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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

市場原理主義者Chikirin

チキリンというのは、一時期SNSによく出ていた人間なので、その発言などを読んだこともあったが、自分で自分を「市場原理主義者」と言っていたので、その人間性が理解でき、それからまったく読んでいない。
まあ、SNSを自己宣伝に使って名前を売った走りのような人間で、成功した部類ではあるのだろう。そういった女性はその後もよく出てくる。なぜか女性が多かったが、SNSというのは、特に女性にとっては、組織に勤めるよりは手軽に「自分を売り出せる」手段だったわけだ。男性だと何かの組織に属しており、SNSでの活動は組織での活動のむしろ不利益になることも多いわけである。たとえば、私が組織に属していて、自分のブログで政治的発言をすれば、その組織の迷惑になることもあるのは当然だ。
まあ、SNSで資本主義万歳、自由主義万歳、社会主義くたばれ、福祉制度は国家への寄生だ、みたいな発言をしていれば、この資本主義社会ではべつに大きな不利益にはならない。むしろ上級国民から美味い餌を貰えることも多いだろう。ただ、一部の人間にはその事大主義や低劣な人間性を軽蔑されるだけである。
チキリンというのは要するに、その種の人間だと私は思っている。「市場原理主義者」というのはそういうことである。たとえば福祉問題というのは、市場主義、つまり資本主義から拒否される問題(カネにならない問題)だから、福祉制度はどんどん劣化していくのである。弱者への同情が少しでもあれば、それくらいは即座に分かるはずで、「市場原理主義者」と名乗るはずはない。
下のツィートの「なんの疑いもなく『自分は正しい』『正しい自分が常識を教えてあげる』立場をとれるこのひと」がチキリンのことである。反吐を吐くのを承知の上なら、この「チキリンの日記」の該当記事を読んでみるといい。


さんがリツイート

うっかり読んでしまって恐ろしく動揺している。この「友人」の考え方のなにがいけないのか皆目わからない。なんの疑いもなく『自分は正しい』『正しい自分が常識を教えてあげてる』立場をとれるこのひとが、心底怖くてたまらない。
とある友人とのコト - Chikirinの日記

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