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独楽帳

青天を行く白雲のごとき浮遊思考の落書き帳

「よろず」の意味

togetterで、このツィートへの突っ込みが、(見た限りでは)ひとつも無かったので、今の日本人は「よろず」が「万」の意味だということも知らないんだ、と分かった。「やおよろず」は「八百万」であり、「八百」ではない。私は英語に弱いので、「八百万」をどう訳すかあやふやだが、「8million」だろうか。そもそも「million」や「billion」という単語を一度も使ったことがない。まあ、「ミリオネア(百万長者)」の上が「ビリオネア」だということくらいしか知らない。
ただし、「やおよろず(八百万)の神」は、神が非常に多い意味で、正確な数字ではない。古事記などの漠然とした印象だと、名前が出て来るのは数百程度かと思う。あるいは100未満か。ただし、山川草木、自然すべてが神だとも言える。名前を知られていない悪鬼の類も入れれば「八百万」以上かもしれない。人間の力の及び難い存在を総称して「神」と言ったかと思う。山の神など、ひとつの山ごとに神がいるわけだ。

(以下引用)

@Motosuzukisan2 英会話講師の本職が牧師で、ある時「日本は神様何人いる(多分、メジャーな宗教を質問したかった)?」っていうので、平均寿命に達しそうなじいさんが「やおろずだからエイトハンドレッド!」と言ったら、日本人の生徒たちは納得していたが、先生だけ非常に驚いていた。


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