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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

シャクティバットとクンダリーニ

「blogos」記事から抜粋転載。

麻原彰晃があの不細工で品性下劣そのものの顔にも関わらず、信者たちにあれほどの影響力を持ったのは、下に書いてある「クンダリーニ(下記記事ではクンダリニー)」経験のためだろうと思われる。左道密教などにも、この手の精神支配技術はあるのではないか。
要するに、人格は顔に現れるのだから、人が顔を見て判断すればオウム真理教事件など起こらなかったのである。


(以下引用)



 そしてこれらインドにおいて発達したヨガ・瞑想の意識変容スキルこそ、オウムが信奉を集めていく大きな要因だった。'85年11月、オウム初の合宿に参加した80名もの男女に、麻原はシャクティパットなるヒンドゥー伝来の儀式を一心不乱に行い、参加者は次々とクンダリニーという状態を起こす。クンダリニーとは尾てい骨から頭頂部へと熱いエネルギーが上る感覚を伴う変性意識の状態だ。瞑想とヨガのマニアだった麻原のこと、シャクティパットによってクンダリニーをもたらす技術には長けていたのだろう。



F.jpgシャクティパットによってクンダリニーをもたらすという技術


 もっとも、これに類する意識変容は、ヒンドゥー以外でも原始系仏教の修行、或いは諸民族の伝統的ドラッグの摂取など広く見られるものだ。かつ重要なのは、それら全ての信仰文化において「幻視体験そのものを重視している訳ではない」ことを注意しなければいけない。そんなものは肉体に特殊な負荷を与えたことによる生理現象の一つであり、物の見方を相対化するための作業に過ぎないからだ。

 また熟練者がしっかりサポートすることで安全性を高めるのもクンダリニーの定説である。非常な快楽が伴い、通常意識を変性させてしまうため、洗脳などの危険に結びつきやすいからだ。だが麻原は自らのカリスマと組織の巨大化のため、それを利用する道を選んだ。次第に会員数を増したオウムの会は、宗教色の強い「オウム神仙の会」と名を変え、ついには「オウム真理教」として宗教法人の認可を目論むようになる。そしてその背景となったヨガ・瞑想スキルの乱用こそが、最初の無残な暴力を生み出すキッカケにもなってしまった。









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アルミの話(ボケ頭の記憶による)

アルミは燃えやすい、あるいは爆発的な燃焼をすると聞いた気がする。うっすらと、中学校あたりの燃焼実験でアルミ箔を使った記憶もある。焼夷弾も、爆発的燃焼をさせるためにアルミ箔を使っているという話も。
身近にあるアルミで実験をしてみたいが、少し怖い気もするし、一番身近なアルミは1円玉で、貨幣を破壊するのは法的な罪に当たるらしい。
なお、1円玉は、通貨価値より製造価値が高い唯一の硬貨だったと思う。あるいは5円玉と1円玉だったか。と言っても、1円玉を貯金する者はいないだろう。






先程の爆発まとめ
爆発源は総社の朝日アルミ産業らしいです
岡山の広い範囲で爆音が聞こえてるみたい
そこから10km超えの家にも聞こえてきたし、ちょっと揺れました
カルピス工場ってのはデマ
(画像は拾ったの)

「徳」とは何か

「ブリタニカ国際大百科事典」から一部転載。儒教では「五倫五常」とされる、とも書いてある。
下の定義はいかにも哲学的定義らしくしかつめらしいが、「善への意志と善を実現できる能力」と簡単に定義してもいいのではないか。とすると、もちろん「善」とは何か、となるわけで、これは自分だけでなく、小はその人の周囲から大は世界全体までを幸福に導くもの、と考えればいいかと思う。
なお、「徳」は「得」でもあり、「早起きは三文の徳」というのは、もちろん「三文の得」の意味でもある。(だいたいは後者の意味と思っているだろう。)

(以下引用)


哲学,宗教の中心的課題の一つ。倫理的,道徳的善に対する意志の恒常的志向性,ないしは善を実現する恒常的能力をいう。したがってそれがみずからの修練によるものであるか否かを問わず身についたものでなければならない。




なぜ「あえいおう」なのか

アナウンサーや声楽家の発声練習で「あえいおう」と発声するのを何かで見たことのある人は多いだろうが、なぜ「あいうえお」でなく「あえいおう」なのか、疑問に思った人もいるだろう。まあ、ネットで調べればわかるだろうが、それでは面白くないので、私の推測を書いておく。それは、英語のアルファベット順で母音は「aeiou」の順に出てくるからである。
まあ、私の勘違いならそれでもいいが、これはかなり説得力がある説だと思う。


abcdefghijklmnopqrsyuvwxyz

もっとも、「あえいおう、あお」と続けたような気がするが、最後の「あお」はなぜなのかは分からない。まあ、口を一番大きく開けるのが「あ」だから、それはいいとしても、「お」が分からない。何となくだが、音楽の「ド」の音のように、それで終わると安心感のある音だからではないか。

