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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

酒と薬物

私は酒については擁護派であるが、もともと酒が好きと言うより、酒のつまみが三度の飯より美味いと言うだけのことで、年を取って酒量が減るとともに、酒の代わりに水でもお茶でもさほど差は無いと思うようになってきた。酒のつまみでも、乾き物などだとおそらく摂取する炭水化物類は少ないだろうから、飯を食うより体にはいいかもしれないwww つまり、寝る前に飯を食うより、少量の酒とつまみだけのほうが健康的なのではないか。
酒のつまみは塩分が多いと言っても、私は塩分が本当に体に悪いのかどうか疑問に思っている。体重のほとんどは血液で、その血液とは要するに生理的食塩水とほとんど同じ、つまり塩分があるからこそ血液なのである。では、その塩分を人間は自分の身体で作れるかと言えば、作れない。つまり外部から摂取するしかないのである。塩分を摂取すると血圧が上がるのは事実だろうが、血圧が上がるのは動物にとっては「戦闘態勢」なのであり、戦闘時に血圧が低いと相手に負けることになる。運動や戦闘をしなくなった現代人だから高い血圧が悪玉扱いされているだけではないか。
下のツィートとはほとんど無関係な話を書いたが、薬物摂取についての当事者の話は貴重だと思う。大童氏は創作のために薬物(と言うと麻薬の類を想像するが、薬であるにすぎない。)を使用しているわけで、いわば我が身を削って仕事をしているわけである。
ちなみに、リタリンは以前に風邪だかインフルエンザだかの処方として広く使われていたと聞いたが、その化学的組成が麻薬と同じであると言われ、一部で危険視されていた。下のツィートを見ると、それは事実であるようだ。



大童 澄瞳 SumitoOwara @dennou319 7時間前

ちなみに酒も人生を破壊する可能性があるわけだが「20歳以上の飲酒は違法ではない」という差は大きいには大きい。

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  • 7時間前

    「幸せじゃない・・・ヤクやりたい・・・」という人はヤクをやるとそのまま死ぬ。「幸せ、なんか新しい遊びしたいヤクとか」という人は普通にパッて人生が終わる。前者は医者に行け。後者は他のことしろ。

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  • 7時間前

    ちなみにメチルフェニデート、薬の名前で言うと「リタリン」とか「コンサータ」はヤク中が手を出す薬でもある。そのせいでリタリンの処方に制限がかかって、障害者当事者であるワシなんかは今までの診断ではリタリンが処方されなくなってめちゃくちゃ困った。本当に違法な薬物はやめろ。

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  • 7時間前

    仕事以外は飲まなくて平気だから、処方量なら精神依存も低い部類だけど仕事前には「飲まないことで仕事ができないリスク」を考えて飲む。元から能力のバランスが狂ってるから薬で補うのであって、快楽目的で薬物接種するのはお勧めしない。で、快楽が無いとヤバい状態の人なのであればまず医者に行け。

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  • 7時間前

    薬物は普通になんであれリスクあるから「覚せい剤とヘロインやらなきゃ平気」なんてことは無い。ワシは医者の処方でメチルフェニデート接種して仕事してるけど、別に万能じゃない上に離脱症状もあるし効果中は唾液は出なくなるし飯は食えなくなるし、夜は眠れなくなる。これで軽い薬なわけ。

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恋愛教徒と結婚軽蔑論

「紙屋研究所」記事の一部だが、私のように感情に乏しい(むしろできるだけ理性で感情を制御したいと思っている)人間には、この時代の(今でも女性の多くはそうかもしれない。)恋愛至上主義が実に馬鹿げて見えてうんざりするのだが、もちろん、私の方が間違っているかもしれない。
だが、恋愛のほとんどすべてが、たとえお互いが性的に結ばれても結局は失恋に終わる、というのが恋愛の実相ではないか。また熱烈な恋愛の末に結婚したとしても、結婚は「恋愛の死」であって、夫婦愛や家族愛は恋愛とは別のものだ。だがその夫婦愛や家族愛は、恋愛教信者が言うような、軽蔑されるべきものだろうか。
下の「縁談」の主人公も、「宝物」のような恋愛をしたと言いながら、その恋愛は「大学時代で終わっている」のである。つまりは、適当な相手と楽しい一時期を過ごしました、というだけのことで、はたしてそれは恋愛なのか。同性の友人と一緒に楽しい時間を過ごしても、同じだったのではないか。そこに「恋愛」というパワーワードを自分で入れることで「自分は人生で最高の時間を過ごしている」という自己暗示が女性にはかかるのではないだろうか。
まあ、それであっても新興宗教を信じる人間が主観的な幸福の中にいるのと同じことで、他人がそれをとやかく言うまでもないが、男である私には、「恋愛脳」は理解できない。
それにしても、柴門ふみの「結婚嫌悪」というか、「結婚軽蔑」は凄いものである。恋愛が地上の天国なら、結婚は一種の牢獄扱いである。まあ、柴門自身、のちに結婚している(しかも、それがあの大俗物漫画「島耕作」の作家であるwww)のだが、漫画はフィクションとは言え、作者自身の意見を作中人物が言うのが柴門ふみの最大の特徴(その意味では一種の思想家である。漫画の形態をとった「弁論書」というのが彼女の作風だろう。)だと私は思っているので、結婚に際してどう自分自身を納得させたのか、興味深い。


