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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

降圧剤で脳梗塞は防げるか

実はこの前、軽い脳梗塞になったのだが、生活に差し支えない程度の症状であり、今後はこの不具合と同居して生きていくしかないと覚悟している。
高血圧のくせに長い間降圧剤を飲まなかったからだと言われそうだが、正常血圧だろうが低血圧だろうが脳梗塞になるのだから、確率の問題にすぎない。
前にも載せたと思うが、私は下の意見のほうを信じる。それくらい、血圧基準を下げて以来の日本の脳梗塞患者は逆に毎年増えているのである。



本当は恐ろしい降圧剤がもたらす副作用 医師が血圧の薬を飲ませる「背景」

PRESIDENT 2016年5月16日号

「(降圧剤で)がんになりやすくなる」

脳出血が減ったのは、人々の栄養状態がよくなったからだ。細胞を丈夫にするコレステロールの摂取量が増え、血管が破れにくくなっている。それなのに「血圧が高いと脳卒中になる」という思い込みだけは昔のまま。

「脳梗塞とは、血の塊が脳の血管に詰まる病気です。血の塊を吹き飛ばすには、血圧を高くして血が勢いよく流れたほうがいいはずです」(松本医師)

しかし薬で血圧を下げているので、かえって脳梗塞を患う人が増えているのだ。浜医師も次のように警告する。

「体は酸素と栄養素を血液から得ていますが、それを取り込むためには一定の血圧が必要です。それなのに降圧剤で血圧を下げすぎてしまうと、それが取り込めなくなる」

さらに怖いのが、薬そのものがもたらす副作用だ。降圧剤には種類がいくつかあり、現在の主流は前出のARBやカルシウム拮抗薬だ。これらの薬剤には炎症を抑える作用がある。

「免疫反応は、病原体や体内にできた異物から体を守るための防御システム。炎症は、免疫反応の重要な要素で、体にできた傷を治す働きです。ARBやカルシウム拮抗薬は炎症を抑制するので、これを飲むと炎症が目立たなくなり、一時的に健康になったかのようにみえる。しかし傷を治すための反応が起きないということは、傷を放置しているということですから、いろいろと不都合なことが起きます」(浜医師)

その1つが「がん」である。

「がんとはいわば体内にできる異物。免疫が正常に働いていれば、仮にがん細胞が生まれても小さいうちに排除できる。しかしARBやカルシウム拮抗薬を飲んでいると免疫が抑制されてしまうので、がんになりやすい」(浜医師)

感染症が全身に広がって死に至る「敗血症」も、免疫不全によって起こる。さらには高齢者が血圧を薬で無理やり下げた場合、脳に栄養や酸素が行きわたらず、認知症になりやすいという説もあるのだ。

浜 六郎(はま・ろくろう)
医師、医薬ビジランスセンター理事長
1945年生まれ。大阪大学医学部卒。大阪府衛生部を経て阪南中央病院に勤務。97年医薬ビジランスセンター設立。2000年NPO法人認証。著書に『高血圧は薬で下げるな!』など多数。
 

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降圧剤と口の渇き

「口腔外科相談室」より転載。
私の場合はおそらく降圧剤の副作用だと思われる。


(以下引用)



口腔内のトラブル

口の中が乾燥する

口の中が乾燥する

高齢化により唾液の分泌量が低下することにより口が乾燥することがあります。これは心配ありません。ストレスによっても唾液が出にくくなることがありますがその場合はストレスがなくなれば症状も回復します。急激に唾液が出なくなり、痛みがある場合は唾液腺などの疾患が考えられます。診察を受けることをお勧めします。

口腔乾燥症(ドライマウス)