「必須ミネラル」の罠

使用しているミネラルサプリメントの表書きに「クロム」と「セレン」が含有されていることが書かれていたので、果たしてクロムやセレンは必須ミネラルなのか疑問に思って調べると、必須ミネラルではあるが、毎日の食事で必要分は摂取され、むしろ過剰摂取に注意すべきだと分かった。
今使用中のサプリメントの中のクロムやセレンは微量だが、果たして体内蓄積は無いのかどうか、少し心配である。





セレンやクロムを含むサプリメントの過剰摂取にご注意

平成22年6月
福祉保健局


アメリカにおいてセレンやクロムを含むサプリメントで健康被害

アメリカでは、2008年に政府機関が、ある特定のダイエタリーサプリメントにセレンやクロムが高濃度に含まれていて、健康被害が報告されていると注意喚起しました。この製品の利用者に、脱毛、筋肉のけいれん、下痢、関節痛などの症状が出ましたが、検査の結果、最も多いもので1回摂取量中に40,800マイクログラムのセレンが検出され、クロムは3,426マイクログラムが検出されました。

東京都の調査結果(ミネラル補給用サプリメントのミネラル含有量調査)

日本では、アメリカのような事例は報告されていません。しかし、これらのミネラルを含有するサプリメントは市場に流通しており、必要以上のミネラルを摂取する可能性があることから、東京都では市販のサプリメント中のセレンとクロムの含有量を調査しました。

セレン

セレンは、厚生労働省が作成した「日本人の食事摂取基準(2010年版)」で推奨量(必要量を満たすと推定される1日あたりの摂取量)及び耐容上限量(過剰摂取による健康被害を起こすことのない最大の量)が設定されています。
調査結果について、成人男性に比べて推奨量が低く設定されている成人女性を例にとって考えると、28製品のうち22製品で、表示された摂取目安量が推奨量である1日当たり25マイクログラムを超えていました(図1)。日本人は通常の食事からセレンを十分に摂取しており、その平均摂取量は約1日当たり100マイクログラムといわれています。この平均摂取量を調査結果に加算すると、耐容上限量を超えてしまう製品がありました。

図1製品別のセレン一日最大摂取量

クロム

クロムについては、クロムをどれだけ摂取すると健康障害が出るかについての研究が不十分であるため、「日本人の食事摂取基準(2010年版)」でも耐容上限量は設定されておらず、推奨量のみ設定されています。
セレンと同様に、成人女性を例にとって考えると、71製品のうち24製品で、表示された摂取目安量は、クロムの推奨量1日当たり30マイクログラムを超えていました(図2)。

図1製品別のクロム一日最大摂取量

調査結果

健康安全研究センターホームページ

セレンもクロムも通常の食事で不足することはありません

セレンは、酵素やタンパク質の一部を構成し、抗酸化反応(酸化物質により細胞が障害を受けるのを防ぐ反応)において重要な役割を担うミネラルです。セレンは、藻類、魚介類、肉類、卵黄に豊富に含まれており、日本人の通常の食事で不足することはありません。
クロムは、糖質やコレステロールの代謝、たんぱく質代謝の維持などに関係しており、海藻、そば、魚介類、肉類などに含まれています。クロムについても、セレンと同様に日本人の通常の食事では不足が問題になることはありません。なお、クロムは通常3価クロム、6価クロムの状態で存在します。6価クロムは毒性が強いことで知られていますが、食品中に存在するクロムのほとんどは3価クロムです。
主な食品のセレンとクロムの含有量については、独立行政法人国立栄養・健康研究所ホームページをご覧ください。

事業者の方へ

セレンやクロムを含むサプリメントを取り扱う場合は、摂取目安量が「日本人の食事摂取基準(2010年版)」を超えることのないように設定するとともに、過剰に摂取しないよう消費者の方への情報提供に努めてください。

参考資料

  1. 食品安全委員会ホームページ
  2. 東京都健康安全研究センターホームページ
  3. 独立行政法人国立栄養・健康研究所ホームページ
  4. 厚生労働省ホームページ

このページは東京都福祉保健局 健康安全研究センター 企画調整部 健康危機管理情報課 食品医薬品情報担当が管理しています。