(以下引用)

 

 ぼくの2003年当時の文章を再録しておく。

 たとえば、「縁談」という短編がある。
 同窓会名簿が送られてきて女性の場合、右側にカッコがついて、旧姓を書くことになっている。そのなかに、「石橋(石橋)」というのがあって主人公は不思議におもうのだが、それはたまたま同じ姓の人と結婚したのに、既婚であることをわざわざ知らせるためにカッコでくくったのだという。

「かっこでくくられた旧姓の数がわたしをせっついてくる
おいてゆく、おいてゆくぞと警鐘をたたきながら」

 主人公は結婚をあおられ、あせらされる。
 そして、母親がもってきたお見合いの話の相手が、主人公いわく「白ブタ」「あの人にも性生活があるなど想像もできないタイプね」。

 しかし、主人公は、毛を刈り込んで、メガネをかえ、ひげをはやさせ、メンズビギを着せたら、なんとかなるのではと「前向き」に考えはじめる。
 主人公は、大学時代にとろけるような恋愛をしたが、卒業とともにそれが消えたことを思い出としてしまいこんでいる。
「おかあさんて、とろけるほど人を好きになったことないんじゃないかな?
それを思うとね、あたしは幸せ者だわ。
人生の宝物を味わったから、
もう……
もう、いいわ。
別に美人でもないし、格別の才能もないし、
あたしなんか……
白ブタとときめきのない結婚でもいいかなと思っちゃう」
とあきらめの言葉を吐く。
 聞いていた義姉も、
「あたしも恋を途中で置いてきたみたい。
結婚生活て恋の緩慢な死なのよね」
とつぶやく。

 ぼくは、ここまで息苦しい生き方を当時の女性が考えていたことに、ちょっとした衝撃をおぼえる。
 社会に出ていく道を閉ざされ、結婚にしか道がないという時代は、ここまで重苦しいものなのか、と思う。

 

 『女ともだち』の主人公たちはほとんどみんな20代であり、特に20代後半である場合が圧倒的だ。この当時20代後半は「結婚」というステージへ移行する「最後」の年齢であり、結婚という「墓場」に入るか、結婚・家庭・子どもをあきらめ「名誉男性」となって生きるかという選択肢しかないように描かれている。

 現在のアラサーがどうのとか、アラフォーで大変とか、思いもよらぬ世界なのだ。もし当時の柴門ふみに『東京タラレバ娘』を読ませたら、泡を吹いて倒れるのではないか?

 

 

 そして、『女ともだち』の主題は明確に「恋愛」である。

 上記の引用において「おかあさんて、とろけるほど人を好きになったことないんじゃないかな? それを思うとね、あたしは幸せ者だわ。人生の宝物を味わったから、もう……もう、いいわ。」というセリフに見られる通り、恋愛至上主義ともいうべき価値観が貫かれている。このテーゼは繰り返し『女ともだち』で語られる。

 それは1980年代という制約でもあるし、同時に青年誌という男性読者を対象にした女性像の展開という限界でもあるし、柴門個人の当時の価値観の反映でもある。しかしそれこそがまさに柴門が優れた描き手であることの証左だ。時代を、思想や空気まで含めて、そのまま切り取っているからである。

 単に自然主義的な描写をするだけではそれはできない。





働きながら一人で三人の介護……

あえて言うが、貧困家庭で、一人で家族の介護をしている女性の多くは、この事件の妻の行為を他人事ではないと思うだろう。
私自身が裁判官なら、懲役一年程度の判決にする。現在71歳なら、それで罪の量刑として十分である。単に殺した人数と量刑のバランスを取ればいいというものではない。と同時に、刑期満了後には必ず生活保護が受けられるように手配をする。
手垢のついた言い方だが、彼女は社会の犠牲者なのである。


