若い女性作家数人のジュブナイル短編小説集を読んだところ、その中で複数の作家が「デニム」という言葉でデニムジーンズのことを表しており、それが今は一般的なのか、と驚いたのだが、もちろん、本来の「デニム」は布地であり、ズボンを意味してはいない。
だが、言葉は時代で変わるものである。
ほかにも、昔なら誤用とされていた言葉があったのだが、そちらは忘れた。
なお、これは別に論じたいと思うが、女性は虚栄心の塊であり、恋愛対象の選択も「その相手とカップルになることで他の女に優越できる」という心理が大きな「恋愛モーター」であるようだ。
たとえば、高校生の女子が大学生の彼氏を持つこと自体が自分という存在のステータス向上となるようなのである。(このステータスあるいはカーストの厳しさは男子の比ではなく、女子の間のいじめの大きな要因のようだ。)
一般的には相手(男)の容姿、身長、学業成績、スポーツ能力、さらには家柄財産などが「得点条項」になるのはもちろんで、性格はかなり選択順位が下がるようである。つまり、「その男の優秀さが他人(他の女集団)の目にはっきりと分かる」というのが選択条件なのであり、性格など二の次三の次のようである。
「大学生」というのは、大学生であるだけで「受験戦争の勝者であり、将来性がある」ということで、普通の女子高生にはトロフィー的存在になるのだろう。
(以下引用)
デニムの別称には、「ジーンズ」「ジーパン」「ジーン布」などがあります。
呼び方
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意味
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デニム
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綾織りの厚手の綿布で、生地の種類を指す
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ジーンズ
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デニム地または他の綿生地で作られたカジュアルなズボンを指す
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ジーパン
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ジーンズの和製英語で、ジーンズ生地のパンツを略したという説があります
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ジーン布
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デニム地を指す
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デニムとジーンズは、同じものの別の側面を表しており、現在ではほとんど同じ意味で使われています。