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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

日本の改革は、まず遷都から、か

「ネットゲリラ」常連のtanuki氏の投稿の一部。
案外(つまり、私の思案の外だった)的を射た考えかと思うので、メモしておく。
私は「地政学」という正体不明で定義不明の言葉が嫌いなのだが、大企業が首都に集まってくるというのは、やはり地理的条件と政治は密接に関係する、と見るべきなのかもしれない。
とすれば、大企業と政治の癒着を断ち切るには、まず首都移転から、というのは単純だが効果的である可能性はある。


(以下引用)


国家体制の大変革を行うには、税も消費税だけではなく所得税・法人税・固定資産税他大幅な見直し必須。グチャグチャに富裕層有利に造り変えてきた官僚の悪さを無効化しないと一部だけだと又覆される。

そしてそのためには案外遷都が効いてくるかもしれませんな。
チンタロや官僚・トンキン既得権に潰されてきたが、今の惨状で再浮上してきてますな。(今のトンキン移転でなく、こいつらを放置して国家的な政治権力を別の場所に置くということ。トンキンを監視できるようにするということです。)

いや遷都しないと山本総理は無理でないかという気がしております。




(参考)「地政学」についてはこの説明が一番簡潔で要を得ているかと思う。


世界大百科事典 第2版の解説

地理的諸条件を基軸におき,一国の政治的発展や膨張を合理化する国家戦略論が地政学である。地政学という名称を最初に用いたのは(1916),スウェーデンの学者チェレン(ヒェレン)Rudolf Kjellén(1864‐1922)であったが,内容的にはドイツのF.ラッツェルが,すでに生存圏肯定の理論としてI.カントの政治地理学を再編成し直し,ドイツの植民地拡大政策の根拠づけを行っていた(1889)。ラッツェルとチェレンの生存圏,自給自足,大陸国家優先の地政学は,ドイツのK.ハウスホーファーによって受け継がれた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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異常性とポルノ

私が理解できないのが、腐女子趣味という奴で、しかし女性の多くはホモに興味があるとも思われるので、その理由というか、心理を考えてみたい、というのが私の予てからの考えである。まあ、宿題的な思考テーマだ。女性はホモのセックスを見て性的に興奮するのだろうか。そしてその興奮は男女間のセックスを見る以上のものなのだろうか。
もともと女性は視覚的な刺激で興奮することはあまり無い、という説もあるので、腐女子のホモへの関心は性的(肉体的)と言うより哲学的、あるいは観念的な興奮だと思うのだが、そのツボはどこにあるのか、ということへのヒントのひとつが下のツィートではないかと思う。
つまり、「男が犯される」という状況が彼女たち腐女子を興奮させるのではないか。女が犯されるという状況もある程度は性的興奮を与えるのかもしれないが、それは男がポルノを見るのと同じ「普通の興奮」だろう。しかし、男が犯される、というのは何か別種の興奮性があるようだ。
なお、高貴な存在(姫君、女騎士、ご令嬢)や無垢な存在(処女、少女、幼女)が汚らしい存在(老人、ブ男、ヤクザ、不良、動物)に汚される、ということがポルノの定番だが、それは腐女子においても同じであるようだ。そういうサディズムとポルノとの深い関係も考察に値する。

(以下引用)

石油価格暴落により没落した石油王受け大喜利でキャッキャする腐女子たちに腐フェミが「暴落した方が受けになるのは日本特有のジェンダー観が…」とか言い出して辟易してんだけど、いや…単に没落した貴族がモブにドチャクソ犯されるの見たくない?見たいよ…

消毒薬という「毒」

「in deep」記事の後半だが、我々現代人は消毒薬の過剰使用で恒常的に鼻孔や皮膚から消毒薬自体の「毒」を身体に吸収している、という事実はもっと重く見るべきかもしれない。

(以下引用」


まあ、軍による消毒剤散布などに対しては、個人は対抗しようがないですが、しかし、現在、日本の街中で続いている、「無意味な消毒活動」に関しては、できるだけ迂回されたほうがいいようにも思うのです。

あるいは、スーパーなどでは、消毒剤のたぐいがとても売れているということなのですけれど、一般の家庭でも「過度な消毒」に陥っている家庭が多数あるような気がするのです。

先ほど書かせていただいた、参考になる論文というのは、三重大学の「三重看護学誌」に掲載された「看護における生活環境汚染の理解とその重要性」という論文を最近教えていただいたのです。

 

 

私たちを攻撃するものと、守ってくれているもの

書かれたのは、三重大学の臨床環境看護学専攻の今井 奈妙教授と、帝京平成大学薬学部の稲津 教久教授のおふたりです。

その中に、「ハッ」とする部分が数多くあるのです。

呼吸による化学物質曝露 - 液体蚊取り・除菌 クロス・柔軟剤の香り

呼吸状態の観察は,看護師にとって馴染みのある行為であるが,呼吸に不可欠な空気が汚染されていることや,汚染された室内空気によって神経障害が引き起こされる事実には,無頓着な場合が多い.

