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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

「内科」「外科」という名称の不思議

言葉そのものから考えると、体を外からだけ診るのに呼び名は「内科」、体にメスを入れる、つまり体の内部に入るのに呼び名は「外科」というのは矛盾だが、下の説は案外正しいように思える。つまり、外科医は「外道医者」www
なお、私は「心療内科」という言葉も嫌いである。おそらく、これは人々が「精神科」に行くことへの心理的抵抗を無くすための姑息なビジネス手段だろう。それで抗精神薬を処方されて麻薬患者ができるわけだ。(アメリカでは向精神薬は子供の「麻薬への入り口」)

(以下引用)

そもそも外科と内科という言葉が生まれたのは江戸時代です。当時の医術は手術を行わない漢方薬を使った東洋医学というものが主流でしたが、オランダから西洋医術が入ってきたことで外科手術が出来るようになったと言われています。


当時は東洋医学を主に扱う医者の事を漢方医と呼び、オランダ医術を扱う医者を蘭方医と呼んでいました。今では考えられませんが、当時の漢方医たちは「人の身体を切るような手法は医学ではない。医学の外にあるもの」と蘭方医のことを酷評していたそうです。

外科医は医学の外。これが外科と呼ぶようになった言われなのです。

余談ですが、江戸時代の医者は免許が不必要だったので、先日まで大工をしていた人がいきなり医者になることもできたそうですよ。
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