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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

童話と怪談の親近性



こういう、「子供だまし」目的のアイテムが廃棄物になったもの(表面の可愛さがはげ落ちて醜い素顔を表したもの)には異様な不気味さがある。童話と怪談が表裏の関係にある、という感じか。「うる星やつら」の「ビューティフルドリーマー」は、そういう雰囲気を上手く出していたと思う。「ファンタジーはブラックさを内包している」、という命題とでもしておこう。理屈を言えば、論理や理性を無視することの危うさや怖さだろうか。ニーチェの「深淵を見つめる者は深淵に見つめ返される」に似ている。




タンザニアの廃墟遊園地だそうだ。




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