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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

女系天皇の問題点とは何か

右翼作家の門田隆将の書いた記事だが、「女系天皇の何が問題なのか」という疑問に明確に説明している。まあ、天皇家の「万世一系」も神武天皇の実在も怪しいものだが、その両者が事実であると仮定するなら、なるほど「女系天皇」だと「皇統」は絶えることになる可能性が高い。
ちなみに、私は「尊皇主義」だが、万世一系も神武天皇の実在もどうでもいいと思っている。「日本には天皇が存在する」ということだけで、日本の政治は「民主主義の危険性」、つまり「民意に基づく独裁者の出現」という危険性を回避できる、と考えるからである。まあ、一種の「天皇機関説」である。「天皇機関説」は昭和天皇も「それでいいではないか」と言っていたという。天皇のほうが右翼より思想のバランスが良かったということだろう。

(以下引用)

なぜ「女系天皇」は皇室を潰すのか 「皇室そのものの正当性の根拠は消え…内側から解体されていく」との見方も 門田隆将氏特別寄稿

産経新聞
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門田隆将氏1/1枚 秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまのご婚約をめぐる最近のメディア報道の過熱ぶりを見ると、改めて、「日本国民の誰にとっても皇室は、敬愛すべき存在であってほしいと願う気高きものなのだ」と気付かされる。これまで「男系」だけで世界に類を見ない長い歴史を紡いできた中で、「女系天皇」を認めてしまえば皇室はどうなるのか。人気作家でジャーナリストの門田隆将氏が、女系天皇の危うさについて緊急寄稿、警鐘を鳴らした。

<< 下に続く >>

 4月8日、安定的な皇位継承の在り方を検討する有識者会議の第2回会合が官邸で開かれた。

 ここでは、ジャーナリストの櫻井よしこ氏や八木秀次麗澤大教授をはじめ、皇室や男系継承の意味を深く理解している方々が意見を陳述したので、まずは安堵(あんど)した。

 だが、私はそもそも「安定的な皇位継承の在り方を検討する」との会議の趣旨に首を傾(かし)げている。男系の正統な継承者・悠仁さまがいらっしゃるのに、なぜそんな会議が必要なのか疑問だからだ。

 悠仁さまご誕生前に議論されていた「安定的な皇位継承」そして「女系天皇」が、親王ご誕生で消えたはずなのに、なぜ令和の御代(みよ)が来ても必要なのか、ということだ。

 男系は皇統唯一のルールである。代々の天皇は父方を遡(さかのぼ)っていくと神武天皇に辿(たど)り着く。これが皇統だ。歴史上、8人10代の女性の天皇も、いずれも父方に天皇、もしくは皇太子らを持つ男系天皇だ。つまり、父方を遡っても神武天皇に辿り着かない「女系天皇」は1人も存在しない。

 このたった1つのルールによって日本は「世界最古の国」となった。エジプトも、中国も、国家の興亡がくり返され、その度に新しい独裁者が生まれた。だが、日本は違う。昔も今も日本であり、いつの間にか世界最古の国となった。天皇は令和の今も脈々と続いている。

 その理由こそ男系にある。父系を辿れば神武天皇に辿り着く皇統は時の独裁者にも覆せない。平家や源氏、あるいは足利、織田、豊臣、徳川…どの時代の権力者も天皇になり代わることはできず、せいぜい娘を天皇に嫁がせ、外戚として振る舞うことしかできなかった。

 これは「権威」と「権力」を分離した先人の智慧(ちえ)による。6世紀に武烈天皇が後嗣(こうし)を残さず崩御した際、5代上の応神天皇まで遡り、越(こし)の国から5代孫の継体天皇を即位させた。

 江戸時代には、3宮家では皇位が危ないと感じた新井白石が東山天皇の6男の直仁親王に閑院宮家を創設させた。懸念は現実となり、白石の死後70年を経て、後桃園天皇が後嗣を残さず崩御。その際、閑院宮家から光格天皇が即位し、皇統が維持されたのである。

 どの国でも、権力と権威は一致している。独裁者は常に両方を持っており、国が滅ぼされれば新たな独裁者が生まれる。だが、日本は天皇の存在によって「国が変わること」は1度もなかった。