唾液の分泌が低下して、口が乾いた状態のことをさします。広い意味での口腔乾燥症は、唾液分泌の低下だけでなく、口が乾いていると自覚する症状すべてをさすことになります。
軽度では主に口の中のネバネバ感、ヒリヒリする、う蝕、歯垢の増加、口臭も強くなります。
重度になると、唾液分泌量が低下し口腔内の乾きが進行し、強い口臭、舌表面のひび割れ、痛みで摂食障害、会話しづらいなどの障害も現れます。場合によっては不眠をきたすこともあります。
平均的な唾液の分泌量は、一日あたり約1~1.5リットルで、口の中の唾液腺から湧き出し、口の中の食べかすを、消化器官へと、洗い流してくれています。
また唾液には抗菌作用があり、口の雑菌の繁殖を防いでくれています。そのため、唾液が不足して口が乾くと、う蝕や歯周病にかかりやすくなり、また、口臭の原因にもなってしまうのです。
口の乾燥がひどくて、我慢できない場合には、専門医にご相談下さい。
年齢が高齢化するにつれて、唾液の分泌量が低下する事により、口の乾燥がひどくなることもあります。

原因として

「薬の副作用(抗うつ剤、鎮痛剤、抗パーキンソン剤、降圧剤などの多くの薬物の副作用として唾液分泌の低下があります)」
「糖尿病」、 「シェーグレン症候群 (唾液腺、涙腺などの外分泌腺が萎縮し、口と目が乾燥する自己免疫疾患)」、 「年齢的なもの」(年齢とともに口や顎の筋力が低下や萎縮がおこり唾液の分泌量が低下します) 、「ストレス」(ストレスがかかったり緊張をすると交感神経が刺激され、唾液の分泌が抑制されます) 、「口呼吸」(鼻炎などの鼻疾患や癖などで口で呼吸をすれば唾液は蒸発してしまい口が渇きます)など
治療としては、生活指導や対症療法が中心となります。

保湿性薬剤、保湿力の高い洗口液、保湿ジェル、スプレーによる噴霧、夜間の乾燥を防ぐ保湿用マウスピース、夜間義歯などを症状に応じて処方、投与します。
積極的に水分を補給するように心がけるのも、有効な方法です。






基礎代謝と適正摂取カロリー

「なごみ薬局」というところのホームページから転載。
なかなか有益な内容だと思う。
なお、記事の中にある計算式で出した私の適正体重は67・375kgである。10キロのダイエットが必要だwww

(以下引用)


