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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

最初の戦闘が戦いの半分

The first blow is halh the battle

訳は私が適当に考えたものだが、これは戦争だけでなくあらゆる事業や作業に通じるのではないか。最初というのは、すべてが五里霧中の状態で、いくつもの困難に遭遇する。だが、慣れてきて様子や物事の意味が分かってくるとどんどんやりやすくなるものである。
しかしまた、戦争やスポーツでは、最初の戦闘が戦いの大半を決定するわけだ。つまり、最初の戦闘で優位に立たれると、劣勢に立った陣営が挽回するのは容易ではない。特に戦争の場合、最初五分五分だった両者が、最初の激突で6対3の戦力になると、後者は自分に倍する戦力を相手に戦うわけで、挽回はほぼ不可能である。まさに、最初の戦闘は戦いの半分なのだ。
まあ、要は「最初が肝心」ということである。会社勤務などでも、上層部は最初の印象しか覚えないから、一度底辺に落ちた人間が組織内で浮上することは非常に困難になる。それより、途中入社の人間のほうが「最初の戦闘」の印象次第で上の人間に強い印象を与えることができる。
blowは「強打、打撃、殴り合い」などの意味。訳は「最初の打撃が戦争の半分」でもいい。


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