 悠仁さまご誕生によって、男系は維持されることになった。しかし、「安定的な継承」のために女系天皇を認めようという不遜(ふそん)な動きが起こった。悠仁さま廃嫡論だ。

 共産党の理論的支柱・奥平康弘東大教授が雑誌『世界』の2004(平成16)年8月号に寄稿した論文にヒントがある。

 女系天皇は〈天皇制のそもそもの正当性根拠であるところの『萬世一系』イデオロギーを内において浸蝕(しんしょく)する〉と記したのだ。正統性が消えた天皇はやがて滅ぶとの見解である。

 なぜ女系天皇になれば皇室は滅ぶのか。女性天皇が結婚され、生まれたお子さまが即位すれば女系天皇だ。どこの血筋の人かわからないが、いずれにしても父方を遡っても神武天皇に辿り着かない。つまり正統性なき天皇である。萬世(ばんせい)一系の皇統が途絶すれば、皇室そのものの正当性の根拠は消え、内側から解体されていくと奥平氏は分析している。

 仮に国際結婚で父親が中国人なら中国系になり、韓国人なら韓国系になる。それが女系天皇だ。皇統と関係のない天皇が続いた場合、やがて皇室は消え去るという見方だ。

 確かに、長く天皇制打倒を掲げてきた共産党は19(令和元)年6月、志位和夫委員長が「赤旗」で女系天皇容認を打ち出し、立憲民主党も追随。朝日新聞や毎日新聞がこれを評価した。面子を見れば「何のために?」ということが分かる。

 男系では、母親が昭和天皇の長女、祖母は明治天皇の第9皇女という東久邇家には、今も男系継承者が何人もいる。皇室典範を改正し、皇族が養子を迎えることができるようになれば皇統は何の心配もないのである。

 有識者会議の人々がどういう国家観を持ち、知識と常識を備えているのか。私はそのことに限りない関心を抱くのである。

 ■門田隆将(かどた・りゅうしょう) 作家・ジャーナリスト。1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社入社。元「週刊新潮」デスク。歴史、司法、事件、スポーツなど、幅広いジャンルで活躍する。『なぜ君は絶望と闘えたのか』(新潮文庫)、『死の淵を見た男』(角川文庫)、『疫病2020』(産経新聞出版)など、ベストセラー多数。『この命、義に捧ぐ』(角川文庫)で山本七平賞受賞。最新刊は『新・階級闘争論』(ワックBUNKO)。

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天皇の存在意義

カマヤンがリツィートしたものの転載なので、カマヤンもこのツィートに同意見だということだろう。ただ、自分の意見を書かないでリツィートだけするというのは危険な態度で、そのコメントのどこに同意しているのか、それとも全体に同意しているのかが分からない。
議論をするなら、それぞれの意見の細部をすべてきちんと検討するのが当然で、このあたりのいい加減さがツィッターというSNSの粗雑さ、あるいは使い方の難しさだ。
ここでは使われていないが、「天皇制」という言葉もかなりいい加減に使われている。「天皇が国家主権者である」政治制度を天皇制とするなら、現在の日本は明らかに天皇制ではない。
では、「天皇の存在を肯定すること」は「天皇制」なのか。下のツィートのように「天皇、あるいは皇族を一般人とする」ことが天皇制の廃止なのか。天皇や皇族を現状のままで存在させることの何が問題なのか。
2000年近い天皇の歴史を我々の(一時の)世代で廃止することに何の意義やメリットがあるのだろうか。単に、「あいつらは働きもしないで暮らしている」という批判なら、「生活保護受給者嫌悪」と同列ではないか。もちろん、その嫌悪は天皇や皇族の「国事行為」は「働く」範疇に入らない、といういい加減な判断によるものだ。海外からの賓客を迎える我が国の代表として、歴史ある天皇家が立つことに、私は大きな意義があると思っている。つまり、天皇は存在すること自体に存在意義がある、というのが私の考えだ。天皇の存在しない我が国はただの衰退が確定した資本主義国家のひとつにすぎない。文化と自然以外には誇れるものなど無いのだ。その文化とは伝統とほぼイコールである。過去の文化からまったく独立した文化など存在しない。
まあ、「天皇とは礼服のようなものだ」と思えばいい。普段着としては着ないが、それが無いといざという時に恥をかくという、そういう飾りである。そういう伝統があってもいいではないか。
先の戦争での天皇の戦争責任は当然あるが、そのころの天皇制、つまり「国家主権者として天皇が存在する」という国家制度は消えている。では、現在の象徴天皇制を否定する根拠は何なのだろうか。