エネルギー代謝編

【エネルギー代謝編】
人間は食べ物をエネルギーに変えて生きている。
人の体の中では、毎日摂取した食べ物がごく当たり前に「エネ
ルギー」へと変換されています。万一、この食べ物がエネルギー
へと変換されるというシステムがなかったら、人間は生きていく
ことができません。人間は、体温を保つことにより生活できる
動物です。なお、内臓や酵素・免疫を働かせて体の機能を維持
しています。
加齢により一日の必要エネルギーはどんどん減ってくる?
「10年前と同じ量しか食べてないのに、最近太りやすくなった。」これは良く聞く話です。人間は、年をとるに従って一日の必要カロリーが低下してくるからです。それでいて、以前と同量の食事を続けていれば、明らかに体脂肪が蓄積していきます。体内の機能を維持して、人が最低限生活できるため必要なエネルギーを「基礎代謝」といいます。この「基礎代謝」が加齢とともに低下していくことは善か?悪か?といえば、明らかに「悪」といえるでしょう。エネルギーの節約という面からのみ考えれば、体内の基礎代謝が低いほうが有利に思えます。しかし、内蔵機能、免疫機能、酵素機能が一緒に低下していくために、相乗効果にて「老化」が進んでしまうからです。なお、これらの機能が低下していくことにより、「ガン」などの病気が発生しやすくなることも考えられます。
体内で産生されたエネルギーはどこで使われる?
体内で食物から得られたエネルギーの6~7割は、前述の「基礎代謝」というものに使われます。これは人間が生存するために最低限必要なエネルギーとなります。また、基礎代謝の中で一番エネルギーが使われる場所は「体温維持」で、その他、内臓、酵素、免疫などを働かせる場合にも使用されています。基礎代謝の大部分を占めている「体温」が一度違うだけでも、全体カロリーは大きく異なってきます。平均の大人で、 
体温が一度違いにて一年間同じものを食べていたとすると、体重が約8kgも違ってくると言われています。なお、あとの3~4割は、運動エネルギーといって、体を動かすことにより、体内エネルギーを使用しています。人間は加齢により、体温が低下し、運動量も少なくなるので、カロリーを徐々に減らしていく必要があります。
基本の基礎代謝編
基礎代謝は後天的環境に、以下の因子により差が出てきます。
年齢による基礎代謝量
生後、次第に増加します。体重1kg当たりの基礎代謝量は、1歳~2歳で最高となり、少しずつ減少し、20歳前後以降減少の度合いは小さくなります。初老期には基礎代謝量は少なくなります。
性別による基礎代謝量
同年齢では女子の方が基礎代謝量は低くなります。これは女子は脂肪組織が多いためと考えられます。妊婦の場合は妊娠後半に約20%の基礎代謝量増加を示します。
気温による基礎代謝量
基礎代謝量は夏が低く、冬は高くなります。気温が低いほど、体温を維持するために代謝は増加します。
発熱による基礎代謝量
体温が1℃上昇すると、代謝は約13%増加すると言われています。例えば、40℃の高熱の場合、正常体温より50%程度増加すると考えられます。
情緒による基礎代謝量
基礎代謝量は感動、恐怖、怒りで亢進し、落胆して意気消沈
した時は低下します。よく「ストレス太り」という言葉を聞きますが、
これも、あながち間違っているとは限らないと思います。感情の
変化により、基礎代謝が低下する一例でしょう。また、うつ病の
患者さんは明らかに、低体温にて基礎代謝が低下している確率
が高いようです。
栄養状態による基礎代謝量
長期にわたる食物の摂取不足、食事が偏ったダイエットや無理なダイエット、栄養失調症などでは10%~30%低下します。現代人はこのパターンが非常に多く、高カロリー・低栄養素に起因する典型的な基礎代謝低下と言えます。
運動、環境による基礎代謝量
激しい肉体労働やスポーツをする人は、エネルギーを最も消費する筋肉量が多いため基礎代謝量は高くなります。糖の消費量は、人間の体の中の50%が筋肉で消費されています。また、普段、体の動きが悪い人は「エネルギー発散システム」が低下し、基礎代謝量もおちていきます。
食べ物のエネルギーはどのくらい?
食物中の炭水化物、脂質、たんぱく質が体内で発生するエネルギー量を測定すると1g当たり炭水化物:4kcal、脂質:9kcal、たんぱく質:4kcalになります。この値をアトウォーター係数または、カロリー換算係数と呼び、食品中の栄養素の含有量が分かれば、この値を用いてその食品中のエネルギー量を求めることが出来ます。また、食品成分表に表示される各食品中のエネルギー量も、それぞれ適切な係数を用いて算出された値です。尚、酒類のカロリーが高いのは、アルコールの熱燃焼が1g当たり7kcalとして計算されるためです。
必要エネルギーが人により異なる「生活強度」
生活強度という言葉をお聞きになられたことはあるでしょうか?同じ年齢、同じ体重、同じ食べ物(カロリー)の人でも、この「生活強度」という環境が異なれば、一日の消費カロリーが違ってくる指数のことを言います。たとえば、事務仕事にて一日デスクに座っていれば消費カロリーは少なく、道路工事など激しく肉体を使う場合は消費カロリーが多くなります。以下は、だいたいの目安となる生活強度指数です。
※摂取エネルギー目安を求める際に使用する数値
生活強度Ⅰ(低い)=25kcal
散歩、買物など比較的ゆっくりした1時間程度の歩行のほか大部分は座位での読書、勉強、談話、また座位や横になってのテレビ、音楽鑑賞などをしている場合。
生活強度Ⅱ(やや低い)=26~27kcal
通勤、仕事などで2時間程度の歩行や乗車接客、家事等立位での業務が比較的多いほか大部分は座位での事務、談話などをしている場合。
生活強度Ⅲ(適度)=28~29kcal
生活活動強度II(やや低い)の者が1日1時間程度は速歩やサイクリングなど比較的強い身体活動を行っている場合や、大部分は立位での作業であるが1時間程度は農作業、漁業などの比較的強い作業に従事している場合。
生活強度Ⅳ(高い)=30kcal
1日のうち1時間程度は激しいトレーニングや木材の運搬、農繁期の農耕作業などのような強い作業に従事している場合。
★現代人のほとんどが生活強度Ⅰ~Ⅱにあてはまると言われています。
自分の標準体重の求め方
身長(m)×身長(m)×22 となります。たとえば、身長170cmの人は
1.70×1.70×22=63.58kgが標準体重と計算できます。
適正カロリーの求め方(生活強度指数から考えて)
では上記の「生活強度」と「標準体重」より、自分の一日に必要なカロリーを計算してみましょう。
標準体重(kg)×生活強度(kcal)=適正体重における一日に必要なカロリーの目安
※上記例(身長170cm)の人の生活強度がⅡであった場合
63.58kg×26~27kcal=1653~1716kcalが必要カロリーとなります。その他、もっと細かく計算すれば、年齢・性別によりも左右されます。




