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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

我が隣国人の精神性の考察

ちょっとはばかりがある思想なので、あまり人が読まないこのブログで考えてみる。
とある高年齢女性が我が隣国の人間についてこう書いている。

(以下引用)

なぜ、彼らが、組織を衰退させ、つぶすのかは、よくわからないけど、我が強すぎて、決して譲らず、周囲の人々を蹴落とすからかな。

それと、長い計画が立てられないみたいですね。物事を俯瞰してみることができない、できても、その知恵で、自分だけおいしい目に会おうとする。

(以上引用)

私は現実に彼の国の人と接した経験が無いのでこの言葉が彼女の主観なのか、経験なのかは知らないが、彼女の住むあたりには彼の国の人が多いようだ。一応、この言葉が正しい、あるいはおおむね正しいという前提で考察する。

彼の国には「火病」という言葉があり、それが彼らにはよく見られる現象であることを彼ら自身が認めているようだ。
一種のヒステリーだろうか。極度の精神的興奮状態かと思われる。他者との会話・精神的接触などの際に起こる発作的状態だと思うが、それは「自己防衛」であると同時に「他者を凌ぎたい」という心理だと思う。日本人だと穏やかな応答で終わるのが、喧嘩腰になるのだろう。他者からの侮辱や見下しだと感じたら、それに猛然と反発するのかと思う。
これは日帝支配下ではありえなかった反応だと思われ、逆に、その記憶が現在の「平等社会」での反作用として発生したのではないか。かつて見下げられたことへの精神的補償である。

だが、同じようにかつて抑圧された層であっても、日本の部落民には「火病」は発生しなかったのはなぜか。
まあ、そこに精神の遺伝子みたいなものを想定したらSFになるが、何か別の要素を考えるべきかもしれない。

「長い計画がたてられない」や「物事を俯瞰して見ることができない」というのは、近代まで、まともな社会組織を形成した歴史的経験が無いからではないか。つまり、上級国民と下層国民との圧倒的な文化的懸隔である。彼の国に、近代以前にまともな庶民文化があったという話は聞いたことがない。そして現代でも、純粋学究的な研究者はあまり出ないようだ。それは「無私の精神の欠如」が原因かと思う。学究的研究には私利私欲は無関係だからだ。


精神科医キム・ジョンウによると、火病は一種のストレスの病気であるが、一般的なストレス病では急にストレスが表われる場合が多いのに対し、火病では同じストレスを六カ月以上受けるという[23]。また、怒りの原因を我慢することで起きるのが特徴であるという[23]。また、キム・ジョンウは、韓国人の精神科医が集まると「火病になる人は純粋で頑固な人が多い。患者が楽天的で、融通性があり、たまには人を騙したり、悪いことを見て見ぬ振りができれば、神経症にかからないのに」という話をよくすると述べている....[24]他者への劣等感や自己に対して感じるコンプレックス、無意識の葛藤が心身の不調として現われる[25]


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