(以下引用)

Shin Hori
@ShinHori1
「天皇は最高の神主であり祭祀が仕事」とか「神武天皇や神話を科学で論じるのは、キリスト教やムスリムの信仰を科学で論じるのと同じで無意味」という人もいますが、本気で信仰論や宗教論に持ち込むなら、皇室は神道の宗教法人にして国家から完全分離し、法的には皇族は一般人とするしかないでしょう

仲良くすることの究極体としての結婚

考えてみると、格闘とか暴力に面白さやスリルを感じるのは基本的に男性の感覚かもしれない。もちろん女性格闘家もいるが、やはり特殊例だろう。女性のいじめも精神的攻撃のほうが主流なのではないか。
で、面白いのは、「仲良くすること」の「究極体」が「結婚」だ、という幼い女児の感性である。成長して結婚の実体を知れば失われていく感性だろうが、これは貴重な、守るべき感性だと思う。その理想のかけらもない、打算だけの結婚なら、結婚というよりビジネスである。

(以下引用)

娘、仮面ライダーとかの戦闘シーンがすごく怖いみたいで「なんで喧嘩してるの、いっぱい仲良くして〜 喧嘩した後は結婚して欲しい〜(泣)」って限界の腐女子みたいなこと言ってた

How the web was woven

重要な指摘だと思う。
私はテレビを見ないが、漫才師や漫談系タレントを集めてのトーク番組の中身はどうなのだろうか。


(以下引用)

ネトウヨでも何でもないおかんが、カニの値段が上がったのは中国人のせいとか、ベトナムも最近は贅沢になってるらしいとか、上から目線のゆるふわレイシズム発言してて、あぁ、右でもない左でもない普通の日本人はこんな人たちなんだなぁと。テレビがレイシスト製造機になってるんやな。

束縛は不幸か

「はてな匿名ダイアリー」から転載。
私はこのブログを「独楽帳」と名付けていて、「独りを楽しむ」が基本テーマだが、結婚して家庭を持っていても独りを楽しむ時間は当然ある。逆に、すべての時間が自由だと、時間つぶしに苦労し、孤独感や徒労感すら感じるのではないか。
「結婚は束縛である」というのは事実だが、それは「仕事は束縛である」「学校は束縛である」のとまったく同じことで、その束縛とは実は「自分ひとりでは得られない多くのイベント」を含んでいるわけだ。それを苦痛とだけ思うと、会社も地獄、学校も地獄、家庭も地獄、となる。
で、結婚すると子供がふつう生まれるが、「愛する対象」「かけがえのない存在」が出来る、というのは結婚という「束縛」の大きなメリットであるわけだ。だから、普通、親の愛は無私である。子供の生命を救うためなら自分の生命を投げだすという親は多いはずだ。

(以下引用)

独身四十代の孤独は凄まじい。

いい一日でも悪い一日でも、

から晩まで孤独なことは同じ。

いくら収入があっても何を持ってても

誰とつるんでも虚しいだけ。

家族持ちの奴らは、

何年も俺に会わなくても何の支障もない。

けど、独身の俺はひたすら動き回ってないと

孤独に追い回される。

趣味の集まりに行っても、

その趣味のことしか話題のない自分が浮く。

なんてつまらない人間なんだろうと泣けてくる。

そのくせ、年だけとるから周りも気を遣う。

なんのために生きてるんだ?

生産性もない、人間性も幼稚、

給料は余計に取るのに若者世帯持ちほど

真剣に働きもしない。

なんのために生きてるんだ?

世帯持ちに比べて、

独身でいることだけだ心の拠り所だったのに、

それすら足かせと認めてしまったら

俺はどうしたらいいの。