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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

着衣泳(背浮き)

岩崎恭子が普及に努めている「着衣泳」の簡単な説明で、この単純な言葉だけで十分だろう。なまじ泳ぎを知っている人、水泳に慣れている人のほうが、着衣で水に呑まれた時、(服や靴を脱ごうとして)無用な動きをして死に至るのではないか。力を抜いて顔を水面に出すだけでいいようだ。衣服は(体との間に空気を含むから)浮力要素となるわけである。靴もたぶん同じ。

(以下引用)

岩崎 そう、水難事故や水害に見舞われたとき、生存を分けてしまうのが着衣泳なんです。着衣泳とは水難や水害の際に自分の身を守るための対処法です。水泳で学ぶ常識とは逆の知識が必要なんですよ。身体を動きやすくするため履いていた靴や洋服を脱ぐのではなく、靴や着衣、持ち物を浮力として活かして顔と足を浮かせる、背浮きと呼ばれる危機管理法です。
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