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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

議論は、まず議論の前提条件の正否を確認するのが当然

まあ、こういう「どうでもいい問題」を真面目に論じるのは嫌いではないが、問題なのは「問題の前提が事実かどうか」を確かめないで論じていることだ。
これは「酸味のあるコーヒー」の場合の話だろう。私は酸味のあるコーヒー(キリマンジャロなど)は大嫌いなので、まったく買わず、酸味のほとんど無い「コロンビア、マンデリン、モカ」を好みとするが、ブレンドでもちゃんと味の「酸味、苦み」の度合いはパッケージに書いてある。
そして、もともと酸味の少ないコーヒーは、時間が経っても酸味が強くなることはまったく無い。

(以下引用)

講義後に質問に来た学生と、なぜコーヒーは煎れて時間が経つと酸っぱくなるかについて文献検索した。小一時間の調査の結果、焙煎によって生じたコーヒーの成分クロロゲン酸ラクトンがお湯の中で加水分解してカルボン酸になるからではないかということで一件落着。私としても面白い時間になった。
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