遺体で見つかった3人 逮捕の妻が1人で介護 福井 敦賀

遺体で見つかった3人 逮捕の妻が1人で介護 福井 敦賀

17日、福井県敦賀市の住宅で90代の夫婦と長男の3人の遺体が見つかり、長男を殺害したとして妻が逮捕された事件で、妻は2年ほど前から1人で3人の介護をしていたことが、警察などへの取材でわかりました。警察は、介護の負担が事件の一因になった可能性もあるとみて、詳しいいきさつを調べています。

17日、敦賀市道口の住宅でこの家に住む岸本芳雄さん(93)と志のぶさん(95)の夫婦、それに、長男で会社役員の太喜雄さん(70)の3人の遺体が見つかりました。警察は、同居する太喜雄さんの妻の岸本政子容疑者(71)を、夫の首を絞めて殺害したとして、殺人の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、調べに対し「間違いありません」と容疑を認め、ほかの2人についても首を絞めたと供述しているということです。

警察などによりますと、夫の太喜雄さんは病気の影響で足が不自由で、政子容疑者が車で会社への送り迎えなどをしていたほか、みずからも働きながら義理の両親を世話していて、2年ほど前からは1人で3人を介護する状態が続いていたということです。

警察は、介護の負担が事件の一因になった可能性もあるとみて、詳しいいきさつを調べています。




十円満子の時代

そもそも、なぜ売春は違法なのか、なぜ男の側がカネを払うのか、根本的な部分を論じるべきだと思うが、事件そのものは、まあ現代日本の貧困状況を示す事例であり、あまりこうした素人売春婦を嘲笑する気にはならない。
「パパ活」女も変形売春という点では同じことであるし、カネが無いから売春をやっているという点でも同じだ。結婚制度が廃れたら、ナンパ(偽装恋愛)と売春しか男女が性的に結びつく手段は基本的になくなる。まあ、お互いに自慰で済ませるのが一番安全だwww 同性愛だから安全だとも限らないし。


(以下「ネットゲリラ」から引用)



10で募集→ほい約束通り10円ね

| コメント(16)
パパ活まんこ懲らしめ隊と称して、「10で募集」して、終わったら10円しか払わずトラブル、というんだが、素人売春の行き着く先はたいいてコレで、タダ乗りされてオシマイ。テレクラ時代から素人が直接、客を捕まえられる社会になり、インターネットでそれが一層、便利になる。タクシーは素人に客を奪われ、風俗は素人に客を奪われる。まぁ、運転もセックスも、誰でも出来る仕事だからしょうがないw

https://dotup.org/uploda/dotup.org1996372.jpg
https://dotup.org/uploda/dotup.org1996375.jpg

デフレの底はまんこ100円、という名言があったが、底を突き抜けましたw 10円が新たな底ですw

小原庄助的生活

まあ、入浴時の脳卒中が多いという話は聞いたことがあるし、私の父の脳卒中も入浴時だったが、どの程度の温度差でヒートショックになるのだろうか。もちろん、個々の違いはあるだろうが、調べることは不可能なのではないか。つまり、下に書かれたことのほとんどは推測でしかないような気がする。
特に、なぜ飲酒後の入浴がいけないのか、その理由が書かれていない。入浴も飲酒も、その時点では血圧を下げる効果があるはずだのに、なぜ飲酒後の入浴はダメなのか。私は軽く飲んだ後に風呂に入るのが好きなのであるwww 湯舟に浸かる時間も長い。三十分くらいは浸かるだろう。まあ、「朝寝朝酒朝湯」ほど楽しいものはない。


(追記)某記事の一部だが、飲酒も入浴も血圧を下げるという私の指摘は正しいようだ。(ただし、長期的には飲酒は高血圧の要因になると言う。)とすると、飲酒して入浴するのは、酒の廻りが速くなって酔いがひどくなり、行動の危険性がある、ということで、脳卒中の原因ではないと思われる。私の場合は、酒はほろ酔い程度、湯は体温より少し高い程度(39度以下)である。

また、お酒を飲んだ直後は一時的に血圧が下がります。そしてお湯に浸かっているときも人間の体は血圧が下がるので、この相乗効果によって、最悪の場合は気を失っておぼれてしまう恐れもあります。少なくとも熱いお湯に長湯することだけは避けてください。

(追記2)

Q6 なぜ、酒を飲んだ後の入浴はだめなの?

