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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

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距離はいつも夢みさせる

三島由紀夫の「英霊の声」の中に、

「距離はいつも夢みさせる」


というフレーズがあり、この作品のわけのわからなさはともかく、このフレーズはいいな、と思った。同じく私の愛するプルーストの詩の一節

「人生におけるあらゆるものは日々転落していく」

と同様、明るさの中の悲劇を感じさせるフレーズである。
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