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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

電子ゲームと学習能力

まあ、ゲーム会社がカネを出して書かせた記事かもしれないが、ゲームが頭脳を鍛えるのは事実だろう。つまり、「問題の、最短距離(時間)での合理的解決」というのがゲーム必勝法なのだから、それはテストにも対応できる思考である。これは、昔の子供の遊びとはまったく性質の違うものだ。昔の遊びは「遊ぶ時間が長ければ長いほどいい」というものだろう。「隠れん坊」など、隠れた者が最短時間で全員見つかれば面白くも何ともないし、問題解決の糸口も無いから頭脳を使わない。単に、隠れている者の「いつ見つかるか」というスリルだけである。
囲碁や将棋などの「頭の使い方」も、あまり学校の勉強への応用性は無いと思う。ゲームは、複雑な状況の中から問題解決の糸口を自分で探すのである。これは囲碁や将棋のように「定石を覚える」思考法とはまったく異なるものだ。そして、すべての学習への応用性がある。
寺田寅彦などが現代に生きていたら「ゲーム推奨論」を言いそうである。
なお、電子ゲームは老人の暇つぶしと頭の体操(頭脳老化防止)に最適であるので、養老院では「お遊戯」をさせるより電子ゲーム機を与えるべきである。


(以下引用)

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現役東大生が小学生の頃にした遊びは、やっぱり「ゲーム」でした ※画像はイメージです(taniho/stock.adobe.com)

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