犯罪者の更生可能性

私は、犯罪者は更生可能か、ということについて否定的な考えだが、犯罪者資質の人間がその正体を隠して社会の表舞台を歩いていることは多いと思う。つまり、いざとなればその本性を現わすわけだ。人間というのは「三つ子の魂百まで」であり、その性格は基本的には一生変わらないと思っている。

(以下引用)


登山家の野口健が空気銃で子猫の頭を撃ち飛ばし、それを咎めた友人の足も撃ったという内容の書き込みがネット上にあり、よくあるデマだろうと思いつつ調べてみたところ、本当の事だったのでビックリした。本人が自伝で語っているので間違いない。野口は子供の頃かなりの不良で、その頃のエピソードの一つとして出てくる。

野口著『100万回のコンチクショー』にその記述があるが、より詳しく書かれている、一志治夫『僕の名前は。アルピニスト野口健の青春』から引用すると*1
(野口健がエジプトに住んでいた子供時代のこと)
エジプト製の空気銃を手に入れたのもちょうどそんなときだった。(中略)ついには鉛の弾を込めて撃つライフル型の空気銃「ラムセス」を手に入れる。価格は38ポンド。エジプト人が食用に雀や鳩を撃ったりするための空気銃で、それなりに殺傷能力があるのだが、健や(友人の)岡本のような小学生でも買えた。
↓ エジプト製の空気銃「ラムセス」
空気銃ラムセス
健は最初、身の周りの物を撃っていた。たとえば、内装工事をしている家が向かいにあれば、その部屋にぶらさがっている電球を撃った。走行中のクルマの窓を撃った。電球は割れたが、クルマの窓にはうっすらと傷がつくかひびが入る程度の能力の空気銃だった。
銃に慣れるにつれ、健の狙いは、物から次第に生き物へと移っていく。
(中略)
最初に狙った生き物は、鳩だった。撃ち落とした鳩は、肉屋に売りさばいた。その金で鉛の弾をまた買うのだ。
勝手に動物を殺しだすというエピソードは、どうしても「少年A」を連想してしまう。エジプトでは鳩を食べるというのは事実のようだ。

