自家製炭酸飲料
(以下引用)
おすすめ食材①生姜
1つ目は生姜です。ただし、生姜の体を温め、代謝アップの作用を期待する場合、生姜は生よりも加熱した方がよいとされています。スライスや刻んだ生姜をレンジで少し温めてもよいでしょう。チューブの生姜は料理に使用するには便利ですが、塩分を多く含むことから飲み物に使用する場合は注意が必要です。
おすすめ食材②レモン×はちみつ
レモンにはクエン酸やビタミンCが含まれ、抗酸化作用があることから美容にも役立つ食品です。はちみつも加えれば満足度もアップします。ダイエット中は糖分を加えることに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、市販のコーラは200mlあたり92kcalに対し、無糖の炭酸水に小さじ1杯(7g)のはちみつを加えた場合は23kcalです。また、はちみつは砂糖よりも血糖値が上がりにくいといわれていることから、ダイエット中にもおすすめの甘味料です。
おすすめ食材③リンゴ酢
炭酸水にはリンゴ酢などのフルーツビネガーをプラスするのもおすすめです。酢に含まれる酢酸には、血圧を下げる作用や体脂肪の合成を抑える作用があるといわれています。酢に含まれる有機酸には疲労回復効果もあることから、ダイエット中に限らず日頃から摂りたい食品です。前述のはちみつを加えても美味しく楽しめるでしょう。
まとめ
本記事では、炭酸水にプラスすることでダイエット効果を期待できる食材を紹介しました。無糖の炭酸水のアレンジは、市販の加糖炭酸飲料よりもヘルシーに味わえる点がメリットです。上記食材にフレッシュのフルーツを合わせ、彩りよく楽しむのもおすすめです。
〈参考文献〉
・文部科学省 | 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
・農林水産省|生姜は体を温める効果があるそうだが、どのような成分が働いているのですか。
・高橋書店 吉田企世子、松田早苗|正しい知識で健康をつくるあたらしい栄養学
・日本栄養・食糧学会誌第67巻第4号171-176(2014)山下弘美|酢酸の生理機能性栗城智子
大学卒業後、食品メーカーにて商品開発や品質保証の業務に従事し、管理栄養士を取得。特定保健指導やドラッグストア勤務において、人々の食事や健康、サプリメントに関する悩みに寄り添う。上記資格のほかフードスペシャリスト、離乳食・妊産婦食アドバイザー、日本化粧品検定1級、アロマテラピーアドバイザーなどの資格を保有。食と健康について学びを続けている。現在は子育てをしながら管理栄養士ライターとして執筆や商品監修に携わる。