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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

性的行為と犯罪

この手の事件は山ほどあって、新聞種になるのは氷山の一角なのだろうが、なぜ性犯罪というのがこれほど多いのか、という問題の参考として保存する。特に、「いじめ」という言い方で犯罪を矮小化し、問題化を避けるのは学校という組織が意図的に広めてきた気がする。
まあ、私自身、思春期には性欲の塊だったから、偉そうなことを言うつもりはないが、頭の中で妄想するのとその性欲を犯罪的行動、あるいは明白な犯罪に結びつけるのは大違いだろう。まして、大人になっても性犯罪を犯すのは、これはサイコパスであると言えるが、社会的地位を利用してその種の行為をする人間は多いようだ。
ちなみに、私は今、「道徳」が生まれる以前の社会についての物語を書きたいと思っている。具体的には、儒教や仏教が普及する以前の日本社会の話で、「古事記」や「日本書紀」には道徳のカケラも無い。まさに、「欲望→行動」の世界である。秩序を作るのは物理的力か権力しかない世界である。道徳は「共同幻想」でしかないが、それが無いと野獣の世界になる。


(以下引用)


女子中学生の服脱がせ、動画撮影し拡散 横浜市でいじめ

3/6(金) 21:20配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横浜市教育委員会は6日、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態調査の結果、市立中学校で1件、小学校で2件、いじめがあったと認定し、調査した報告書を公表した。中学校では、女子生徒が同級生から服を脱ぐよう要求されるなどし、その様子を撮影した動画が近隣中学校まで拡散されていた。
 
 報告書などによると、中学2年だった女子生徒は2015年6月に2回、同級生の女子生徒5人に校外の多目的トイレに連れて行かれ、上半身を触られたり、服を脱ぐよう要求されたりした。同級生の1人が、一部始終をスマートフォンで撮影。動画を5人で共有した上、同級生に転送するなどした結果、同学年の男子生徒や近隣中学校の生徒まで拡散した。生徒は不登校になり、その後、転校した。

【写真】超小型カメラでスカート内を盗撮、1ミリ未満の穴にレンズ

 学校は6月末に同級生の保護者から連絡を受けるまで、把握していなかった。学校は対策委員会を開くとともに警察に通報し、市教委にも報告。警察は児童相談所に通告した。

 調査した市いじめ問題専門委員会は被害生徒の精神的ケアも含め、学校、教育関係者らだけでの対応には限界があると指摘。被害生徒側が申し立てるまで、市教委がいじめ重大事態として扱わなかった点も問題視した。

 小学校の1件は、15年当時小学2年だった男児を巡る事案で、学校関係者と弁護士ら第三者でつくる「市立学校いじめ防止対策委員会」は、被害児童の保護者が申し立てた12件のうち、3件をいじめと認定。保護者が学校に不信感を抱いた背景に「組織対応の遅れ」を挙げた。

 小学校のもう1件は、17年当時小学4年だった女児が、同じ学年の女児に前髪を切らされるなどし、不登校になった。専門委は担任がほぼ一人で対応していたとし、学校や市教委がチームで対応していれば、事態が改善した可能性があると指摘した。

神奈川新聞社












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