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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

成果主義(実力主義)の罠

だんだんと、社会の下級国民が賢くなってきたようだ。
実力主義と「評価の困難さ」の矛盾は昔から一部では言われていたが、現在のように一億総貧困化で、その実体が見やすくなってきたのだろう。

(以下引用)




X民「成果主義や実力主義なんて年功序列のまま賃金を上げる体力がなくなった会社の詭弁。正当な評価がされるなんて真に受けちゃダメ」→サラリーマンの共感、殺到

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■X(旧Twitter)より



おい、しんのすけ、

成果主義とか実力主義なんて年功序列のまま賃金を上げる体力が無くなった会社の詭弁なんだから正当な評価がされるなんて真に受けちゃダメだからな。


<このポストへの反応>

当たり前。
会社は「払う人件費の総コスト」が少なくなる場合のみ、その詭弁を採用するからな



会社の給与支払総額を減らすための方便。
達成できない目標を口実に減給される社員がほとんど。



新卒でまさにその詭弁に騙されて絶望した


25歳の時にはそれに気がついて年功序列が残ってる会社に転職したけど、入った3ヶ月目に年功序列が消えて評価制度に変わりました


プライム上場企業ですが、
定期昇給なくなって退職金制度もなくなって
実力主義と言いながら、評価はしたいけど枠が無いから来季ね。。。
とかが発生します。



会社生活に慣れていない若手はその辺の解像度が低いから入れ替わり立ち替わり騙されるわけだ。
ようやくピントが合ってきて「正当な評価なんてできるわけないじゃん」と気づいたときにはすでに手遅れ。



客観的且つ公平な評価をするのは難しいし、出来ても非常に高コストだから、新卒採用の段階で粒を揃えておいて、無難に年次で昇進させるってのが管理コスト的にもリテンション的にも最適な方法だったんだね。
社員は一応右肩上がり出し見通しも立てられたからローンも組めて子供も不安なく持てた。



結局のところ人事なんて好みの問題ですからね
偉い人が好き嫌いと良い悪いを区別できたら日本経済がこんな没落するわけがないって話



黙ってても正当な評価なんてしてもらえないので、自分でわかりやすい実績を積んで売り込みビズリーチするのが最近の流行りなんかな
それが普通になると、わかりやすい実績になることしかやりたがらない口だけは達者なトーシロばかりになるのだろうか



人間は完璧ではありません。
自分以外のせいにして批判ができることは実は幸せなことなのです。



今からすれば「窓際族」とか「年功序列」とか、企業が無駄に賃金垂れ流すことが社会の豊かさに繋がってたんじゃないかな




日本でもジョブ型雇用の波が広がって実力主義に夢を見る人もいるみたいですが

もし仮に正当な評価がなされたとしても、大抵の人間は無能側なので、年功序列より幸せになれるのは上位2割くらいだと思ってます
やる夫 PC 真顔



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企業の体力が尽きて社会を維持できなくなったときは否応なく制度は変わるだろうしな
解雇規制を盾に高級生活保護と化す問題はあるけど、それも含めて年功序列で一億総中流の残り香を味わえてる人は幸せだと思います
やらない夫 腕組み
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