野口と、日本人学校の友人の板垣、田中の3人は、カイロの中州の街に繰り出す。(友人の名前は仮名だと思うが、特に説明はない)
丁字路の道には大きな車輪付きのゴミ箱が置かれていて、それに向かって銃を発射する。鉛の弾が鉄のゴミ箱に当たると、カーンという音が響き渡る。近くにいる数匹の猫を音で脅かしているのだ。そのたびに猫たちは驚き、騒ぐ。
次に、健はゴミ箱ではなく、猫に標準を合わせる。それはちょっとした遊びのつもりだった。(中略)
次の瞬間気が付くと人差し指が動いていた。鉛の弾は、親子でいた子猫の方の頭に当たり、骨を砕く。子猫はその場に倒れ、痙攣し、頭からは脳漿が飛び散った。健は、親猫がミャーミャーとなきながら子猫の頭をながめているのを呆然とただ見ている。
板垣は、その猫がのたうち回る姿を正視できない。断末魔の泣き声が耳にこびりつく。一方、一年上の田中は、「なんで撃ったんだ、なんで殺したんだよう」と、健のことを責め始める。動揺し、混乱している健は、田中に、「うるせー、お前、撃つからな」と言い返す。板垣は二人のやりとりがだんだん険悪になっていくのを聞いている。「撃つぞ」「撃ってみろよ」といったやりとりが繰り返される。
そして再び鉛の弾は発射される。(中略)銃声のあと、一瞬の間があってから田中の叫ぶ声が丁字路に響き渡る。田中は、「熱い、熱い」と訴える。
その後、3人でタクシーに乗る。
タクシーの中では、わめく田中に健が「うるせー、うるせー」と怒鳴り続けている。
田中の母と合流し、病院で手術が行われた。弾は足の骨で止まっていた。
野口と板垣は、2人で歩き出す。
家に帰るのがいやで途中公園に寄ったりもした。けれども、板垣が驚いたのは、そんなしょげている健が、その失意の道すがら、また鳩に向かって空気銃を発射したことだった。なんでまた撃つんだ、と思ったが、それは言葉にはしなかった。
もともと野口健には不良の評判が立っていたが、その後、触れてはいけない人扱いとなり、ほとんどのクラスメートが相手をしてくれなくなった。

外交官である父親もおかしな人で、これだけの事件を起こした息子を叱らず、銃を没収すらしない。後に大学教授となっているが、大丈夫なんだろうか。

野口健は今では更生したようで、タレントとしてバラエティ番組にも出ている。

しかし、こんなことをしでかしたうえ、子供時代の武勇伝の一つとしてこのエピソードを自伝に大っぴらに載せている人物を、テレビに映すのは問題だろう…特にバラエティ番組では。野口健の顔を見ても子猫殺しが浮かんできて笑えないよ。

当時、母親が家を出ており、家庭が崩壊しかけていたという同情できる要素もあるけど、さすがにこれはない。

その他の犯罪告白

野口はこれ以外にも著書で未成年時の犯罪をたくさん告白している。

小学校低学年(日本)
・ハーフのため虐められていたが、カッとなり植木鉢のかけらで相手を殴打し、頭を割った
・その後も複数人に対して暴力をふるう
・女児のパンツの中に手をいれてまさぐった

小学校5~6年頃(エジプト)
・かんしゃく玉を多数使った手製爆弾を使い、通行人にやけどを負わせた
・ホテルに停めてあった各国大使館の車を注射針を使って何台もパンクさせた
・家の近くの駐車場に停めてあった車のガソリンタンクに砂糖を入れ、エンジンを破壊した
・ティッシュに火をつけて風に飛ばすという遊びをして火事を起こした
・自動車のライトを割って中の電球を集めた
・ベンツのエンブレムを引き抜いて盗んだ
・子猫射殺

ベンツのエンブレム窃盗とか、まるで漫画「カイジ」のようだ…

高校(イギリスの全寮制日本人学校)
・寮で女子同級生の洗濯前の下着を見つけ、しめた!とばかりに盗む。のちに焼却炉で燃やして証拠隠滅。
・友人3人で先輩1人に暴行を働き、停学処分
・学校の近くの森で勝手にキジ狩りを繰り返す。キジに石を投げて飛び掛かり、首を切って絞めた。

