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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

どんな犬にもいい日がある

あまり探しすぎると、どれも気に入らない感じがしてくるので、物を選ぶ場合は適当に決めるのがいい。そういう英語の諺があったような気がするが、それはともかく、このカテゴリーに載せる諺を探すのも、基準を厳しくすると何も選べないことになる。
とりあえず、こういうのはどうか。

Every dog has his day

この「day」は面白い使い方があり、ここでは「いい時(全盛期)」の意味である。
昔、「ダーティ・ハリー」の中で、ハリーが犯人に(挑発的に)「Go on. Make my day」と言う場面があり、この「Make my day」の意味が当時は分からなかったし、今でも適訳を思いつかないが、「やってみろよ。俺に大当たりさせな」という感じか。この「大当たり」はギャンブル的な意味である。
ごく日常的なフレーズでは、仕事の終わりに「Let’s call it a day」(ここで切り上げようか)と言うのも面白い。英語圏の人間はdayを幅広く使うようだ。
「お前の日は数えられたぞ」というのが幽霊が人間を脅す言葉として使われたりするが、これは「お前はもうすぐ死ぬぞ」の意味かと思う。
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