A 脳貧血や酔って怪我をする危険があるからです。

理由:
血液が体表に集まり、血液循環が乱れて血圧低下、心拍数増加などで脳貧血、不整脈などを起こします。
酒酔いで足元が乱れて躓いたり、滑って怪我をする危険があります。








 



(以下引用)


実は日本は、国際的に見て「入浴中の溺死や病気による死亡」が非常に多いことが指摘されています。なぜなのか、そして、どんな人が注意すべきなのか、対策をまとめました。

入浴中に亡くなる人は年間1万9千人との推計も

 最新の人口動態統計(H29)によれば、1年間で「不慮の溺死もしくは溺水」で亡くなった人は8163人となっています。川や海などでおぼれた人も含めての数ですが、交通事故(5004人)より大幅に多いというのは意外ですね。

 ただこの数字には、入浴中にとつぜん脳卒中を発症して、死因が「脳卒中」となった場合などは含まれません。

 2015年の厚労省研究班の調査では、病気なども含めた入浴中の死亡者数は年間で1万9千人以上と推計されています。その多くは、自宅の浴槽で起きていると考えられています。

入浴時の事故の多くは自宅の浴槽で起きている 画像:Pixabay
入浴時の事故の多くは自宅の浴槽で起きている 画像:Pixabay

入浴中の事故が多い日本 高齢者は特に危険

 国際的なデータと比較すると、日本は入浴中に亡くなる人がとても多いことがわかっています。

文献1より 各国男性の年齢別の溺死率(10万人当たり、WHO2000-02データより作成)
文献1より 各国男性の年齢別の溺死率(10万人当たり、WHO2000-02データより作成)

 年代別に、おぼれて亡くなる人の割合を示したグラフです。他の国に比べて日本が多く、特に、65歳以上を示す赤のグラフが突出して高いことがわかります。日本は浴槽に体を沈める習慣があることに加え、入浴によるヒートショックが大きな要因と指摘されています。

 冬場の寒い時期に、寒い脱衣所から熱い湯船へ急に移動すると、その刺激で血圧などが大きく変化します。それが失神や脳卒中、心臓病につながり、お湯におぼれたり、脱衣所で動けなくなったりして命に関わる場合もあります。

 高齢になると、温度の変化にあわせて血液の流れを調整するなどの働きが衰えます。そして日本では熱い風呂に長くつかるのが好きな人が多く、それが事故につながっていると指摘されています。

 特に気温が下がって入浴時との温度の変化が大きくなる冬場(12月~2月)は、入浴中に亡くなる方が最も多くなります。ご高齢のかたの場合は気を付けたほうが良いかもしれません。次に示す「安全な入浴のポイント」を参考にしてみてください。

画像:いらすとや
画像:いらすとや

安全な入浴のポイント

画像:文献2より引用
画像:文献2より引用

(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖める

 温度の急激な変化はリスクになります。入浴前に浴室や脱衣所を暖めておくことが体への負担を減らすポイントです。お湯を浴槽に入れる時にシャワーから給湯すると、蒸気で浴室の温度を上げることができます。

※脱衣所などで暖房器具を使用するときは、火事や熱傷に気を付けてください。

(2)湯温は41 度以下、湯につかる時間は10 分までを目安に

(3)浴槽から急に立ち上がらない

 入浴中、体にはお湯による水圧がかかっています。急に立ち上がると、体にかかっていた水圧が無くなり、血管が急にひろがって意識障害を起こすことがあります。浴槽から出るときは、手すりや浴槽のへりを使ってゆっくり立ち上がるようにするのがおすすめです。

(4)アルコール飲用後や、食後すぐの入浴は控える

(5)入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらう

 入浴中に体調の異変があった場合は、すぐに対応することが重要です。ただ意識を失った場合はもちろん、気分が悪くなったりして自力では浴槽の外に出られない場合もあります。

 ご家族などと同居している場合は、入浴前に一声掛けてからお風呂に入ったり、家族が寝ている深夜や早朝の入浴は控えるなどの対策が勧められています。

(以上、文献2より抜粋 全文はこちら

(参考文献)

※1 入浴関連事故の実態把握及び予防対策に関する研究: 厚生労働科学研究費補助金循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業[堀進悟], 2014.3平成25年度総括・分担研究報告書

※2 消費者庁ニュースリリース「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」平成29年1月25日

※3 愛媛産業保健総合支援センターHP「寒い季節のお風呂で起こる「ヒートショック」のキケンを防ぎましょう