しかしながら,人体が摂取する様々な物質の割合の 79% は呼吸による(村上,2000)ものである.

経口摂取の場合には, 嘔吐や,肝臓による解毒作用を期待できるが,吸入曝露の場合は,肺から直接に血中に流入するため,経口摂取で認められる初回通過効果(肝臓での解毒)が回避されてリスクが増大する危険性につながる

この部分を読みまして、先ほども書きました、第4級アンモニウム塩を含んだ消毒剤の多くは、

> 吸入曝露の場合は,肺から直接に血中に流入するため

に、肝臓での解毒作用が回避されてしまう。

そして、これらの物質は「使用するだけで大気中に拡散」します。

要するに、たとえば、「家庭用の漂白剤で漂白している」とします。どこの家庭でも見られる普通の光景ですが、この時点で、おそらく身体はダメージを受けているはずです。

あるいは、芳香剤や柔軟剤や何もかもが同じようなメカニズムのもとにあります。

そして、以下のような記述もあります。第4級アンモニウム塩は、論文では Quats と専門語で書かれていますが、ここでは、第4級アンモニウム塩としています。

病院では,布製品等の除菌を目的として噴霧式の消臭・除菌剤が使用されていたり,除菌クロスを用いて家具やパソコン類を拭いていたりする. これらの製品には,第 4 級アンモニウム塩が使用され,除菌クロスで室内を清掃すれば,第4級アンモニウム塩が揮発して室内に充満する.

(中略)

一般的な医療施設では,第4級アンモニウム塩を病室で用いるため,入院患者は,常に第4級アンモニウム塩に曝露し続けることになっている.

このように、日常の噴霧式の消臭・除菌剤、除菌クロスなどを含めた、非常に多くのものに、第4級アンモニウム塩が使用されていて、現代の生活というのは、

「単に生活しているだけで危険」

な環境であるのに、そこに加えて、今の状況では「建物に入るたびに、それらで手を洗い、家では過剰な消毒を続けている」ということになっているのです。

それと、この

>入院患者は,常に第4級アンモニウム塩に曝露し続けることに

という部分を読みまして、「病室の環境」というものを認識することにもなりました。

つまり、病室あるいは病院(入院病棟のある大病院など)では、常に第4級アンモニウム塩などの消毒剤成分が大気中に漂っている場合が多い可能性があるということです。

第4級アンモニウム塩の健康被害での報告としては、マウスへの経口投与で、

・死亡率増加傾向
・萎縮性肝機能障害
・性成熟の遅れ
・免疫系への影響

などがあり、室内への第4級アンモニウム塩の噴霧によって,

・マウスに先天性異常を引き起こす

などがあるそうです。

それでですね、実はここからがさらに大事なのですが、これらの「毒」が、「口や鼻から体内入る」という経路と共に、

「肌(皮膚)から入る」

ということが、日常で起きていることにふれられています。

(以下略)



「二週間分の処方」と「三か月分の処方」

高血圧など慢性病の場合、たいていは二週間に一度の診察で、薬も二週間分になっていると思う。だが、症状に変化が無い場合は一か月に一度でも二か月に一度でもいいはずだ。
その証拠に、下のツィートでは、「三か月分」の薬を出している。つまり、「二週間に一度」というのは、病院に来る間隔を短くしたほうが、医者の診察料金が増えるからだ、というのがこの話からよくわかる。

(以下引用)

常用薬貰ってる病院が「来んな」て言うので、処方箋だけ郵送されてきた。 90日分だって。そんな長い処方箋初めて見た。。診察は7月。その頃世界はどうなってるかなあ。絶対忘れるのでグーグルさん覚えといてくれ〜

一人暮らしのコロナ体験記

Noteからの転載だが、私はこのNoteというシステムがよく分からない。誰でも書き込め読めて情報を共有できる、「ウィキペディア的公共日記」みたいなものだろうか。Hatenaブログに近いように思うが、違うのだろうか。それにしても、Noteという普通名詞を固有名詞に使うのは大きな問題がありそうな気がする。日本酒の名前に「泡盛」と付けるようなものだ。
下の記事の内容は「1人暮らしのコロナ体験記」である。そのまとめ部分の一部のみ転載。

(以下引用)

ここからはかかったコストや大変だったことなどを書いていきたい。

かかったお金

診察や検査でいくらくらいかかるのか、気になる方もいると思うので以下に診察料と薬代を記載しておく(全て保険適用後の金額)。あくまで私の場合であり、状況によって違うと思うので、参考までに。

