全身やけどを負った長女(3)を自宅に放置したとして、神奈川県警鶴見署は5日、保護責任者遺棄容疑で母親の無職橋本佳歩(22)=横浜市鶴見区梶山=、同居の運転手田中聡(21)両容疑者を逮捕した。いずれも容疑を認めているという。
女児は3カ月の重傷で、2人はパチンコに行っていたという。橋本容疑者は「シャワーの時、誤って熱湯をかけてしまった」と話しており、同署はやけどの原因を詳しく調べている。
逮捕容疑は4日正午ごろ、背中から腰にかけてやけどをした長女を自宅に放置した疑い。
青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳
全身やけどを負った長女(3)を自宅に放置したとして、神奈川県警鶴見署は5日、保護責任者遺棄容疑で母親の無職橋本佳歩(22)=横浜市鶴見区梶山=、同居の運転手田中聡(21)両容疑者を逮捕した。いずれも容疑を認めているという。
女児は3カ月の重傷で、2人はパチンコに行っていたという。橋本容疑者は「シャワーの時、誤って熱湯をかけてしまった」と話しており、同署はやけどの原因を詳しく調べている。
逮捕容疑は4日正午ごろ、背中から腰にかけてやけどをした長女を自宅に放置した疑い。
肺がん治療薬「タグリッソ」の副作用とみられる症状で、約2年半で52人が死亡していたことが、製造販売元のアストラゼネカによる調査で判明した。報告を受けた厚生労働省は、患者の治療歴に注意して使うよう呼びかけた。
調査は、2016年3月から昨年8月までに、タグリッソによる治療を受けた患者3578人を調べた。このうち2079人に下痢や爪の炎症、発疹などの副作用がみられた。亡くなった52人中、27人が間質性肺疾患を発症していた。
背景を詳しく調べたところ、免疫治療薬オプジーボでの治療後に、タグリッソを使うと、治療歴のない患者と比べ、同肺疾患を発症するリスクが2倍以上に高まることがわかった。
京都造形芸術大の東京キャンパスで公開講座を受けたところ、ゲスト講師から環境型セクハラにあって、精神的苦痛を受けたとして、受講していた女性が、大学を運営する学校法人「瓜生山学園」を相手取り、慰謝料など計約333万円の支払いをもとめる訴訟を東京地裁に起こした。提訴は2月22日付。
原告の大原直美さん(39)と代理人が2月27日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開いた。大原さんは「講義内容が本当にひどいものだった」「セクハラを訴えたあとも、大学側の対応が、教育者としてあるまじき姿だった」「生徒を守ってくれないのは本当に残念だ」と心境を語った。
代理人などによると、大原さんは2018年4月から6月にかけて、京都造形大・東京藝術学舎で開かれた社会人向け公開講座(全5回)を受講した。ヌードを通して、芸術作品の見方を身につけるという内容だった。大原さんは、第3回(2018年5月12日)のゲスト講師だった芸術家の会田誠さんの講義でショックを受けた。
講義は、涙を流した少女がレイプされた絵や、全裸の女性が排泄している絵、四肢を切断された女性が犬の格好をしている絵などをスクリーンに映し出すという内容で、会田さんはさらに「デッサンに来たモデルをズリネタにした」と笑いをとるなど、下ネタを話しつづけていたという。
大原さんは、会田さんのキャラクターや作風を知らなかったという。すぐに、大学のハラスメント窓口に苦情を申し立てたが、第5回(同年6月12日)のゲスト講師で、写真家の鷹野隆大さんの講義でも、勃起した男性の写真の投影などがあった。「講義を受けに来ただけなのに、どうしてこんな目に合うの?」
大原さんは、動悸や吐き気、不眠の症状がつづき、急性ストレス障害の診断を受けた。
大学側は同年7月、環境型セクハラについて、対策が不十分だったと認める内容の調査報告書をまとめたという。ところが、そのあとの話し合いで、示談にあたって、お互い関わり合いを持つことをやめる、という項目をの要望があり、交渉が決裂。大原さんは同大通信教育部を卒業して、他の大学やカルチャースクールで美術モデルの仕事をしている。
代理人の宮腰直子弁護士は「大学は、セクハラ禁止のガイドラインをもうけており、公開講座を運営するにあたっても、セクハラ対策をすべきだった。作家の作品の是非や、セクハラ言動そのものでなく、そうした環境を作り出したことに問題があった」と述べた。講座の運営方法や告知の仕方、その後の対応について責任を追及していくとしている。
大学側は、弁護士ドットコムニュースに対して「訴状が届いていないので、コメントできない」とした。