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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

「誤算の論理」の考察

児島襄の書名に「誤算の論理」というのがあって、なかなか魅力的な書名だな、と思ってたので、それを借用して「誤算の論理」つまり、なぜ誤算が生じるのか、その大筋を考えてみたい。
とりあえず、誤算に至る要素を幾つか挙げてみる。

1:過去の成功体験への固着。
2:現状認識の不足。調査への意欲不足。
3:組織内の個人や特定集団への過度の権力集中。
4:特定思想への固着。
5:所属組織や個人の利益を最優先し、その弊害を無視する傲慢な姿勢。

などが考えられる。これを集約すると、「思想の偏り」「偏執性」「全体への視野の欠如」となるだろうか。
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