・4/3 最初のクリニックの診察料 ¥1,230
 この日の薬代の領収書なくしてしまった。。多分¥1,500くらい。

・4/5 指定医療機関の診察料 ¥13,510
 CT、レントゲン、血液検査、インフルエンザ検査
 日曜日に初診+薬代込みなのでこの金額だったんだと思う。

・4/8 2回目の受診 ¥2,370
 レントゲン、尿検査、血液検査
 薬代は¥2,150

・4/10 3回目の受診 ¥1,930
 レントゲン、血液検査、PCR検査
 薬代は¥2,610

・4/15 検査後の受診 ¥1,730(薬代込み)
 レントゲン、血液検査

診察料・薬代合わせて合計¥27,000くらい。ちょっと足したらニンテンドースイッチ買える…。ただ、PCR検査が意外と安いなと思ったし、これだけ検査しまくってこの金額なのだから健康保険って最高である。

辛かったこと

肺炎になったものの、2週間程度の自宅療養で回復もしているし、多分、私はいわゆる「軽症」の患者だと思う。それでも辛かったことは色々ある。軽症でも結構辛いのに、これが中等〜重症になったらと思うとゾッとするが、軽症なりに辛かったことは以下に書いておく。

・発熱
症状として一番辛かったのは発熱が長期間続くこと。熱に伴って悪寒と頭痛が酷かったのも辛かった。
1週間以上、38℃以上の熱が続くのは人生で初めてで、ジリジリ体力が削られていくような辛さと恐怖があった。熱が高くなると思考が鈍るのも辛い。特に私は一人暮らしなので、病院への連絡や受診の判断も自分でするしかなく、正しい判断ができているのか不安になった。5日もするともはや発熱に慣れてきたところもあったので、リモートで会議なども参加してみたが、会社の人からは「顔が死んでる」と言われた。

・息が苦しい
途中から現れた息苦しさも辛かった。「ずっと息苦しい」というのは人生で初めての経験だった。常に軽く走った後のような、呼気が熱く、深く息を吸い込めない感じが続いた。息を吸い込めないことがこんなにストレスと不安に繋がると思わなかった。症状が悪化してからは、寝る前にこのまま呼吸が止まったらどうしようかと考えたし、毎朝、よかった今日も息してる、と思いながら起きた。

・腕が痛い
発熱3日目あたりから現れた腕の痛みが呻き声を上げるほど痛かった。熱による筋肉痛の一種なのかもしれないが、とにかくマジで痛かった。痛みは昼間起きている時を中心に現れ、周期的に痛みが続いた。熱が下がったら痛みは消えた。

・味覚、嗅覚の低下
これが地味に辛い。何を食べても美味しくないので、食べたい気持ちが湧かないし、毎日食事を選択することが苦痛になった。でも栄養が一番大事だと医師にも言われたので、日々無理やり食べた。上に書いた3つの症状はすでに全て治っているが、味覚・嗅覚の低下は今現在(4/17・発熱から17日目)も続いているので、いつ治るのか不明。

・社会的不安
いつまで熱が続くか分からず、2週間近く仕事が全くままならない状態が続いたことには、物凄く不安を覚えた。4月から開始した案件も全くフォローしきれていなかったし、特に、こんなにも世界が激変していく中で、社会から置いてけぼりを食らったような気持ちになり、相当焦りを感じた。この辺りは、会社のメンバーがサポートしてくれたことでだいぶ救われた。

大変だったこと

大変だったことは主に一人暮らし民として。

・食料の確保
これに尽きると思う。細菌性肺炎と診断された時点で、人に移る可能性があると説明されたので、人との接触はできる限り避けた。熱が出た初日にレトルトのお粥やカレー、ポカリなどを買い込んでいたので多少はそれで食いつないだが、途中本当に食べ物がなくなりそうになった。そういう時はUber eats。でもエンゲル係数爆上がりするので、ずっと使ってると破綻すると思う。

途中、父親が食料のいっぱい入ったスーツケースを玄関先に置いておいてくれたのはとても助かった。友人夫妻が送ってくれた食料にも、今現在とても助けられている。

とりあえず次回病院に行くまであと4日、そのあとも陰性になるまでは完全に家から出られないので、野菜の通販でも頼もうと思っている。運送業の方々と親・友人の支えでなんとかなっているという感じだ。

・どこ行ったらいいか分かんない問題
熱が出て数日経ったあと、保健所の電話が繋がらず、クリニックからも保健所の指示を仰ぐよう伝えられた時は正直どうしたら良いか分からなかった。都のガイドラインを見ても、もちろん電話が繋がる前提で書いてあるし、詰んだ・・・と思った。
発熱している人の受診を病院が受け入れきれない、といった情報も目にする。今回、近所のクリニックが受け入れてくれて、さらに感染症指定医療機関のことも教えてくれて、最終的に指定医療機関が受け入れてくれたことは本当に幸運だったんだなと思う。関係した全ての方に深く感謝したい。