ(汎コン、大型汎用計算機)」、そして、「スーパーコンピュータ(スパコン、超高速並列大型汎用計算機)」があります。計算には2進法の単位(ビット)を用いますが、「量子コンピュータ」では、量子力学での不確定性原理に基づく重ね合わせの法則をコンピュータの計算単位であるビット(量子ビット、キュビット)に適用して、並列計算に利用します。

イラスト 榊原唯幸
要点BOX
●量子とは不連続な物理量の最小単位
●量子コンピュータは不確定性原理による重ね合わせの法則を利用

(「今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい量子コンピュータの本」p.20-21より抜粋)

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