(高校では、春休みに帰国したときに右翼の街宣車に乗ってスピーチしたというエピソードもある)

成人後
・ネパールで貧困層の少女に対し、経済力を背景にして、人身売買まがいの行為を行う → 詳細はこちら

参考文献、動画

野口健はたくさんの著書を出しているが、過去の犯罪行為についての記述は、初期の本に集中している。犯罪告白の三部作とも言える作品は、

・ 『落ちこぼれてエベレスト』(1999)
作家としてのデビュー作。鳩を殺したことは書いているが、猫を殺したことは隠しているなど、下2冊に比べるとマイルド。ただしネパールでの人身売買まがいの「結婚」を扱っているのはこの本のみ。

・ 『僕の名前は。アルピニスト野口健の青春』(2001)
登山以外の生い立ちについて最も詳しい。よって犯罪行為についても最も詳しい内容になっている*2

・ 『100万回のコンチクショー』(2002)
『僕の名前は』と同じような内容だが野口自身が著者になっている。下着泥棒についても書いてある。


そのほか、『確かに生きる―10代へのメッセージ』(2007)でも過去の犯罪行為に軽く触れている。

動画
吉田豪が野口健の黒い過去について語っている動画があり、簡潔にまとまっていて面白い。

この動画によると、野口健は小中学校の講演会でも様々な犯罪エピソードを披露しているらしい。
テレビだけでなく学校からも排除しないとマズイと思う…
環境保護活動を続けるのは良いことだけどさ…


*1:2001年発行の初版より

*2:「その他の犯罪告白」節にある行為は、ほとんどこの本に載っている(下着ドロ、成人後の「結婚」 のエピソードは無い)。








風呂吹き大根の価値

海外を渡り歩いた料理人の体験談で、一般人にはどうでもいい話題だろうが、アンテナの範囲の広い人はこうした談話にカネ儲けのネタが拾えるかもしれない。
つまり、或る物の、或る土地での価値と別の土地での価値は違うという単純な事実だ。
これは自明のことに思えるが、「価値の絶対性」を信じている人は多いと思う。
美味いコーヒーを安い値段で出せば店に来る客はどんどん増えていくと思って脱サラして喫茶店を開く人が昔は多かった。そしてその大半は失敗した。そもそも、味覚など十人十色であり、さらに、下の記事のように、国が違えば味覚も違う。国どころか、県が違えば味覚も違う。よその県の人はわが県ご自慢の郷土料理を知らないから、他県でその店を出せば儲かるだろうと思って出した店はだいたい失敗するわけだ。味覚は長い年月で身に付いた「癖」だから容易に変わらないのである。

一般論で言おう。
たとえば、地面自体が黄金でできている土地での黄金の価値は土くれの価値でしかないのである。
空気の少ない世界での空気の価値は黄金よりはるかに大きい。
これは稀少価値の話だが、価値基準はそれだけではない。
いずれにせよ、物の価値は場所や時代や状況次第なのである。


(以下「ハーバービジネスオンライン」記事より抜粋)



そんなインドで日本の和食と、外国での日本料理は違うものだと知った。 「海外では和食人気とはいえ、本物の和食は見向きもされないんです。ふろふき大根を丁寧に作れば味がないと言われる。味覚の違いや、そもそも料理が洗練されていくプロセスが違うことを学びました」  和食は素材の味を活かすために削ぎ落としていく経過がある一方、外国の料理は調味料などを足していく傾向にあるという。そんな本物の和食や日本のことをまったく知らない外国の日本料理調理師と働くことの難しさとおもしろさも体験し、見崎氏は日本の和食板前が職業柄の閉鎖的であることに気がつく。