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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

車のエアコンを点けると馬力が落ちる理由

エアコンの原理は、気化した冷媒ガスを圧縮して液化させます。


その圧縮をするのがコンプレッサーですが、家庭用エアコン等は電気モーターでコンプレッサーを回します。
しかし、車のエアコンはコンプレッサーをエンジンの動力で回してるのです。
エアコンを使用するとエンジンは車を走らせる動力とコンプレッサーを回す動力が必要になるのでエンジン回転が重くなるのです。
ただ、大馬力のエンジンを搭載した車はエンジンパワーが大きいのでエアコンを使用しても殆んど影響はしません。
軽自動車から1,500ccクラスの車はエンジンパワーが小さいのでエアコンのコンプレッサーを回すと負荷が重くなるのは仕方がないのです。
理屈的には、一昔前の自転車が夜間にライトを点けるのに発電機を前輪に当てると自転車が重く感じますが、それと同じようです。
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